「トリツカレる事=死・恐怖だと感じ取れた」トリツカレ男 miさんの映画レビュー(感想・評価)
トリツカレる事=死・恐怖だと感じ取れた
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とにかく全ての出演者の声がよく、歌も綺麗でした。
それが勿体無い…と思うほど、出演者の皆様の無駄遣いに感じてしまいました。
予告や番宣を見て、「歌も素敵で明るい気持ちになれそう!」と思い、鑑賞を決意しました。
実際、最初から半分くらいは『明るく面白い内容』で、楽しい気持ちで鑑賞できました。
問題は後半です。
予告で「ペチカには悲しみがあり…」と言っているのは聞いてしましたが、まさかあそこまで『タタンの死』の瞬間を具体的に話すなんて…。
あそこまで死の瞬間(真っ二つに折れ…といった内容)を話す必要があったのでしょうか?
ネタバレになるから難しいのかもしれませんが、落下や血のシーンがあるなら何かしらで記載していて欲しかったです。
私自身にトラウマがあり、グロテスクなシーンや死を感じ取れてしまう内容の物を見ない様に過ごしていることもあり、
『トリツカレる事=行く末は死』
という印象で終わってしまいました。
私以外にもそういったことがトラウマの方・避けて生活している方はいるので、注意出来ればと思い、レビューを書きました。
恐らく、『取り憑かれることは可笑しいことじゃない!』と伝えたかったのだと思いますが、最後のジュゼッペがハシゴから身を投げたシーンも含めて『トリツカレるとその人の死に方まで真似しようとするのか…』と怖くなりました。
最後までペチカが気づかなかったら…と思うと、余計に『死』だなと。
取り憑かれているのがモノや行動だったから良かったものの、人間にトリツカレるのは流石に恐怖でした。
総じて、『ジュゼッペの行き過ぎたペチカへの愛』も怖く感じてしまいました。
とりあえず、歌はとっても良かったです。
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