「目的不明の迷走ムービー」ヘルボーイ ザ・クルキッドマン シゲさんの映画レビュー(感想・評価)
目的不明の迷走ムービー
前作とは関係ない様でヘルボーイのバックグラウンド
新人エージェントのジョー、所属組織やらの説明は一切なし。
なので初見の人は続編と勘違いするのでは。
さて冒頭に列車で搬送していたデカい蜘蛛が突如脱走し
ヘルボーイと格闘の末貨車ごと脱線転落。
残念ながら1番盛り上がったのはここまでの15分。
追っていた蜘蛛を見失ない逃げ込んだ坑道に追って行くのかと
思いきや本部への連絡をするため最寄りのど田舎の民家に到着。
当然電話などの連絡手段はないので蜘蛛の件はここで詰み。
しかしたまたま聞いた魔女の話に食いつき話は一体どこへ?
ここからどうしたいのか迷走が始まり魔女に出会ったり
その元凶の悪魔(?)が出てきたりと壮絶バトルを期待すると
肩透かし。全然盛り上がらないまま逃した蜘蛛を
大した苦労もせず偶然確保して一件落着。なにこのオチ。
全体的に暗くて分かりくい画面作りで制作側は超クールな
ダークファンタジーを撮ったつもりかもしれんが観客は睡魔と
戦うことを強いられる退屈でつまらない迷作爆誕。
ミラジョヴォ編が名作に思えてきた。
やっぱりこのシリーズはギレルモデルトロの旦那に任せとけ。
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