「いい映画だな」旅と日々 波間さんの映画レビュー(感想・評価)
いい映画だな
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最後、熱があるから警察の人に連れられていくシーン、現実味があってとても好きです。笑いました。
この終わらせ方、すごくいいなと思いました。
海のシーンでは、女の子(河合優美さん)の最後の眼差し。李の創作物から生み出された人間の奥底、内部が垣間みれた感じ。創作物ならではのリアルさがあった。
女の子の「もっと奥の方だよ」「もっと奥」には、波と思念が共鳴しているように感じました。安全な場所から言ってるところが人間の利己的な図太さがあって好きです。
宿主の奥さんと子どもには、病気や事故で亡くなったという悲しい過去があるのかと思っていたら、実際は宗教観(価値観)の違いによる離婚。現実的で良いと思いました。いい意味で裏切られて好きです。
ただただリアルで、人間のおかしさがあって、面白くて、にやにやしながら見ていました。
最初、冗談で堤真一さんに似た現地の人が出てるのかと思いました。さすがに途中から、あまりにも堤真一さんに似すぎていて気づきました。
日本人だけが登場するわけではないところが、「地球上の物語」という感じがして好きです。
短すぎず、長すぎず、丁度いい尺の映画だと思いました。最後まで楽しめました。
賛否両論ありそうな映画だと思いますが、
ぬるっと終わるところが一番好きです。
もう一回、映画館で観に行こうかな。
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