牙狼 GARO TAIGAのレビュー・感想・評価
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ネタバレあり!観てから見てください!
20周年&映画10作品目の今回は大河の魔界騎士なりたての頃のお話。
初代牙狼を知ってるとニヤッとする要素あるかな?って思ったけどラストに阿門法師が呼んでる以外特に無し…。
パチンコから牙狼を知った人の方が多いかも知れないけど、牙狼は魔界騎士最強の称号…これが多分1番この物語のネックになってると昔から思う。
これで最強だったら他の騎士どうなんの?とか苦戦し過ぎじゃないか?とか継ぐと言う設定上若くして牙狼になるから経験不足は実践経験積むことで最強になっていく…とか。
大体映画だとホラー戦が3戦くらいあって、初手楽勝、二手苦勝、三手苦戦からの逆転となる流れが多い。(やっぱこのせいもあって最強とは?ってなっちゃう)
今回の映画で冴島家独特なのか大河、鋼牙、雷牙の親子3代が父親は幼い頃に側から離れて母親は幼少の頃に亡くなるか居なくなると言う壮絶な話が追加されていた。
寿命と引き換えに未来視や四神の力を使ったりしつつ今回のボスも元人間が闇落ち。
魔界道とは違うけど某フラッシュみたいな光速走りなんかもありw
あと烈火炎装多様する所は親子なんだなーって(パチンコオリジナルの技多いけど原作そこまで技なかったのもあるけど)
終盤でアジト向かう所とか最後のバトルの時に轟天居れば乗りそうなのに麒麟に乗ってたのはまだ駆け出しで轟天貰ってなかったからかーとか初代とか見てると思う部分もあり!
総じて牙狼周年記念として楽しい仕上がりでした…が、最後に…白虎の子供との感動の再会の場面で何でゴンザw
再会して泣きそうになったけど…え!?ってなって泣けなかったw
親子3代に仕える執事なのになんで白虎の子供なのかと…w
劇中には話でてこなかったけど少なくとも成人してる大河の状態で御高齢の白虎の息子が亡くなって転生したとしても大河より歳下だし色々無理があるのでは!?ってなっちゃいましたね…。
多分友情出演くらいの感じだと思うけど(エンドロールには名前あったけど、映画の告知キャストにはなかったので)
監督やってるなーって思った今作の映画でした。
大河がいた
テレビシリーズで見ていた渡辺裕之の大河の若い頃のストーリー。
北田さんが若い人の大河そのもの。
違う人だとわかってるのにすんなり受け入れられるのがすごい。
浪岡さんの白虎のチャーミングさと優しさ。
吹奇の神嶋さんもかわいい。
蛇道の瀬戸さんは美しい。
手下の2人は早々に退場するのだけどイケメン。
丁寧に作られた牙狼の世界、設定的にはおそらく昭和な年代なのかな大河の若い頃の話、でもはっきりとは見せない。
初めての方でも特撮が苦手でなければ牙狼を見たことなくても楽しめる。
最後に出てくる画家は牙狼のテレビシリーズ見てたらおおっ!と思うあの人の若い頃。
エンディングの最後で泣ける。
やはり牙狼は素晴らしい
20周年記念作として作る映画には色々な方向性があると思うが今作は初代主人公の父の若い頃を描くという決断をした。
もちろん製作上の様々な判断もあるだろうが、その結果シリーズファンにとっても牙狼初心者にとっても観やすい作品に仕上がっており、ベストな選択であったと感じる。
登場人物の殆どが新キャラクターとなっているが雨宮監督独特のセンス抜群の世界観と洗練されたアクションさえあればそこにあるのは牙狼である。肝心のストーリーも想いと継承を正面から描く牙狼の王道を行くストーリーになっており「牙狼を観た!」という満足度がとても高い。
今作の若き日の大河はどの視聴者にとっても初めましての存在となる。それでも「鋼牙は父のこういうところに似たんだな」とも「ここは雷牙に受け継がれたんだなぁ」と思うところがあり、懐かしさも感じる。何より演じる北田さんのふとした表情が渡辺さんを思わせることもありちゃんと知っている大河なんだと感じることができる。各種媒体を見るにかなり苦戦しながら演じられたとのことだが表情に所作、アクションどれをとっても北田さんの大河は私の心を震わせるには充分な魅力があった。私には俳優さんの演技自体を評論できるほどの知見はないが大河役が北田さんで良かったなと心から思う。是非ともテレビシリーズを作ってほしい。
