「アハーンがとってもチャーミング」アハーン コビトカバさんの映画レビュー(感想・評価)
アハーンがとってもチャーミング
地元でやってる毎月のイベントの時に、障害者施設や就業支援のブースでフランクフルトやクッキー買うくらいでしか、障害のある人と接する機会がない。
差別的な感情は無いにせよ、たぶん出来ないとか、分からないだろうと思い込んでいる部分はあったと思う。
実際どうかは別として、映画の中のアハーンは自分で考え、怒りもするし傷つきもする。
初めはダウン症のアハーンと潔癖症のオジーの相性が悪すぎで可哀想だとも思ったけど、おかげで人参のおやつみたいな料理のくだりが面白かった。
人懐っこくてチャーミングなアハーンと付き合ううちに、オジーも変わっていって、自立したいアハーンを応援するまでに。
しかしあのクソ親父ときたら。
2時間半超えが当たり前のインド映画で、81分はとても短いけれど、監督のインタビューによるとアハーン役の彼は、読み書きが得意ではないとのことなので、あの長さなのかな?
とはいえ上手くまとまっていたし、インド映画お決まりのダンスも一応ある。
期待以上に好みの映画。
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