恋に至る病のレビュー・感想・評価
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もっと狂気的な表現が欲しかった
単純に山田杏奈と長尾謙杜をみたくて鑑賞。恋愛パートや学園生活の描写がリズムが良かったけども、肝心のミステリー部分がやや物足りず。
原作は読んでいないけど、一応構造は理解したつもり。ただ、あまりにも淡々と進んでいくので、転換が2回ほど?起きているのはなかなか伝わらないだろうなと。個人的には、映像表現としてはもっと狂気的な演出の方がよかったのでは?と思う一方で、もしかしたら原作の雰囲気がそうなのかもしれないし、確かに活字ならその方が良いかもしれない。
などなど、フォローの思索はしたけども評価はなかなか上がらなかった。
ストーリーがよくわからず。
主演2人の演技に拍手
登場人物の表情を見逃したくない
映画を見た後に原作の小説読みました。
別の物語くらいの気持ちで見る方が良いと思います。
なので、PRで使われているキーワード等はあまり気にせず、映像をしっかり目に焼き付けるような感覚で鑑賞することをおすすめします。
派手なリアクションは殆どなく、全体的に淡々と進んでいくので、登場人物の些細な表情の変化を見逃さないようにして
「彼(彼女)はいったい何を思ってる?」
「何か知ってる?」
宮嶺と景の表情や距離感の変化、周りの同級生各々の表情に込められた想いを、
想像しながら追っていくうちに物語に引き込まれ、没入して、最後は怖くなりました。
役者の皆さんの演技がそうさせてくれました。
光加減や自然の風景も含め、
画が美しく重みがある場面が多いのも特徴だと思います。
「何を思ってる?」の答えを、私自身は答えの出ぬまま留めておいても大丈夫なタイプですが、
SNS等で皆さんの考察あれこれを読むのも楽しいです。
キャッチコピーミスリード感もキャストに助けられた
純愛?サスペンス?
悪い予感が的中した
景の闇が見えない
怖かった
廣木監督(71)の熱量にノックアウト
胸糞、劇薬につき、おすすめは出来ないけど、廣木監督の過去作が好きな方で一定の信頼感のある方なら楽しめる。
どのくらいのヤバさかというとほとんどの方が首をかしげた「ジョーカー2」クラスかと。
好きな女の子が殺人に関与してるという疑念を持つ高2男子が主人公のサイコサスペンス。
他人のために自分が罪を犯すという利他主義の暴走がテーマかと思わせて話は進んでいく。
終盤、やばい映画のサイン、セリフで作り手の心情吐露のシーンがあり大丈夫かとドキドキする。「もうワタシ、どうしていいかわかんない!」
そして、衝撃の胸糞シーンから狂気で締め、と思わせといてのラストの着地が素晴らしすぎた。
なるほど、恋愛には戦略が必要だとシンプルなメッセージ。男は女性の思うままに転がされるのが一番幸せなんですよね、監督。
もう少し病んでも良かった!
人を支配するということ、支配されるということ
山田杏奈は24歳。いつまで高校生役ができるのだろうか。「ひらいて」の相手方?芋生悠はとうに卒業してややゲイジュツ方面に行ってしまった(3歳年上)。本作では何カットかアップがあるが役柄ほぼすっぴんということもあり驚くほど童顔。このまま30歳まで高校生役をやって欲しい。
映画の方だが、あまり期待もせず時間が空いたので観に行ったのだけどなかなかの出来上がり。まず良いのは、出演者のセリフがキチンと聴き取れるところ。劇伴が少なく効果音もさほどない、登場人物があまり感情に流される演出でもない、というところもあるのだけど、しっかりセリフを喋らせる演技指導をしているのだろう。「ミーツ・ザ・ワールド」の南琴奈なんてほぼ何言っているか聞き取れなかったからね。
山田杏奈の役がそうなのかどうかは別として、サイコパスの高校生が登場する流れなんだろうなと思っていた(原作は読んでいない)。ところが、もちろん自殺誘導サイト「ブルーモルフォ」がキーになっているものの、これは「人を支配する」ということに取り憑かれたというか、興味を持っている高校生の物語である。考えの方向性としては病的ではあるもののサイコパスとまではいえないだろう。そこに恋愛感情が乗っかってきてまあまあ斬新というか面白い展開となった。誰もレビューで書いてないけど長尾謙杜君もなかなかの好演です。高校生役はちょっとギリギリのところだと思うけどね。
なにわ男子フィルター
不思議な後味
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