今作大河と行動を共にする魔戒導師の吹奇もとても素晴らしいキャラクターだった。既にガロの称号を持つ黄金騎士である大河はある程度完成されたキャラクターであることもあり、成長要素は吹奇に集約されていたように思う。力だけでなく心の面でも葛藤を見せる吹奇の姿には引き込まれるものがあった。ここも監督の演出と、なによりも神嶋さんの表情がとても素晴らしい。吹奇の最後の大河へのメッセージで思わず涙が堪えられなくなってしまった。とても良いキャラクターだったので再登場を期待している。
今作は好きな俳優さんの1人である浪岡さんが出演されることも楽しみの一つであったが、彼が演じる白虎は期待を遥かに超える素晴らしいキャラクターだった。白虎は大河の過去にも大きな影響を与え、吹奇の成長にも大きく寄与する。人智を超えた存在だがどこか気さくで気を許したくなる不思議なキャラクターだ。それの大部分は浪岡さんの素晴らしい演技のおかげだと思う。浪岡さんは普段は険しい表情の役が多いが、今回笑顔の良さを再認識することができた。
今作我らが魔戒騎士に立ち塞がるホラー・蛇道は雨宮監督の美的センスが爆発したとにかく美しい存在だ。おぞましい能力や震えるほど高い知性も兼ね備えた強敵だが、それらを凌駕する美しさに目を奪われる。公開前より瀬戸さんの抜擢には納得感があったが、物語の終盤に明かされた蛇道の過去を聞いて「なるほど、この人選になるな」とより深く頷けた。
他にも語りたいキャラクターがたくさんいる。
そんなキャラクターたちを通して牙狼の王道たっぷり味わうことができるのが今作の魅力の一つ。
どのメディアで見てもきっと面白いがスクリーンサイズが最も楽しめると思うので、上映館は少ないが少し無理してでも行く価値は多分にある。
最後にJAM Projectはいつも通り最高の良い仕事をしてくれた。映画を観て以来毎日繰り返し主題歌を聴いている。これからも牙狼の主題歌を歌い続けてほしい。
こじんまり
20周年のわりにはこじんまりとした作品だなぁ、と感じた。内容も今までの映画と比べて何かスケールが小さいなぁ。予算の都合だろうか?
アクションは牙狼の鎧を着る必要があるのか?と思うくらい素面のアクションが多く、これも技術が向上したからなのか?
元主人公の父親の若い頃の話なのだが、時代性が見えなかったのは残念なポイント。そういうの、意外と大事だと思う。
実写映画で出崎監督の様な止め絵演出が見れたのはビックリした!
個人的には、牙狼はもっと闇が似合う物語だったのに…と。
スターウォーズで例えたら、アナキンが暗黒面に堕ちないエピソード、かなと。
かなり面白かったです。第一期からの初代主人公・冴島鋼牙の父親の冴島大河が主人公と言うスピンオフ的なストーリーで、だからこそなのか、牙狼を見たことがない人たちでもわかりやすい内容だと思います。
変身ヒーローである魔戒騎士の大河が強くてカッコいいのは勿論、ヒロインの吹奇は魔戒導師と言って、サポーター役みたいな存在ですが、結構、彼女も重要人物なのが、見ていたらどんどんわかっていきますね。
吹奇と大河の親と子供について談義するシーンが中盤にありますが、やはり父が主人公だからなのか、親と子供が離れ離れになって再会するのは本当に良い事なのかと、じっくり話し合うのが考えさせられましたな。
星-0.5なのは最終決戦の演出について、敵の蛇道が蛇道龍になるのですが、フル3DCG映像が良かったなーと、それだけですかね。繰り返し見て慣れれば問題ないかと。
最後にまだ見てない方々には、父親の大河を演じてたのは渡辺裕之さんなので、その方が亡くなられたための追悼作品的な意味合いもあるので、エンドロールは最後まで見ることをお勧めします。
牙狼好きもアクション好きも楽しめる。
待望の冴島家シリーズ最新作ですが今まで映像化された中では時系列的に最初の話だと思うので皆さんおっしゃられるように牙狼シリーズの入り口として最適な一本だと思います。
役者さんは皆キャラにいい感じにハマっていたと思います。
内容は牙狼らしいストーリーなんですけど今作はいつも以上に家族愛にフォーカスされてる気がしました、離れて暮らす自分の家族に久しぶりに会いたくなるそんな映画でした。
アクションシーンはCGがいつもより控えめなんですけど肉弾戦ならではの躍動感と剣戟の音がとにかくカッコよく、カメラワークや立ち回りでこんなに魅せられるんだなと思いました。
ラスボス戦の一枚絵やフルCGの聖獣達と共に駆け抜ける牙狼の姿は圧巻で、これぞ牙狼だよねと思うところも大事につくられてると思いました。
轟天ではなく麒麟に飛び乗って駆け抜ける牙狼をフィギュアで再現したいんで特に麒麟はおもちゃ化を希望します!
