劇場公開日 2025年9月5日

九月と七月の姉妹のレビュー・感想・評価

全20件を表示

3.5謎に怖い

2025年9月19日
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鑑賞方法:映画館

中盤まで何のジャンルなのかわからなかったが、学園ものというより家族ものなのかな
相互依存なのかな、ちょっとわからないが性格的には嵌りやすい組み合わせなんではないだろうか。

ちょっとした矛盾はあるが、面白いテーマではないだろうか
愛と支配と洗脳という感じか

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アモルフィ

4.0サラッとした脂まみれヘンテコ映画

2025年9月17日
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鑑賞方法:映画館

大好きなヨルゴス・ランティモス監督作品に出演してるのを何度か見たことがある嫁のアリアン・ラベド監督の長編デビュー作。さすが嫁。旦那の初期作品の雑味多めなキレ味を踏襲しながらもぶっ飛んだ感じは旦那以上。
今までヨルゴスたんがアタオカだと思っていたけど、きっと実際は嫁の方なんだろーなーと感じさせる。(←もちろん褒めてる)

結局お母さんがあれだけこだわってた子供の頃のお揃いのお洋服を着させてお写真撮るのはなんだったんだろ…

サイモン・セズのルールを知ってる前提で話進んでるけど、(特に日本では)そんなメジャーなゲームだって思わなかったからみんな知ってることに驚いた。

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らまんば

3.5従ってしまうタイプの不思議なリアル感

2025年9月17日
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鑑賞方法:映画館

主従関係の強い年近姉妹と写真家であるシンママの話。

意外と映像に味があった。淡々と進む過程も心地良さがある。母親の各エピソードと、妹の彼の話も軽く面白い。
核心のシーンの編集は不思議なコメディ感を感じた。

映画として悪くないけど、原作自体の話の深掘り具合も気になった。

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石岡将

4.0Yorgos says...?

2025年9月14日
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鑑賞方法:映画館

共依存姉妹のストーリー。
これは最後まで観ないとわからないけど、ラストシーンで全ての言葉や行動がストンとハマる。
セプテンバーの試すような物言い、ジュライの従順であろうとする眼差し。
確かにそれまではジュライを守ろうとする強気なセプテンバーが、いつの間にか支配的に見えるようになってしまったのは、あの地点でジュライが、縛られてしまったからなのなだろう。
いや、縛られることを選んだのか…
その辺りの描き方が素晴らしいと思った。

ポスタービジュアルはランティモスの『籠の中の乙女』を彷彿とさせ、途中で変なダンスをするのもランティモス風味。
ちょっと縛られすぎなのか、わざとそれを狙ったのか…
これはまさかYorgos says...?と思わせてしまったところが残念だけど、あえてそこを狙っているのなら、監督は凄すぎる…
ランティモス好きはきっと好き。
スッキリは、しないけどね。

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hanako

4.0妹を救う姉が、妹に巣食う

2025年9月12日
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鑑賞方法:映画館

怖い

斬新

心の支配がホラー映画のように描かれています。人種差別、偏見、スクールカースト下での日常的な虐待、妹を過酷な状況から守ってくれる強くて頼もしい姉。だが、それを因果として絶対的服従を強いる悪魔的な性質を宿す姉。物理的に距離を置いても、恋人ができても、姉からは自由になることができない。心に巣食う姉はどこまでも膨張していく。妹の心が自由になるにはどうすれば良いのでしょうか。強くならなければ、姉から自由になっても次は母親が。ループが怖いです。

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TT

4.0強力なギリシャ監督夫婦の完成。

2025年9月11日
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鑑賞方法:映画館

原作未読。
ポスターがヨルゴスランティモスの「籠の中の乙女」風だなと思って本作見たんだが、色々繋がってびっくり。監督の女性は元役者で「ロブスター」にも出てるヨルゴスの奥さんなのね(フランス人、ギリシャ産まれ)
話も似た支配関係(親と子、姉と妹)をベースにしている。
「籠の中」は少し変なユーモアあったけどこちらは無いな。セプテンバーが言う「ライフが無くなる」はおそらくゲーム出典だ。

ネタバレになるから書けないけど後半破滅的になるセプテンバーが怖い。

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masayasama

4.5なかなか暴力的な映画だった。実は母親にも問題がありそうだったことも...

