V/H/S ビヨンドのレビュー・感想・評価
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こういうのでいいのよこういうので
本物かと思うくらい凝った着ぐるみの宇宙人が出てくる一方、チープすぎるCGの怪物が出てきたり、めちゃくちゃシリアスな未知との遭遇かと思いきや、グロい獣人が宅配泥棒襲ったり、ホラーに求めるあらゆる要素を幅広く寄せ集めた、いい意味で闇鍋のような作品。
オチがもうちょいインパクト欲しかったけどそれ以外の全てが完璧。
エンディングの曲も配信してほしい所存。
玉石混合
タイトルで勝手に去年観た「映画検閲」の続編だと勘違いして鑑賞、結果全然別物だったw
ゾンビ屋舗でドンパチとかスカイダイビング途中で凶悪エイリアン?と遭遇してワーキャーだとか、イカれた愛犬家が人を犬に魔改造するMr.タスクのジャスティン・ロングがかかわってる奴とか、好奇心旺盛なおねーちゃんがUFOに乗り込んで色々あってクリーチャー化する話とか全話VHSで撮影された体のSFホラーオムニバスだった。
シネマート新宿で鑑賞後図らずもモロゾフだか何とかスキーを名乗る映画ライターの座談会あって若干お得な気分だった。結構カルト的な人気シリーズだった模様。
結論:悪くはない。
楽しかった!
短編ホラーのオムニバスと言う大手シネコンではなかなか上映されていないジャンルの本作。
1作目は荒削りながらも次作へ期待の持てる佳作。2作目は素晴らしい出来の傑作。3作目は…。
本作では宇宙と未知のテクノロジーがテーマで、どの作品も過去作に比べてグッとレベルが上がっていてテンション高め。
特に2本目の新進気鋭の女優の話が斜め上の方向にぶっ飛んでてお気に入り。オカルト方面への伏線はなんだったんだ(笑)と家で見ていたら間違い無く声を出して笑っていた。
日本未公開のシリーズも公開されるようなので、このまま全シリーズ収録のBD-BOXが発売されて欲しいものである。
Skypiel
VHSの映像を繋ぎ繋ぎで綴っていくオムニバスホラー、過去作は観てないんですがまぁ大丈夫だろうという感じで鑑賞。
なかなかの掘り出し物でした。
それぞれ独立しているのでエピソードに差はありつつも、どれも短編でしか味わえない濃いものが揃っていてキャッキャウフフな仕上がりになっていました。
1本目 ☆3.9
シンプルなPOVホラーで、エイリアンがめっちゃ襲ってくるからバンバン撃ちまくるわ、チェーンソーで切り薙ぎ倒していくわ、とんでもないエイリアンがこんにちはしてくるわで景気が良いやつです。
オープニングアクトとしては最高の出だしでした。
2本目 ☆4.4
インド映画の枠組みに進出した挑戦作。
インド映画特有のダンスをやってみせたかと思ったら、ルッキズムの話やお金の話が絡んできて、そこから黒魔術が顔を出してからの覚醒からのスパートの掛け方は中々にエグかったです。
容赦ないゴア描写に大量殺人、ギラッギラした映像からお出しされるフルパワーさに魅了されました。
強いていうならもっとゴア描写を映してほしかったです。
インド映画でこのテイストでやられたらたまったもんびゃないだろうなぁ。
3本目 ☆4.6
5エピソードの中では1番3本目が好きです。
未知との遭遇を空でやってしまったがために、UFOが飛行機に激突して、スカイダイビングせざるを得ない状況になった緊迫感がたまらないですし、地面に落っこちてからのカオスっぷりも最高でした。
スカイダイビングのサポートの人が大変なことになっていたり、他の人たちも大怪我を負ってたり、飛行機の破片がバンバン落ちてきたりってだけでも大惨事なのに、めちゃいかついエイリアンが爆速で追ってくるわ、グッチャグチャに引き裂いていくわ、煽りプレイまでやってみせるわ、謎の顔からビームが必殺技じゃないんかいというツッコミどころもあるわ、主人公ポジが乗り込んだ車の運転手と揉めて、運転手は捕まるわ、主人公ポジは指が弾き飛ばされるわでもうまともな目に合ってないのが面白すぎました。
もう宇宙まで飛んでいくのも楽しすぎます。
4本目 ☆3.6
改造犬人間の話で、今作のテーマからはだいぶ離れているヒトコワ系の話で、1個前のエピソードからしたらだいぶ弱めにはなりましたが嫌いではありませんでした。
どう考えても首突っ込んだらアカン人間のところに首突っ込んで失言もしたらそりゃ犬人間にされるよ(暴言)。
自業自得っちゃ自業自得だけど、こんなイカれ人間野放しにしてる方もしてる方だなと。
これはある程度長編で観たいやつでした。
5本目 ☆3.1
ヘッドライナーがこれで良いのか?ってくらいには1番微妙でした。
UFOにのめり込んだ女性が、見つけ探し回ったUFOに乗り込んだら大変な目に遭うってだけなので、独り言が延々と垂れ流されるのでなんとも言えない仕上がりになっていました。
序盤からグダグダやっていたので、短編でそういうのはやらないでほしいのになーとは思いつつも、こういう手癖なのかなと渋々納得。
怪我を速攻で治す光は魅力的だった。
一応根幹としてのストーリーに沿って進んではいくんですが、何本かはUFOとか関係ないね?とはなったりもしましたが、まぁそこはご愛嬌ということで。
過去作も見てみたいですし、'94もやるみたいなので気になっています。
オムニバスホラーの面白さに気づける一歩目として良かったなと思いました。
鑑賞日 7/9
鑑賞時間 14:00〜16:00
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