「「フロム・ダスク・ティル・ドーン」×「ブルース・ブラザーズ」」罪人たち ガッキーさんの映画レビュー(感想・評価)
「フロム・ダスク・ティル・ドーン」×「ブルース・ブラザーズ」
全米で大ヒットホラー映画らしいけど、予告を見てもよくわからん、という印象だった。
マイケル・B・ジョーダンが一人二役を演じた双子の兄弟。
慇懃無礼な態度の白人を、兄が前、弟が後ろから牽制する
トラックに入り込んだヘビを、兄がナイフを渡して弟が退治するという連携プレーぶり。
トラックの盗人を容赦なく撃ち、とにかく常に余裕で羽振りがいい元ギャングを好演。
他のキャストは、久々に大作で見かけたデルロイ・リンドー、すっかり美人に成長したヘイリー・スタンフィルドが良かった。
演出は、
後ろから何者かが飛ぶ→女性歌手がステージ上がる、
門番がトイレ中に何かに襲われる→揉め事があった部屋に入る、
イカサマ男を踏みつける→ダンスフロアでリズムを取って地面を蹴り付けるという、演出が良かった。
他には、
暗い家の中、家族を読んでも返事がない。時すでに遅し…や、
トイレで持ち場を離れたから…など、
トリッキーの映画に思えて、意外とベタなホラー演出が多いのも良かった。
そしてなんといっても、レターボックスサイズからフルサイズ画面になった時の決戦だ!感が最高だった。
ちなみに製作費は、9000万ドルと、ホラー映画にしては意外と高予算な映画。
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