「そして併合へ」ハルビン Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
そして併合へ
伊藤博文暗殺事件とそれに至る安重根(アン・ジュングン)と大韓義軍の話。
第二次日韓協約に関する字幕説明から、クラスキノで大韓義軍が集まる様子で始まっていく。
韓史に詳しくないけれど、安応七歴史に記されている内容がもとになっている感じですかね?
作中の大きな出来事は実際にあったことが概ねというところなんだろうけれど、相変わらずの都合良い解釈が…植民地と併合の違いも、清や露との関係や韓の立ち位置もわかっていないしね。
満州が朝鮮だったことがあったなんて知らなかったですよw
お隣さんはこれをそのまま信じている人が多いのだろうからプロパガンダになっていることすら気づいていないのかも知れないけれど、とりあえず大韓帝国民は謙虚で高潔、大日本帝国民は傲慢で卑劣と言いたいんですねww
伊藤博文役こそリリー・フランキーだけれど、他の日本人役は全て日本人ではなく、通訳役と同程度のカタコトの日本語しか喋らないし、日本語にも字幕ついているのは良いけれど、その日本語自体がちょっとおかしかったりするし。
事実をアレンジしたエンタメとしてはそれなりには面白かったけれど…という感じ。
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