トリツカレ男のレビュー・感想・評価
全153件中、81~100件目を表示
歌声がすごくいい
トリツカレ男
何の予備知識もなければ
観ることもなかったかもしれない
かと言って
予備知識がたいしてあった訳でもないけれども
アニメの感じが
好みではない
それだけで
興味が湧かないとしたら
その第一印象は
とても大事である
レビューを少し読んでみて
参考にできたのが良かったかも
リアルじゃない
少し幼いイメージの画風が
透明感ある歌声と
純粋なストーリーで
まるでミュージカルのように
中に入り込むことができた
様々なものにトリツカレた
ジュゼッペどけれども
その度にその道を極めるほど
ペチカに取りつかれて
ペチカの為に
ただペチカが笑っていられるように
働きかけるジュゼッペ
今までトリツカれて道を極めたものが
ペチカを助けるのに役立った
けれども
そのペチカへのトリツカれようは
尋常ではなく
心配になるほど
けれども
その純粋な真っ直ぐな気持ちが
奇跡を起こす
四の五の言わずに
観るのが良さそうだ
この愛に涙した!!映画は最後まで観なきゃ分からない そう感じる一作でした!
パーフェクト スプリングデイ!
見た目だけで映画の善し悪しは判断できない。
そう感ずる一作でした!
今日は全く期待していなかった「トリツカレ男」を鑑賞しましたよ。
この一見ミュ-ジカル風アニメ作品ですが、見た目はキャラデザイン(作風)がちょっと~ナニコレ (=_=) (^_^;) (´-ω-`)
思う人多いと思われます。私も一見なんだろなと・・・
この話は、何にでも憑りつかれる(いや、トリツカレル、夢中に成る、必死に成る、超集中的に、 前しか見ない、 他を見ずまっすぐに)男の話。
考え方によっては飽き症とも受け取れますがね。
その男が ジュゼッペ(もじゃもじゃ頭)(CV:佐野晶哉さん)。
そして、公園で風船売りの女性がペチカ(細身で痩せてる)(CV:上白石萌歌さん)。3年前に外国から母親と一緒にやって来た。
彼と彼女の出会いが成す物語なんだな。
至って普通の恋愛話かも知れません。
最初~前半は、この何にでも夢中男のバカさ加減に少々呆れてました。
ネズミと話す?? ココまで来たらアフォかいなと。
そしてネズミはシエロ。彼が語り手で話が進行。
でもこの彼の真っ直ぐな行動。見てると中々紳士的なんだなと思う様に。
一番 あ~ぁそうなんだと、感じたのは
彼女が街で見かけた 或る人を追いかけた時ですね。
それを一瞬で見抜いた彼が、彼女を笑顔にする為に
”ちょっと 今から暫く逢えない” って言って 夢中に有る事をする所ですね。
彼の誠実で真っ直ぐな愛がここに現われてきます。
彼は この事を、してあげてるとか、自分を良い奴なんだと思われたいとか
そう言うのじゃ全くなくて、ただ彼女に笑顔で居て欲しい。元気で有って欲しい想いだけがそこに在って そこがとっても素晴らしい。
シエロが 何とかして彼女に伝えるジュゼッペの事。
彼の仕草で総てを悟るペチカ。
それが分かった時、真冬の寒い寒い中なのに
心の奥底から暖かい愛で満たされて行くのが分かります。
最初、なんだこのタイトル? このキャラデザインに作風と思ってましたが
最後まで見て 総てコレで良いのだと思う様に。
中々素敵なひと時を感じさせてくれる 作品でした!
ご興味御座います方は
是非 ご友人ご家族、彼女彼氏と、
劇場へお越し下さい!!