2025年9月11日
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鑑賞方法:映画館

なかなか暴力的な映画だった。実は母親にも問題がありそうだったことも見えてくる。死の衝動に取り憑かれる主人公。

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Emiri

3.0ホラー?

2025年9月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

ドキドキ

姉が9月生まれ、妹が次の年の7月生まれ、と10カ月違いで、幼い頃から常に一緒に過ごしてきたセプテンバーとジュライ。我の強い姉と内気な妹は支配関係にあり、セプテンバーの指示にジュライが従い、命令どおりにできなければジュライのライフが減る、というゲームをしていた。その後、姉妹は母とアイルランドの亡父の家に引っ越した。新しい生活のなかで、ジュライとセプテンバーは近所の若者と交流を持つようになり、また命令ゲームもジュライ自身を傷つけるような事も起き・・・さてどうなる、という話。

学校で変人扱いされてた姉妹。
プールのシーンでわき毛モジャモジャの女性は珍しいなぁ、って思ったし、みんなからも汚いって言われてたのが印象に残った。
お母さんも寂しかったのかパブで男を連れ帰り、口で気持ちよくしてもらい、お返しに手で抜いてあげた。
アイルランドの人ってあんなので満足なのかな?不思議だった。
地元の若者とセッ○スしたのはジュライ?セプテンバー?途中で顔が変わった様な気がしたけど。
結局、これホラーだったのかな?セプテンバーはどこに消えた?死んだの?
なんかよくわからないまま終わった。

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りあの

3.0サイモンじゃなくてセプテンバーなのね 最後はどうなるのかと楽しみに...

2025年9月7日
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サイモンじゃなくてセプテンバーなのね

最後はどうなるのかと楽しみにしてたんだけど、

結構サクッとしてた

ちょっと期待しちゃったかな

お母さん、ちょっと凄かった

全然関係ないんだけど、

少女マンガの【わたしが死んだ夜】をちょっと思い出した

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jung

3.0母親にハラハラ

2025年9月7日
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2025年劇場鑑賞243本目。
エンドロール後映像無し。

姉セプテンバーと妹ジュライはいつも一緒で、学校では変人姉妹と言われからかわれている毎日。こういう時妹に障害があって、姉がしっかりしている設定が多いと思うのですが、どうも姉の方がヤバくて大人しい妹はそれに付き合わされているだけの印象。映画が進むにつれ命にも関わる、支配とも言える関係になっていくのですがちょくちょく出てくる母親が全然ストッパーになっておらず、こんなヤバい姉と一緒にして放置したらダメだろ、なんにも気づかないのか、とずっとハラハラしていました。まぁ結局この母親も・・・という感じでした。

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ガゾーサ

3.5呪縛

2025年9月7日
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英語のゲーム:Simon says〜をもじったんだろうけど珍しく邦題、原題ともよく出来てる
決定的なシーンは敢えて?無いので姉の討入やなんかは想像にお任せします、だった 最初からずーっと死亡フラグが立ってるような感じ でも結末は意外だった。きっと最後は...
ところで姉は毛色違ってたが🇮🇳系の方達それも何か意味があったの?

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ゆう

3.0二人姉妹だからかな

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

怖い

カワイイ

原題がいいと思った。"September says ..." が映画を見終わってからもずっと頭の中で響いていた。妹のジュライの頭の中もそうなってしまったんだろう。

二人が並んで踊る様子はヨルゴス・ランティモス監督の「籠の中の乙女」を思い出さざるを得なかった。そこは意識的に変えた方が良かったように思う。ジュライが性的なことにとても関心があるように思えたけれどそれもセプテンバーの指示があったから?そのあたり少し寝落ちしてしまったのでよくわからなかった。母親に顔がよく似ているのは妹の方だ。母親の性格は姉へ。二人姉妹の関係は難しい気がする。三人、四人姉妹だと力関係も個性も分散するのでそんなに密着したり対立しないと思う。友人関係も奇数がいいな。偶数、とりわけ二人の友情・友人関係は「ひとつ」あれば十分。

