「音の怖さ」九月と七月の姉妹 alvoさんの映画レビュー(感想・評価)
音の怖さ
試写会にて鑑賞。
共依存の姉妹。支配する姉と弱気な妹。と言いつつ二人とも十分サイコな姉妹。好きな男子への遠慮のない視線や行動、それを囃していじめるクラスメイトの中心は車椅子の少女。母はデザイナー?でなぜか小さい頃の服をずっと姉妹に着させて写真をとる。事件後引越しした先では美女と崇められ、新たな恋を始めるも。。な妹。みんなちょっとずつおかしい。
シーンとしての怖さはそんなにないが、気味悪さや不快なシーンはちょこちょこある。そして何より音が怖い。関心領域の音響さんと聞いて納得の怖さ。やめて!って叫びたくなる。追い込まれていく感じ。
そしてこの不思議な二人、特に内気でちょっと頭のおかしい?妹の演技が演技に見えず。すごいなあ。。
原作では父も出てきて、セプテンバーの心情の変化なども出てくるらしい。映画はそれを説明せず汲み取る感じ。最後サプライズもあるが、それがなくても不気味さを楽しめた。
September saids..
Silly July.
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