スタッフロールの最後の写真はグッとくるものがありました。
この先冴島家シリーズの新展開もありそうだなと思わせてくれる希望に満ちた一本。
今後が楽しみです。
久々の冴島家の物語_追記 GARO初見の人にも配慮した物語
少し、追記します。
GARO20周年で、久々に冴島家の物語ということで観に行きました。ああ、やっぱりこれが雨宮ワールドなんだなあ。
やはりGARO第1期から見ている者としては、冴島家の物語が描かれるのは素直に嬉しい。道外流牙の物語やスピンオフのアニメも嫌いではないんだけど、やっぱりそれぞれの作品によって世界観が異なるので、初期からのファンとしては初期設定に近い今回のような作品を見ると安心できる部分があります。
さて作品の感想ですが、相変わらずアクションは素晴らしい。見終わってからGAROのスーツアクターを初代の大西さんがやっておられたということを知って納得しました。今回CGは少なめだったと思いますが、これはこれで良かったんじゃないでしょうか。
キャスティングも良かったと思います。大牙役の北田祥一郎さんは、若き大牙のイメージによく合ってると思いました。なんとなく、1期で大牙を務めた渡辺裕之さんのイメージが重なるところがあるし。ヒロインの神嶋里花さんも良かった。今回、若き頃の大牙を描くということで、もしかしたら鋼牙の母がでるのかな?と思っていましたが、さすがにそこまであざといことはやりませんでしたね。ホラー役の瀬戸利樹さんもいい雰囲気。白虎役の波岡一喜さんはさすがの安定感ですね。そして、まさか蛍雪次郎さんがあんな役で出てくるとは・・・。
他にも、GAROシリーズ第1期へのオマージュがあって、初期からのファンとしては楽しめました。ラストに出てきた画家さんは、もしかしてあの人の父親かな?もし、この話の続きがあるとしたら、あの画家さんの再登場もありそうですね。
GARO第1期からのファンも楽しめますが、これがGARO初見の人であっても楽しめる作品になっているのではないかと思います。
追記:この映画では「黄金騎士」とか「GARO」という単語が出てきませんでした。これは、GAROが初見であっても楽しめるようにとの配慮だったのでしょう。そして、これまでの映画やGAROの続編と比べて明らかに異なるのが、GAROの鎧が新たな形態に変化したり、心滅したりしなかった事です。本来、黄金騎士は魔戒騎士の最高峰なので、そこまでしなくとも十分に強いはず。そんな黄金騎士が人の想いで変化したり、心滅により力を得るというのは、特別なことだったはずですが、それがシリーズを重ねるうちに、変化することが普通になってしまった。それが悪いとは言いませんが、ある意味、少年ジャンプ的な力のインフレに陥ってしまったようにも思います。
この映画では、大牙の鎧は変形しませんし、心滅もしませんでした。四神の力は借りましたが。これこそ、魔戒騎士の最高峰である黄金騎士の戦い方、とも思えます。
この話の続きを、テレビシリーズで見たいですね。
牙狼20周年に相応しい作品
牙狼の称号を継承したばかりの冴島大河の最初の苦悩が山場となる戦い
1つの映画で上手に複数の物語がはっきりと動いているのが分かりやすくて良かったですね
今回のテーマは「想いは形や音となり人を支えている」となっており、牙狼の歴史を通して大事にしてきたテーマがかなり分かりやすく表現されています
また牙狼の映画は毎度特殊形態が出ますが今回は「牙狼自体の」特殊形態はなし
ですが最後に5体の聖獣の力を借りて一斉攻撃するシーンは圧巻で、墨絵とCGを活かした映像は牙狼唯一無二ですね
また主演の北田祥一郎さん、まさしく「冴島大河」です
1期12話「大河」の回の渡辺さんの顔を北田さんに置き換えて脳内再生して楽しませてもらってます
北田さんは「強さ」の滲み出るまさしく漢!って感じのイケメンで僕は大好きです
そして邪道を演じた瀬戸利樹さん
予告を見た時から、監督は邪道に性別を設定してないんじゃないのかな?と思っていました、結論完全な正解ではないですが半分正解みたいな感じだったので嬉しいです
瀬戸さんはとにかく「美しい」彼が邪道で良かったです
神嶋さんと波岡さんも紹介したいのですが長くなりそうなので今回はこの2人だけにしておきます
20周年を記念するファンムービー
私は初代パチンコからでしたけども、ずっと追いかけて来た牙狼が20年、そして渡辺さん亡き後にとても雰囲気の似ている北田さんにバトンタッチしての原点回帰、バリバリのキャストメインのアクション特撮!
