恋に至る病のレビュー・感想・評価
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鑑賞後に思い返すと色々解ってくる
原作未読。予告編が気になったのと原作を読んでいた娘が行きたいというので鑑賞。単なる恋愛ものではなく、内に闇を秘めている子が猟奇的な事件を起こしていくのだろうと思っていたところで男の子に対するいじめを発端にそのいじめっ子が殺され、一緒になっていじめた子もまた殺されると事件が起こり始める。それはブルーモルフォという自殺教唆ゲームの一環で、クラスの人気者である彼女のもう一つの面が明らかになる。男の子は虐めから救ってもらったことから彼女のヒーローになると決意するのだが、それは彼女が仕組んだものと終盤になって判明する。序盤の頃からの話が全てが仕組まれていたとスゲェ伏線だなぁと思ったが、男の子の恋が洗脳されていると知って狂おしいものに変わって最後は病に変わっていく感じが居た堪れなくなってくる。最後、無くした消しゴムが見つかるが、彼女も男の子のことを好きだったと思いたい。
最後で台無し
全体的には、
とても面白かったです。
でも、最後に、
どっちらけ、でした。
愛してやまない人が、
目の前で腹を何度も刺されて、
血を流して倒れているのに
揺すって「景」と、
何度も叫ぶだけって、
それは、どう考えてもおかしいでしょう。
確かに景は、
救急車呼ばないで、
と、一言、言ってるけど、
すぐにスマホを取り出して、
救急車を呼ばないのは、
どうしても、おかしすぎます。
主人公は、何があっても
景を守るって約束しているのだから
尚更です。
ファンタジーも含めて、
極端な話こそ、
細部で、
人が当然すべき行動が
理由もなく、
なされないと、
全体が、全てぶち壊しになってしまいます。
原作には、
納得した理由が書かれているのかもしれませんが
映画になった時点で、
脚本家も監督もプロデューサーも、
それで良いとしたら、
専門家失格だと思います。
お約束事以外は、
人は当然こうすべき、
というのが丁寧に描かれないと、
なんじゃこりゃでしょう。
他は面白かっただけに、
非常な残念感が残る映画でした。
山田杏奈ちゃんのファンとして観ましたが....
本作は、山田杏奈ちゃんのファンとして鑑賞しました。
原作を読んでいないので、原作勢とは異なる視点で述べます。
物語序盤、個人的には、純愛というか、高校生が恋愛真っ盛りではあるものの、学年やクラスの人気者を好きになると、周りからの嫉妬が凄い。
狭い社会・スクールカーストの核心を突いていると感じました。そういった意味では、純愛なのかなとも感じます....
大学生や大人になってからは、周りの嫉妬や干渉が、少なくなるので、そういった意味では、純愛なのかな?笑
話は変わりまして、物語中盤から終盤にかけて、雰囲気は一変。サイコパスな雰囲気が漂います。しかし、物語が終わっても、今一、内容が掴めないと言いますか、よく分からない感じでした。
全体評価としては、内容が分かりにくいので、少し残念...
恋に至る病を真似した別作品
かなり薄い
試写会から1ヶ月以上経ち、日にちを空けながら計5回観ました。1回目よりかはかなり内容の理解ができました。ただ、これは私が1回目観た後に小説を読んだからだと思います。映像が伝えたいことはなんとなくわかります。ただ、脚本が薄すぎる。映画用にコンパクトにしたんだと思いますが、編集の仕方をミスったな、と。完全に原作の良さを失ってます。悪い意味で なんで?が止まらない。ほんっとうに背景が薄っぺらい。小説読んだ時びっくりしましたよ、こんなに奥深かったのかと。出てくる俳優さんたちは若い方ばかりですがしっかり限られた中で表現してます。凄いです。それだけに脚本が残念すぎる。あれは小説を熟読した人だけが理解できる内容。監督もよほど読み込んだ後に脚本を読んだんでしょう。でないとあれでGO出しませんよ。原作とは時系列を変えてるところも、そのせいでさらに薄くなってる。せっかく話題性のあるキャスト揃えてるんだからふらっと観た人でも分かるようにしておかないと伸びないですよね。
映像の説得力に欠ける
ミステリアスな人物像が疑問?
演技が良いだけに悔やまれる⋯
原作未読で映画を視聴しました。
望と景の純愛と一言では片付けられない歪な関係を描いた作品。
重いテーマの映画は苦手ではないし、残酷なシーンが苦手なわけでもない。
しかし⋯妙に苦手意識がまとわりつく嫌な感覚に襲われました。
それというのも、2人の主人公の人物像を描くには背景描写が薄すぎて、とにかく説得力に欠ける。
自殺するだなんだと騒ぐくだりに尺を割くなら、背景にあたる部分をもっと時間かけて丁寧に描いてくれたら、見え方が変わるのに。
終始「はい?」と「?」が飛び続ける状態で、謎にストレスが溜まりました。
主演の長尾くんと山田さんの演技が良いだけに、この映画が不発だったとしても彼らのせいにされたら気の毒に感じてしまいます。
役者さん達が良いだけに悔やまれる作品だと感じました。
評価も感想も真っ二つに分かれるがそれで良いんだろうと思える
もっと狂気的な表現が欲しかった
単純に山田杏奈と長尾謙杜をみたくて鑑賞。恋愛パートや学園生活の描写がリズムが良かったけども、肝心のミステリー部分がやや物足りず。
原作は読んでいないけど、一応構造は理解したつもり。ただ、あまりにも淡々と進んでいくので、転換が2回ほど?起きているのはなかなか伝わらないだろうなと。個人的には、映像表現としてはもっと狂気的な演出の方がよかったのでは?と思う一方で、もしかしたら原作の雰囲気がそうなのかもしれないし、確かに活字ならその方が良いかもしれない。
などなど、フォローの思索はしたけども評価はなかなか上がらなかった。
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