「なんじゃ、こりゃ〜〜! へんてこワールド全開!!」アフリカン・カンフー・ナチス2 逆襲のロボトラー ユッキー ウッキー(略して ユキウキ)さんの映画レビュー(感想・評価)
なんじゃ、こりゃ〜〜! へんてこワールド全開!!
ブラザークエイの「砂時計サナトリウム」を観に行って会場を出たら、沢山の人だかり。
クエイさんも人気出てきたなぁと思ったら、別会場で上映の本作の行列だった。
入口からどんどん人が入ってくるわ、
受付で3種(1種は定評あるハードコアチョコレート製、多分後にプレミアつくだろう)Tシャツが次々に売れる、パンフレットもステッカーもじゃんじゃん売れる。
みなさんの熱気に誘われてチケット購入、鑑賞となった。
観て思ったエトセトラ。
● 実は映画本編が終わった後、自分の本作に対する気持ちは180度変わります。これは生まれて初めての体験。これまで沢山映画を見てきましたが、今回が初体験。
うふっ
●この作品を一言で表すなら、
なんじゃ、こりゃ〜〜!
●どうなっとるんじゃ〜
ヒトラーがロボットになり復活。
舞台はガーナで、カンフーかますガーナ人、
ガッツあるオラオラ相撲力士、日本語キーワード必殺技飛び出す(これには笑った)カンフー達人、おっきなお尻振り振りするガーナダンサーたち、ついには巨大ロボ、、、
●へんてこワールド全開!!
ただ、仕上がり感や、ストーリー展開は
大変申し訳ありませんがヨレヨレのへっぽこ。
容姿に例えると、引き締まった筋肉モリモリの肉体美ではなく、愛嬌あるたるんだふくらんだポッコリおなかか。
でも、全ての映画が筋骨隆々ばかりじゃつまらないですよね、ごくたまに、ずっこけもいないと。例えば、寅さん映画の源公役の蛾次郎さんみたいな。
●ポスターは、非常に良くできてますね、
とても魅力的です。イイ感じのキャラ構成で、これはデザイナーの勝利では。(イラストは南平君じゃないよねぇ)
●エンドクレジットで、そうだったのかぁ、
ちょっとひっくり返るくらいの感覚でした。
自分には初のことでした。
本作はクラウドファンディングでの製作だったのです。
個人名やクラファン名がどんどん流れてきました。キャストが揃って嬉しそうにはじけたように支援者名を呼んでいました。ロボヒトラーが日本人名を叫んで、プラスおもしろ演出を足してました(笑)
それらの名前がどんどん現れてきて、なぜだか、ほろっとした気持ちになりました😢
名前を呼ばれた人たち、
心底嬉しかっただろうなぁ〜 😭
この人たちが作った映画なんだぁ、
すごいことだなぁ、一つの作品を作ったんだから。
ちょっと思いました、いつか自分もこんな体験してみたいかも、、、
すごい世の中になりましたねぇ、
クラファン、いいシステムが出来ましたねぇ〜!
追記(2025年7月27日)
よく通うわけではないので、おこがましいですが、
イメージフォーラムって、こんな超マニアックな作品を上映してくださり、有り難や、ありがたや、です。
ダゲレオ出版も山下宏洋さんも、
ファイト〜〜!!♪♪
(中島みゆき調で)
余談でスミマセン、
昨日は二作品を同劇場で(3時間間隔を空けて)鑑賞しましたが、
思い出してみると自分が子供の頃、うちの地元では新作でも二作品同時上映が普通でした。
映画館に行けば通常二つを必ず観ていたわけです。
例えば、サイコ2とジョーズ3とか、ランブルフィッシュとフットルースとか。アマデウスとインドへの道も一緒に観ました。
どんな異色な組み合わせだろうが、続けて2本観るのが普通でした。懐かしい思い出です。