小道具、衣装、部屋やキッチンなど面白い映画だった。例えば左右が異なる色や素材の靴下を履かせるとか、おばあちゃんの服を着る着ないを匂いで決めるとか。細部がとても楽しく可愛かったので、もう少し何かあったらな、と偉そうに思いました。相変わらず暑くて湿度が高くて頭がぼーっとしている自分に問題があるのだ。9月なのだからそろそろ涼しくなって欲しいです。

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talisman

2.0マダガスカル?

2025年9月6日
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悲しい

怖い

驚く

少し様子のおかしい同学年で15歳の年子姉妹セプテンバーとジュライの話。

変人姉妹と同級生に疎ましがられ嫌がらせを受けるけど、黙っていない姉セプテンバーが内気なジュライを庇う関係。
そして仲は良いけれど2人の時にはジュライはセプテンバーの言いなり状態というイビツな状態で展開していく。

同級生たちとの間にちょっとキケンな香りを醸しているのにおバカジュライが…そしてとうとう!?

ただでさえテンポが悪いのに、中盤妙にダル〜い時間が続き、赤食以来久々にそういうプレイを始めたとおもったら、大した種も蒔かずにそういうこと!?
しかも何すかそのマヌーなネタばらし(*_*)

まあ、意外って言えばそうだけれど、元々がイッちゃってるからなんだかね。
テンポも含め、もうちょい上手くみせてくれたらねという感じ。

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Bacchus

3.0ラスト15分ぐらい前から衝撃展開

2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

あらすじ読まず、ジャンルすら知らず、情報をシャットアウトして観ました。

女の子2人の、どうでもいいような日常を延々と観せられて、いったい何を観せられてるんだろう…と思っていたら、ラスト15分ぐらい前から衝撃展開。

このラスト15分ぐらい前から最後までが面白いんだけど、それまでの大部分は、どうでもいいような内容だったので、この評価。

まあまあ(笑)

終わってから気付いたけど、監督はヨルゴス・ランティモスの奥方アリアン・ラベドです。

そう知ったら、たしかにエキセントリックな感じだったなと(笑)

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RAIN DOG

2.0何を観させられてるのかよくわからない

2025年9月6日
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1から10まで全部を説明される映画は鬱陶しいけど

ここまで何も説明されないのもそれはそれで鬱陶しいな

何故?の部分がとにかく説明されない

ラスト近辺に
考えてみたら割とありがちな仕掛けがあるんだけど

そういうタイプの作品じゃないと思ってたから意表を突かれた

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龍神

3.0急に怒涛の展開に!

Kさん
2025年9月6日
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鑑賞方法:映画館

支配するする姉とそれを受け入れる妹。

後半、予想外の展開に驚きつつ、
一気に引き込まれました!

『関心領域』のジョニー・バーン氏が
デザインしたサウンドが流石すぎて
不穏感がさらに強調されていました。

リピートしてもっと掘り下げたい。

「September Says...」を聞きながら
「本当はあなたがなるはずだった」という
言葉の重みも再確認したいです。

母親の二面性も姉妹と通じていて見事な表現方法!

お部屋のインテリアにも魅了されました。

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K

3.0夫唱婦随

2025年9月5日
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鑑賞方法:映画館

初公開時の『籠の中の乙女』(ヨルゴス・ランティモス監督 2009年)を彷彿とさせるビジュアルに、不穏な趣を感じさせる。〈妹を支配する姉〉という関係性に、どこか超然とアートの〈被写体〉扱いする母親。姉妹の迷妄と現実が、混濁し続ける物語は、後段からその倒錯を、観客に映画的に仕掛けてくる。これじゃあまるで!という真相は、この作品のアリアン・ラベド監督はヨルゴス・ランティモスの公私にわたるパートナーだったとさ。