不満だらけの集合体が上手く絡み合い昇華
絵、キャラ、音楽、CV、アニメーション・・・個人的にいうと、それら一つ一つを切り取って見たときに、何か気に入らないというか洗練された感じもしないしどれも中途半端なテキトー感さえ覚えてしまうのですが、トータル的に見ると実に見事な調和で独特のハーモニーを作り出していて非常に楽しく観賞しました。素晴らしいストーリーだったからなのかなぁなんて思うんですけど、キャラを生かすための敢えての絵・敢えてのCV、現実離れした内容を生かすための敢えての音楽・敢えての絵、などなど色々と勝手に好意的な解釈を持つほどに素晴らしい世界観が構築されていた気がします。
確かにストーリーは面白い、でもこんなにまで作風を極端なまでに独特な雰囲気に仕上げてなおかつあの演出・・・その勇気にただただ拍手です。
何かに夢中になること、自らを省みず愛を届けること
まず作画がすばらしく、これだけでも目が楽しい。
背景は水彩や油彩の絵画のようなタッチの時もあれば、
単純化してポスターのような平坦なタッチの時もあって多彩かつ大胆。
色彩もすごく鮮やかで美しく眩しい。
人物は詳細を書き込み過ぎないシンプルで独特な画風だが、
逆に想像力を刺激されて胸の奥深くまで感情が伝わってくる。
大きな声で泣いてない、笑顔なのに悲しいシーンが印象的。
歌は音楽をアピールする手段としてではなく、
登場人物たちの気持ちが高まって抑えきれずに
胸から溢れ出てくるというタイミングで出てくるので自然で、
主人公お二人の素直なクセのない歌声も
誠実なキャラクターにピッタリ合っていたと思います。
全体は、前半で提示されたいくつかの素材、エピソードが
最後にガチッと回収される構成、展開が見事。
登場人物たちの互いを想うほんとうに美しい誠実な気持ちが
重なり、溶け合うクライマックスシーンに落涙。
これから寒くなっていくクリスマスシーズンにぴったりな
アートとエンタメが見事にバランスされた、
心暖まる素晴らしい作品でした。
現実味がないからこその良作
見ようか迷ってる方向け
ネタバレなしです
他の方もおっしゃってますが作画の癖は本当に気にならないし、内容からしてむしろこれが正解だと思ってます。
作画を気にする余裕がないくらいストーリーと登場人物の内面が濃いですし、風景がまるで水彩画のように美しいのでいちいち気にする人はいないんじゃないでしょうか。
そしてなによりこの作品を観る上で抑えるべきポイントは、「大人が観て心に響く絵本に、昔ながらのミュージカル的な表現が合わさった映画である」という点だと解釈しています。
これは現実でありえないなーなんてディズニー映画を観ていて思わないのと同じ。
最後に
あなたがこの映画を見終わった後、世界が穏やかに見えることを約束します。
この作品は架空の世界ですが、我々現実を生きる人々を癒し励ます力をもっているので、どうか、どうか観てください!!!!
あらゆる愛に満ちた作品
「トリツカレ」というコンセプトの豊かさ
「トリツカレ」とは主人公「トリツカレ男」の様々なことに熱中する奇癖と、そこから派生する数々のスキルが物語をドライブしていくこと、そして当然、主題となる2人の恋愛のことでもある。だが、後半主人公が取る奇妙な選択を見ていくと…「トリツカレ」のトリプルミーニングが立ち上がってくる!すなわち、ポゼッション(憑依)であり無幻能に通じるような鎮魂のテーマ…少し奇妙なラブストーリーが、(森川智之の重厚な芝居が利いている)俄然渋みを帯び、冬から春への新生を寿ぐ祝祭的荘厳ささえ感じさせる。流行のキャラデザではないが、往年の児童アニメの風格(相棒がしゃべる鼠なのもそれっぽい)を感じさせる背景美術とマッチしていて素晴らしい。重ねて言う価値はあるが、森川智之の「ゴンドラ」のシーンは名作揃いの今年のアニメ映画でもベストシーンの一つに数えられる。
トリツカレたかった
マッチ箱チェアー
クセの強い絵柄と俳優起用に警戒しつつも、意欲作を期待して鑑賞。
それが一番の才能ということか、夢中になったことに悉く有能さを見せるジュゼッペ。(15ヵ国語すげぇ…)
すぐ上の空になり仕事もままならないのに、大量のカメラを揃えたりと金回りはやたらといい。
そして周りが有り得ないほど寛容。
風船キャッチは確かに見事だったし、ぼっちの寂しさもあったにせよ、ペチカの好感度も最初から高い。
