「韓国の英雄の素顔」ハルビン あきさんの映画レビュー(感想・評価)
韓国の英雄の素顔
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伊藤博文暗殺犯で韓国の英雄であることは歴史の授業でやったのでうっすらと。その程度の知識と日本が韓国を植民地化を進める時代背景は理解してたつもりだけど安重根が伊藤博文暗殺へと至るまでの過程はわかってなかった。
韓国側視点の映画だから100%理解できたとは言えないし、日本人だからこそ反発したくなる部分もあり、純粋に楽しめたかというとイマイチ。
特に大事な役回りの森少佐の日本語にどうしてもムズムズした。あれじゃ「安重根はどこか」botじゃないか。伊藤博文にリリー・フランキーを持ってくるなら森少佐も日本人にしたら良かったのに。残念。
伊藤博文の暗殺自体は成功したけど日本はそれ以降により一層大陸への侵攻を推し進めるわけだから本来の目的であった独立に近づいたと言えるのか?そこの解釈はどうするのかと思ってたけどその答えが最後の「36年後(=日本の敗戦)に独立を果たす」ということなんだろうか。この映画では安重根を朝鮮独立のヒーローとして描きたかったわけではないと思うが(処刑シーンの安重根の表情がそれを物語ってるし)、だとしたら中途半端な感じだったな、と。
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