いやぁキャストさん達、演技は発展途上だけども、凄い動きでアクション流石でした
そして画の撮り方がカッコ良すぎる!
内容はファンが唸る小ネタが多くて、妄想が膨らむ膨らむ!
渡辺さんの絡みも泣かせる泣かせる
クライマックスもアゲ感ありありで景気が良い!
いやぁ久久の雨宮節を感じれるとてもファン思いのある映画でした
ありがとう😭牙狼25周年もお祝いしたいです
↓ここからネタバレる妄想↓
幻獣とのハーフの子供が、年齢を重ねない設定だったとしたら、この後冴島大河と再開して冴島家の某執事としてずっと冴島家を見守ってるなんて、、、妄想したい
追記、今回舞台挨拶会で鑑賞したのですが、同じ空間に雨宮監督も同席の奇跡、そして終了と共に拍手拍手👏拍手
スタンディングオベーションしてる人も居て、凄いファンの熱を感じましたし、その空間に居ることが出来て幸せでした
既存ファンも初見さんもどうぞ!これぞ雨宮慶太監督作品!
プレミア上映で観賞。
牙狼シリーズ20周年おめでとうございます!
今回は最初期作の主人公冴島鋼牙の父、冴島大河の若き日を初映像化した作品。
長く続いてきたシリーズでありながら、今作では
四聖獣や魔戒魔師をメインキャラクターに用いて
新しいストーリー展開と、過去作視聴済みの人に
とってのファンサービスもふんだんに盛り込まれ
たものになっています。
演出面では新しく作り直された効果音(剣のぶつかる音や足音等)が劇場ではとてもリアルでカッコ良い
ものになっていて臨場感がハンパないです。
BGMでは前作「月虹ノ旅人」や「魔戒の花」での
メロディーが多く使われていつつも、初期作からの
曲も随所に使用されています。
新曲と思われるBGMも映画的で重厚なもの等、
かなり良かった。
雨宮監督作品ならではの筆文字素材を使った演出も
牙狼といえばコレ!といった感じで随所に使用。
スピンオフ作品「呀」を思い起こされます。
クライマックスのバトルではCGをふんだんに使っ
た大迫力の映像が定番ではありますが、今作では
ひと味違ったアプローチでの画作り。
雨宮ファンであれば何度でも繰り返し観たくなる
ものになっていました。
雨宮監督が「大きな予算を使った超大作という形
ではない」とおっしゃってましたが、
細かい所にまでいたる作り込みや、過去作に
縛られない新しい取り組み等はキャリア初期作の
「ゼイラム」等と重なるものを感じ、牙狼シリーズ
でもまた新たな世界が広がっていく事を期待させ
られるものになっています。
主要キャラも少人数、既存シリーズを観ていない
人でも理解できるような作りにもなっているので
心地よく観賞できると思います。
演者のみなさんもキャラが立っていてとても
素晴らしい!!
台無し!
ナニ?あのシティコネクトユニフォームみたいな麒麟モード。お嬢ちゃんも下手だし、作品のテンポも悪い。肝心の所で絵・・。
でもお嬢ちゃんの両親が出て来た所は、うるっと来ちゃったしな・・。
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