劇場公開日 2025年6月27日

「カーテンコールの灯を絶やさない — 経営者としての決意と大阪の熱」カーテンコールの灯 林文臣さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 カーテンコールの灯を絶やさない — 経営者としての決意と大阪の熱

2025年7月21日
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舞台の最後、すべてが終わったその瞬間、観客が総立ちになるカーテンコール。その灯は、ただの拍手ではない。演者の努力、裏方の献身、そして観る者の心がひとつになる“結晶”だ。経営の世界にも、あの灯と同じものがある。日々の決断、仲間の挑戦、顧客の満足、それらが積み重なった先に、初めて“拍手”が鳴る瞬間がある。

私が起業を志したのは、大阪という熱気と人情が交差する街で、人との縁に背中を押されたからだ。人が集まり、笑い、泣き、支え合うこの街で、ただ数字を追うだけのビジネスではなく、誰かの心に火を灯すような事業をしたいと思った。飲食店も、キッチンカーも、コンサル事業も、全てはその延長線上だ。

カーテンコールの灯は、決して一人では灯せない。チーム、顧客、地域があってこそ。大阪という舞台で、経営者として、今日もまた誰かの心に届く“演目”を届けていきたい。拍手は最後に。今はまだ、幕が下りるその瞬間まで、全力で挑み続ける。

林文臣
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