「味わい深い」旅と日々 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
味わい深い
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映画館がとても寒くて、映画の中も寒々しい。これから訪れるだろう冬を思わせて切ない気持ちになる。夏は夏で暑すぎるし、冬は寒くてつらい。その上今年は雪が深そうで、げんなりする。
劇中劇の河合優美の海水浴も寒そうだ。本当に夏に撮影したのだろうか。
たどり着いた民宿がとんでもなくて、客間がない。つげ義春の原作がそうだったのだろうけど、断熱材など当然なくて、板塀と障子のすぐ外が雪だ。お風呂はどうしていたのだろう。五右衛門風呂だろうか。布団もきれいじゃなさそうだ。魚料理はおいしそう。宿賃はいくらだったのだろうか。そういうものであるとして覚悟して泊まる必要がある。
おじさんに子どもがいて、しかも近くに住んでいて険悪な関係ではないことに、なんだか安心する。
おじさんはその宿を舞台にした映画を作ったら客が殺到すると夢を語る。しかし客が殺到したら対応できないだろう。人を雇ったり増築したりするつもりなのだろうか。クレームも増えて心を病むことだろう。
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