アハーン

劇場公開日:2025年9月5日

解説・あらすじ

ヒンディー語映画として初めてダウン症当時者が主演を務め、ムンバイを舞台にダウン症の青年アハーンの日常をストレートかつコミカルに描いたドラマ。

大都市ムンバイで愛情深い両親と暮らすダウン症の青年アハーン。何不自由ない生活ながらも、周囲の目を気にする両親の“配慮”により家に縛りつけられた日々を過ごす彼は、「自立したい」「仕事を見つけたい」「素敵な女性と結婚したい」という思いを募らせていた。一方、中年男性オジーは気難しい性格と潔癖症のせいで妻アヌに見限られ、家にひとり取り残されてしまう。そんな折、アヌと親交のあるアハーンがオジーの家を訪れる。オジーは妻に会うためアハーンを利用することを思いつき、自由な外出を願うアハーンとの間に奇妙な協力関係が生まれる。

ムンバイ出身のニキル・ペールワーニー監督が長編初メガホンをとり、ダウン症当事者アブリ・ママジが主人公アハーン役で俳優デビューを果たした。日本では、医療・健康領域の書籍を中心に扱う社員2人の小さな出版社「生活の医療株式会社」が配給を担当。同社代表の秋元麦踏氏が国際線の機内上映にて本作を鑑賞して感銘を受け、日本での配給権を取得した。

2019年製作/81分/G/インド
原題または英題:Ahaan
配給:生活の医療社
劇場公開日:2025年9月5日

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(C)Will Finds Way Films

映画レビュー

3.0 アハーンの周りはいつも笑顔

Kさん
2025年10月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

81分の派手じゃないインド映画を堪能。
とてもコミカルで面白かったです!

アハーンから学べるものが沢山ありました。
人助けを積極的にする姿が眩しい✨

個人的に潔癖のところがあるので
オジーに共感した部分も多々あり💦

先生の治療法がスパルタすぎて笑いました。
皆様の演技が素晴らしくて見事です。

「10年後何になりたい?」⇨「アハーン」

優しくて最高の作品!
美味しそうな料理のオンパレードで
食べたくなっちゃいました🤤

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K

4.0 チキン·ビリヤニとニンジンのハルワ―🤩

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

癒される

へんなインド映画。
あんまり歌わない、踊らない。
ダウン症の青年?(けっこうなオジサンにみえる)アハーンは母親の作ったお菓子を近所に配達する以外は家に縛られている。
だけど、美女にモテる。
なんだか悔しい。

自称?株式トレーダーの潔癖症のおじさん(オジー)の美しい妻はアハーンが配達に来ると嬉しそうで、ごちそうやお菓子、オレンジジュースで、もてなしてくれる。
機嫌の悪い、オジー。
オジーは元·東大教授で国際政治学者の姜尚中に似てるなぁと思って観てました。
タッパーに入れて持ち帰るビリヤニとニンジンの甘いお菓子(ハルワ―)がめっちゃ旨そう。
オジーは胃袋を掴まれていただけかよ💢

そりゃ、僕だって自分の家が欲しい、(美人のヴァニラと)結婚したい、高級車を買って運転したいって、なりますわ😁

林家木久扇師匠の「イヤン、バカ―ん、アハーン」とは一切関係ありませんでした。残念〜

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カールⅢ世

4.0 アハーンがこれだけたくさん出てきて、 演技もしててセリフもあるとは...

2025年9月23日
iPhoneアプリから投稿

アハーンがこれだけたくさん出てきて、

演技もしててセリフもあるとは驚いた

すんごく頑張ったんでしょうね、きっと

あと、オジーがとても良かった

こんな関わり方でダウン症映画やるなんて、

脚本家っていうかアイデア出した人、すごい

ある意味、

アハーンよりも、

オジーがんばれって思う

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jung

5.0 アハーンが笑うと私も嬉しい

2025年9月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

アハーンが悲しむと私も胸が痛む
アハーンが美味しいというと、スナックでもご馳走
アハーンは立ち直りが早い
アハーンは…
アハーンは…
最高です!

ダウン症の青年アハーンと潔癖症の孤独な実業家オジー。
二人が出会ったことは二人の人生に奇跡をもたらします。
それは世界からみたらほんの小さな変化。
でも二人のかけがえのない、ただ一度きりの人生にとっては計り知れない価値を持つ奇跡。
生まれ変わりを信じるよりも今この人生を大切にしよう。
そんなメッセージを受け取りました。

アハーンの天性のキャラとコミカルな演出の効果で劇場では何度も笑いがこぼれていました。
笑いながら何故か涙が溢れます。
オジーだけじゃない。日本の観客である私にも、その大きな心で幸せを分けてくれたアハーン。
本当にありがとう。

これ迄に観たことのないジャンルのインド映画でした。

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さとうきび