劇場公開日 2025年10月24日

ミーツ・ザ・ワールドのレビュー・感想・評価

全18件を表示

4.0南琴奈、飛躍の2025年

2025年10月23日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

今年7月期のドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」で生徒役の一人だった南琴奈が印象に残り(あとで調べたら映画「花まんま」など以前の出演作でも目にはしていた)、本作を観る動機の一つになった。ドラマが学園群像劇であるため当然出番は限られていたが、この「ミーツ・ザ・ワールド」では主演の由嘉里役・杉咲花、ホスト役の板垣李光人と共にメインキャラクターなので、キャバ嬢ライを演じる彼女の存在感や瑞々しい魅力がしっかりと映像に収められている。

「希死念慮(きしねんりょ)」という言葉を本作で初めて知ったが、ライは自分が死ぬことを繰り返し考えていて、今ここにいるのに実在感が薄いような、どこか超然とした佇まいのキャラクターに、南琴奈の凛とした美しさがはまっている。台詞読みが一本調子に感じられる部分もあったが、あえて感情を抑えて発話させた松居大悟監督の演出方針かもしれない。

2001年の「リリイ・シュシュのすべて」でブレイクした蒼井優、2010年代に複数の映画・ドラマで主演した杉咲花、そして南琴奈の3人がバーカウンターに並んで座る画は、00年代、10年代を代表する若手演技派女優と同じ画面に収まった南のこれからの飛躍を約束しているようで感慨深いものがあった。

由嘉里の視点でストーリーが語られ、腐女子である彼女が妄想する二次元キャラが現実世界に出現する演出には、アニメ作品の影響もあり、松居監督の挑戦が感じられる。二次元キャラの出現を除くと基本的にリアリズムの描写で進むが、由嘉里がある人物と携帯で通話しているシーンで起きるマジックリアリズム的な表現には驚かされ、また感心させられた。長く記憶に残る名場面だと思う。

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高森郁哉

3.0EDがこの作品の全て

2025年10月24日
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歌舞伎町で流れていく平坦な時間をなんとなく流して見てしまった…?様な作品。
2人の違う世界観がひょんなことから交わって終わるだけの映画。

事件と言えば板垣李光人が入院するくらい。
山場を見いだせなかった俺の感性のなさに涙(笑)
面白くするなら離婚の一悶着や想い続ける者たちのジレンマなんかを入れて欲しかったです。

原作読んでたらまだ違ったんだろうけど人には薦めない。

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REGZA521

4.0由嘉里の成長物語

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

難しい

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ゆきとう

2.0心に刺さらなかった

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

金原ひとみの同名小説の映画化。
BL漫画オタクの腐女子が、歌舞伎町のキャバクラ嬢のマンションで同居することになり……、という話。
キャバ嬢、ホスト、バーのマスターなど、出てくる人がみなイイヒトばかりで、話に厚みがなく、全く心に刺さらなかった。
杉咲花はその演技力で大好きな俳優だが、今回ばかりはその演技がうるさく、ウザかった。

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ファランドル

3.5感化されていたのは、オタク女子じゃなくて、周りの人たちかも?

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

オタク女子って、全然珍しくもないし、普通だし、
キャバ嬢に出会って、そんなに人生感が変わるものなの?
と思いながら観ていました。

しかも、キャバ嬢のほうが、ちょっと、ややこしいキャラ設定で、
オタク女子が、そんなに感化されるようなこともなかったような・・・

どちらかというと、周りがオタク女子に感化されていた感じです。

ということで、ストーリー的には、あまり響く点もなかったです。
同じ金原ひとみさん原作でも、「蛇にピアス」を観た時は、衝撃がありましたけど、
それだけ時代が優しくなったってことですかね?

杉咲花さんはじめ、出演者の皆さんは、良かったです。

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GF

3.5生きること

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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chitto

3.5ラーメンと焼肉

2025年10月24日
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鑑賞方法:映画館

腐女子。
好きなことになると気持ちが入り込んで早口になってしまう
流石、杉咲花!

シアワセは人それぞれ
自分がシアワセかどうかは自分が決める

ラーメン美味しそうだったな

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M U

4.0普通をリアルに描いてるのが凄かった🔥

2025年10月24日
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まず初めに映画的な過剰演出が無いのが凄いんですよ🏆
日本映画にありがちなセット観満点の家の中やバカみたいに大声で無駄に叫んだり訳わからんセリフなどが一切無くて効果音もほぼ無く音楽も極力使わず役者の演技が自然で杉咲花に関しては相変わらずの演技ターミネーターぶりを発揮して完璧な腐女子を演じていて凄かったです💯
内容に関しては派手な場面は無いけどパーフェクトデイズのごとくスルスルと進行していきセリフでは言わずに細かい動作や顔の表現で内面の心理を表す場面も多くてどちらかと言うと映画に対して玄人な視点で観る人にはたまらない作品だと思いますよ。
あと異業種の他者との出会いを描く作品で丁重に描かれていましたね👧🏻👦👩🏻‍🦰🧑🏻‍🦱👩🏻‍🦱
あと悪い人が一切出てこないのもある意味斬新ですね👍
しかしミニシアター向けの作品なのに大手シネコンでの公開って杉咲花だからなんでしょうね🧐
最後によくある変な演出とかの寒い🥶作品じゃなくて本当に良かったです✊⤴️🔥

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

3.5幸せとは?常識とは?歌舞伎町でオタク女子がもがく!

