配信開始日 2025年5月8日

アセスメント 愛を試す7日間のレビュー・感想・評価

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3.0いろんなテーマを見出すことの出来る作品

2025年9月4日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「面白い」とか「また見たい」という映画ではない。正直言って。
でも決して「時間の無駄だった」「意味分からん」というコトはない。
それは考えさせられるテーマをいくつも扱っているから。

そのいくつかを列挙すると‥

主人公たち「上流階級」は(ほぼ)不老不死なのだろう。特殊なクスリを飲むことで。
そんな不老不死なのに「子どもを持つ」ことの矛盾

格差社会(でもアンダークラスはほとんど描かれない)

子育ての苦悩
子育てにあたる夫婦の関係

アリシア・ビカンダーの演技が(見てて痛々しい場面も多いが)面白い。

低予算SFとしてはなかなかGOODだと思う、

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みっく

3.5分断される個人主義な格差社会で、未来へのバトンは"自分良ければ全て良し"な殻(ドーム)の中からは次の世代に渡せない

2025年7月6日
Androidアプリから投稿

超格差社会に、温暖化・環境破壊に象徴される異常気象(あるいは少子高齢化も)と、現代を生きる私たちにとって切迫した問題を扱ったSF心理サスペンス。ディストピアSFありがちな地球環境が崩壊して一部の人間だけが隔離されたシェルター等(本作では"ドーム")に移住しているモノと、バースコントロール(の夢)。
全てを犠牲にして何でもしてきたと、自分は清廉潔白と思う?子どもは嘘を付く、大人も嘘を付く。今はどっち?そして親になれるのか…。人類滅亡の危機に遭って、旧世界から隔てられた新世界で暮らしながら社会に貢献する、国民の上位0.1%に属する特権階級夫婦が、子ども欲しさに産んでいいかの査定を受ける7日間。子育ては常に選択を迫られる、人生は選択の連続。たとえ一本の棒でも。
全て従った!素晴らしい3人芝居に目を見張る三者三様の好演と、脚本・監督の力強さを最大化する化学反応から目が離せない!特に女性陣2人がよくて、予測できないアリシア・ヴィキャンデルから目が離せなかった。何でもやりたい放題の査定に振り回される。地下室と温室、そして研究内容。流し見だとよく解らないこと必至だけど、ルックの良さなど映画的な魅力と力強さは否定しがたい。
"神は見ている"じゃないけど「コレくらいならバレまい」と他者を蔑ろにしてその安全を脅かすような利己的な行いをすれば、どこかで小さな歪みが生じて誰かがそのツケをいずれ大きく払わされることになる。「大いなる力には大いなる責任が伴う」じゃないけど、えらばれたから上級国民になったのでなく、上級国民になったから選ばないといけないのかな、と。

勝手に関連作品『エクス・マキナ』『ビバリウム』

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とぽとぽ

3.0せつない

2025年5月15日
iPhoneアプリから投稿

気にしないで、
私はいないとおもって、
とバージニア。

この違和感を、
どう展開させるのか、

近未来SFの寓話的作品になるのか、
または、
現実の厳しさか、
または、
ゴッドタン的バラエティなのか・・・

切ない。

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蛇足軒妖瀬布

3.0愛の査察

2025年5月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

驚く

近未来の話で、子供の数が制限され、子どもを作るときは事前に政府の査察を受けなくてはならない。
主人公たち夫婦(エリザベス・オルセン、ヒメーシュ・パテル)のもとに査察官(アリシア・ビカンダー)がやってくる。
7日間、住み込みで査察、絶大な権限を持っているようで、主人公たちはほとんど言いなりになる。
ホラーの色が濃いが、お気に入りのエリザベス・オルセンとアリシア・ビカンダーなので楽しんだ。

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いやよセブン

3.5独特の雰囲気がある映画です

2025年5月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

子どもを持つために夫婦の適性を7日間で調査するストーリー。
子を持つ親としての適性だけじゃなく
夫婦の関係、夫婦愛も調べられる。
この調査する査察官も独特の雰囲気があり
ちょっとやそっとじゃぶれない査察官です。
映画全編がオシャレって言えばいいのか独特の雰囲気があり
途中はモヤモヤ感もたっぷりありました。
エリザベス・オルセンとアリシア・ビカンダー2人の女優が
陰りのある美しさを醸し出していました。

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tom