というか、なんでペチカはよりによってギャングから金借りたんだよ。(いい人だったけど)
三段跳び、探偵、サングラス、昆虫採集、歌など、過去にトリツカレたことが次々と役に立つ。
ネズミと話せることも含め、良く言えばすべてが有機的だが、悪く言えばすべてがご都合的。
その辺を気にしなければ、純粋な恋愛ものとしてテンポよく見られる。
リアリティラインからすると児童文学なのかな。
意外と薄かったミュージカル要素も、リアリティラインを下げるために取り入れた気もした。
タタンの死に様は結構エグいし、終盤に幽霊と会話しだしたのは驚いたが。
最後に自分から壁を蹴って落ちたのは意味不明。
夢中になること、というより物事に真っ直ぐ向き合うことの大事さを伝える寓話としては悪くない。
ただ、良い方に転びすぎだし性善説に依りすぎ。
声の演技は違和感こそないが、深みもない。
歌うことを前提としたキャスティングかと思ったが、そこも子供向けレベルで曲も少な目。
作画はよかったが、ミュージカルシーンはもっとアニメ的な躍動感が欲しい。
汚れた大人には正直物足りなかった。
とりあえず治療院のヤブ医者はとっとと辞めろ。
ぜひ映画館で見てほしい
劇場で見ることで良さが増す作品です。興行は難航していますがほんとうに良作なので出来るだけ多くの人に映画館で見てほしい。見ない理由が絵柄ならほんとうに騙されたと思って試しに劇場で見てみてください。思っているよりもかなり良質な映画です。
やはり主役のおふたりとも、歌がお上手ですね
すぐに何かに夢中になる男の一目惚れを描いた、明るい映画かと思ったら、期待してたよりもずっといいお話だった。
ツイスト親分がちょい悪くらいで、基本的にみんな良い人。
トリツカレ男のジュゼッペを呆れて見てはいるけど、バカにしてるわけではない。レストランのオーナーも、なんだかんだクビにはしてないし。
大寒波の夜、ちょいちょい小出しにばら撒かれていた伏線の、怒涛の回収に、思わず前のめりになってジュゼッペを応援してしまった。
そしてタタン先生の感謝の言葉にウルッとさせられた。
昼に『ぼくらの居場所』で号泣したばかりなのに、年取ると涙腺がバカになってくる。
色鉛筆と水彩画のような淡い背景は、ほのぼの落ち着いた雰囲気に対して、吹雪は三角で凍てつくような寒さを表現。
パッと見、大衆ウケしなそうなキャラクターデザインだけど、やはり信頼と実績のシンエイ動画。
どんどんジュゼッペが好きになると同時に、うぉぉい!早く気づけペチカってなる。
ともあれ、ジュゼッペがネロにならなくて良かった。
⭐︎3.9 / 5.0
最高に美しい物語
映画レビューはほとんど書いたことがないのですが、ぜひこの作品への感動を少しでも記録したく、投稿することにしました。
物語は色々なことに夢中になる「トリツカレ男」ジュゼッペが風船売りの少女ペチカに恋をする、というものです。中盤までは気ままで楽しいラブストーリーが進んでいくのですが、途中から、この物語の真髄はもっと深く深く、何かに夢中になることやまっすぐな心の素晴らしさ、恋人や家族、友人など大切な人を想う気持ちにあることに気づかされます。鑑賞後、とてもとても温かい気持ちになりました。
主演の佐野晶哉さん、上白石萌歌さん、柿澤勇人さんの柔らかく生き生きとした歌声も本当に素敵でした。同じキャストの方々でいつか舞台でも見てみたいです。
また、作画は独特のタッチで面白いなぁと思っていたのですが、このストーリーにはこのデザインしか考えられないくらい、ぴったりでした。色や描き方も美しく、絵本の世界に入り込んだような体験ができました。
最近の映画は、上映期間も短いですが、たくさんの人に見てほしい、心からそう思う作品です。もしちょっとでも気になる方がいれば是非映画館に行かれることをお勧めします!!
今年No.1の大好きな映画に出逢えました!
何度でもトリツカレてみたい映画になりました。
予告編の音楽に惹かれて鑑賞しました。
その音楽が劇中の「ここぞ」という瞬間に流れ、涙腺を緩まされ、
音楽と物語が完璧に融合したときの感動は忘れられません。
ぜひ、多くの人に映画館でこの温かい物語と音楽に没入してほしいです。
全153件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。