2025年10月22日
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鑑賞方法:試写会

笑える

知的

「人が人によって変えられるのは45度まで」

▼感想
クロックワークスのオンライン試写会で鑑賞!ありがとうございました!

オタク女子の由嘉里が歌舞伎町の色んな人々と出会っていくストーリー。自分がこの作品で感じたのが幸せと心の傷。

由嘉里は作中で「幸せになって欲しい」と言葉をかけられる。誰もが幸せを求めなければいけないのか?幸せでも不幸せでもない現状維持も良いのではないか?…そんなことを鑑賞後に考えていた。由嘉里もライに幸せを求めてしまっていたのかも。

歌舞伎町が舞台ということもあり、登場する人物は大なり小なり心に傷を抱えている。心に傷を抱えてるからこそ、人は人に寄り添えたり優しくできるのかもしれない。現実の歌舞伎町はこんなに生やさしくはないと思うけど、こんな世界があってもいいなと思えた。

俳優陣は皆演技が自然だった。主演の杉咲花は「こんな一面があるのかも?」と思ってしまうくらいオタク役がハマっていた。あとはちょい役だったけど、お笑い芸人のくるまも良い役回りだった。

幸せとは?常識とは?歌舞伎町でもがく由嘉里を見てハッと何かに気付かされるかもしれない。

▼お気に入りのシーン
終盤に由嘉里が電話で自分の想いをぶつけるシーン!ここは杉咲花の表情がすごく印象的だった。

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UUU

5.0だからなんだって話

2025年10月1日
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ブレミンガー

4.0幸せの価値観は人の数だけある

2025年9月24日
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鑑賞方法:試写会

すごく良かった。
自分の好きに自信がもてる優しい世界。
幸せの価値観はそれぞれ違う。
自分を幸せにするのは自分しかいないんよ。
だからこそ個人の「それがあれば幸せ」を否定してはいけないのだ。
そしてそれをそのまま受けてくれる場所があるという幸せは何にも代え難い。

ライへの由嘉里の幸せの押し付けは、母が思う幸せの押しつけと結局は同じなのが切なかった。皆んな自分の価値観で生きてるから仕方ないのだけど。

キャストも全員素晴らしかった。
杉咲花ちゃんのファンは全員観て悶えると良い。推しに萌える花ちゃん。。いや、由嘉里が可愛すぎたわっ。推しに悶絶してても、笑ってても泣いてても、超絶早口オタトークしてても、とにかく可愛いんだわ。
そして南琴奈ちゃんよ。うちの子と同じ年とは思えん!年齢聞いて血の気が引いたわ。
今までどこに生息してたのか気になる。

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icco

3.5《推し活》試写会で鑑賞

2025年9月22日
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鑑賞方法:試写会

腐女子、キャバ嬢、ホスト、普段出会わない世界線の人達の関係性が愛おしい。分かり合えなくても隣にいてくれるだけで安心する、映画だからこそ描ける空気感が溢れ出す。優しいと苦しいの感情をダブルで味わえた。

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ろあ

4.0ミーツ・ザ・ワールド

2025年9月22日
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自分のことを好きになれなくて、でも好きになるような努力も大してしてなくて、、受け入れたいと思いつつ自分の偏見とか考えが凝り固まっててまたそんな自分も嫌で、、この作品に出てくるキャラクターたちの言葉が優しく包み込んでくれた。あの俳優さんがとても贅沢に出演してたけどキャスティング理由を聞いて納得、、解禁されるのが待ち遠しい!!!

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ゆー

3.5腐女子

2025年9月20日
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鑑賞方法:試写会

初めて聞きました。知りました。

※腐女子(ふじょし)とは、男性同士の恋愛を扱った作品(ボーイズラブ、略してBL)を好む女子

歌舞伎町を舞台に1人の女性の人生ドラマ映画でした。
腐女子が恋愛してみようと前進したり、
普段なら出会わなかったような親友、その他の友人と知り合いちょっと人生が変わり始める。

特別、面白い話しではなかったが、歌舞伎町という設定が、日常の自分の住むお庭なので親近感があり、そういう意味で楽しめました。

シネコン系ではなく、ミニシアター系の映画。
好きな方にはハマるかと思いました。

試写会、有難う御座いました‼️

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ノブ様

4.0生きるのに理由なんていらない

2025年9月18日
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ゆみな

4.0焼肉とラーメンが食べたくなる

2025年9月18日
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鑑賞方法:試写会
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さゆり。

3.0背中を押してくれる作品

Kさん
2025年9月18日
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鑑賞方法:試写会

《試写会にて鑑賞》

最初から刺さりまくりで鳥肌が立ちました。
主人公のキャラクターに共感しっぱなしです。

推しに興奮すると床バンしたり、
ひとりごとの声が大きくなってしまったり…。

さまざまな人たちとの出会いによって
見える世界が少しずつ広がっていく過程と友情に涙。

光と色合いの表現も素晴らしい。

人は決して見た目だけではわからない
生きづらさを誰もが抱えている。

「生」と「死」、人を想う感情について改めて考えました。
本日はありがとうございました。

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K

4.0杉咲花でしょう

2025年9月15日
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鑑賞方法:試写会
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またぞう
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