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t2law

3.0不思議な映画・・・

2025年9月5日
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鑑賞方法:試写会

知的

ひと足先に「九月と七月の姉妹」を見てきました。本作品が原作が話題になり映画化されたのことですが、本作品、大変に不思議なんですが、ブライアン・デ・パルマ監督作品の「悪魔のシスター」を彷彿させるような作品で、私的には、「キャリー」も思い浮かべました。本作品を見ていると、ホラーにした方がいいんじゃないと思わせるのですが、ホラーにはならなく、姉妹の何とも奇妙と言ったいいのかな、姉妹の間の愛情とも言いましょうか・・・家族的な間のお話とでもいいいましょうか・・・

原作を読んだ人なら、すんなり内容に入れるんだろうけど、原作を知らずに見た私は、冒頭からお話が進んでいく過程で????ばかり・・・・ま、最後に「あっ、そうなんだ」となるんだけど、もしかすると、1回じゃ、理解出来ないかな・・・

ちょっと、難解でもあり、不思議な内容になっています。

何でも、ホラー映画のオマージュ的な要素も含まれているので、「悪魔のシスター」を上げたのは、決して遠い勘ぐりではなさそうです。

しかし、邦題のタイトルも本作品を見ると分かるんですが、原作のタイトルなどを含めて、よく考えたかな・・・・

本作品、感想に少し困るよな・・・見た人によって捉え方も違うだろうし、原作を読んだ人にも、捉え方があるだろうし・・・

ちょっと不思議な内容でした・・・・

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sally

3.5音の怖さ

2025年9月4日
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鑑賞方法:試写会

試写会にて鑑賞。

共依存の姉妹。支配する姉と弱気な妹。と言いつつ二人とも十分サイコな姉妹。好きな男子への遠慮のない視線や行動、それを囃していじめるクラスメイトの中心は車椅子の少女。母はデザイナー?でなぜか小さい頃の服をずっと姉妹に着させて写真をとる。事件後引越しした先では美女と崇められ、新たな恋を始めるも。。な妹。みんなちょっとずつおかしい。

シーンとしての怖さはそんなにないが、気味悪さや不快なシーンはちょこちょこある。そして何より音が怖い。関心領域の音響さんと聞いて納得の怖さ。やめて!って叫びたくなる。追い込まれていく感じ。

そしてこの不思議な二人、特に内気でちょっと頭のおかしい?妹の演技が演技に見えず。すごいなあ。。

原作では父も出てきて、セプテンバーの心情の変化なども出てくるらしい。映画はそれを説明せず汲み取る感じ。最後サプライズもあるが、それがなくても不気味さを楽しめた。

September saids..
Silly July.

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alvo

4.0主従関係を“絆”とする姉妹の哀しさ

2025年6月11日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

驚く

ドキドキ

わずか10カ月違いで生まれた気の強い姉と内向的な妹。常に姉に従う立場の妹が、学校で虐めを受け続けた事をきっかけに…
ヨルゴス・ランティモス監督のパートナーの初監督作という宣伝で、一筋縄ではいかない内容ではと察していたが、いざ観たらやっぱりその通り。粗筋を説明するセリフの省略、中盤以降から発動する観る者の心をざわつかせる音響(『関心領域』のスタッフが手がけたと知り大いに納得)、そして何より絶対的な主従関係にある姉妹のミステリアスな存在に至るまで、作品全体がなんとも言いようがない不穏に包まれている。
とにかく主従関係を絆の証にしていた姉妹の姿が哀しさを誘う。彼女達がカースト制度のあるインドがルーツなのも意図した事なのだろうか。ついでに言えば、妹を虐める生徒の中心人物が車いすの女子というあたりに(演じた女優自身が脳性麻痺を抱えているとの事)、「障碍を持つ者も悪さはする」というファレリー兄弟作品を思い出させた。
ストーリーの終盤にさしかかる前でオチがぼんやりと分かってしまったのが残念だが、鑑賞後に原作を読み、作者がスティーヴン・キングのファンと知って腑に落ちた。というのもストーリーがキングの某小説と重なる箇所があるし、何よりも冒頭での姉妹の振る舞いが映画化されたキング小説へのオマージュとオチの伏線にもなっているではないか。実にしてやられた。

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regency