「ハンター用?ククリナイフじゃね?」サターン・ボウリング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ハンター用?ククリナイフじゃね?
相続でボウリング場オーナーとなった刑事と、そのボウリング場の支配人になった腹違いの弟と、町の墓地で死体が次々にみつかる連続殺人事件の話。
猟友会メンバーでボウリング場経営者でもあった父親が亡くなり相続したギヨームが、前科こそないが暴力的でプータローの弟アルマンをボウリング場の支配人として雇って巻き起こっていくストーリー。
運営に口を出さない条件とはいえ、収益目標とか報酬とかの話しも無しですか?な慌ただしい船出から、予想通り鼻高々で勘違いした様子をみせるアルマン…と思ったら、どんな癖だよ!
そして1ヶ月後、墓地から埋葬されていない遺体が!となって行くけれど、観賞者的には誰が犯人かわかっている訳で、犯人捜しのサスペンスでは無いし、猟友会と活動課のVS物語でもないし、もちろんその間を取り持つギヨームをみせる訳でもないしw
ということで刑事と犯人がどう交わっていくかをみせる、ちょっと変わった物語で、ラストは急に駆け足だし妙にあっさりだったけれど中々面白かった。
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