劇場公開日 2025年11月28日

兄を持ち運べるサイズにのレビュー・感想・評価

全129件中、121~129件目を表示

3.0後半は面白かった

2025年10月26日
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鑑賞方法:試写会

後半は面白かった

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ナス夫

3.0焼きそばのソースは2種類混ぜて。

2025年10月25日
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鑑賞方法:試写会、映画館

実話がベースのようで、リアルな場面があったり、ファンタジーな場面があったり。

子役の方たちは至って素直な演技でした。
個人的には元妻役の満島ひかりの包容力のある表情や台詞が印象的でした。
妹役の柴咲コウの淡々とした演技は感情移入ができませんでした。
兄役のオダギリジョーは彼でなくても良かったかなって気がします。
深夜食堂の交番の巡査役は好きでした。

個人的な好みがバラバラしてしまうので内容があまり入ってこなかったのですが、兄がいる身としては、もしこういう立場になった時はやはり複雑だなと思ってしまう作品でした。

焼きそばは添付の粉ソースは使用せず2種類のソースを混ぜて作ると実際美味しかったです(笑)

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ちろりん

5.0理解しきれなくても『持ち運ぶ』こと

2025年10月24日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

奇跡とか劇的な何かとかが起こるでもなく、“家族”“別れ”“再会”という凡そ普遍的なテーマなだけに、しかも「四日間」という短い時間の話ですから、淡々としたものになりそうです。
しかし、根幹がしっかりと現実的であり、それでいてユーモラスで、最高に魅力的な作品に仕上げられています。『兄を“持ち運ぶ”』という強烈な比喩とともに、重くなりがちな部分を軽やかに演出しながらも、しっかりと物語と整合し深みを持たせていると感じました。

物理的な“片づけ”という行為を通して、「兄」の家族四人それぞれの心情、その関係の再構築が描かれるのですが、その心緒の描かれ方が本当に素晴らしく見事でした。
それぞれの息遣いが聞こえてくるように生々しくて、全く無理がなく、機微がうかがえ、葛藤や矛盾もちゃんと伝わってきました。

それには、登場人物の感情を説明し過ぎず、関係性を断定し過ぎていないことが重要だと感じました。映像的にも沈黙だったり間だったり、そういう余白というものが丁寧に演出されています。
簡単には整理しきれない感情だったり、綺麗な事だけではない人生だったり、“わからない”を肯定してちゃんと“向き合おう”とする誠実さだと思います。
そういう余白は、観客の感情が入り込むスペースでもあり、私たちが自身の「家族」や「思い出」や「死(後)」を思い浮かべることが自然と出来るように思います。

家族のことを完全に理解することなんて無理で、でも、理解しきれなくても『持ち運ぶ』ことが大切なのでしょう。

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marumero

3.0おもひでぽろぽろ

2025年10月23日
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鑑賞方法:試写会、映画館

試写会で鑑賞。
急逝した“ダメ兄”を偲びながら、後始末に奮闘する5日間。作家・村井理子さんのノンフィクションエッセイ『兄の終い』がベースです。

ちょっとだけ涙した場面もありましたが、終盤の「あなたにも見えるよ」のような演出に違和感があり、一気に冷めてしまいました。

映画鑑賞後に、原作エッセイ『兄の終い』を読みました。映像の記憶がまだ鮮明だったため、情景が浮かびやすく、2時間もかからず読み終えました。
エッセイの方はノンフィクションなので違和感が全くなく、でも自然に涙が溢れました。

好みの問題とは思いますが、映画で加えられた演出はかなり不自然に感じました。原作にある脳内イメージを映像化するだけに留めて、あとは観客の想像に委ねた方がよかったように思います。

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つもろう☆

4.5家族の愛に感動します。

2025年10月23日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

主人公(柴咲コウ)の兄が亡くなって兄の元妻(満島ひかり)とその後始末をする物語です。
死んでいる兄(オダギリジョー)が主人公の前に時々現れるシーンが面白いです。
舞台が宮城の多賀城市と塩竃市で復興された町がとてもよい風景できれいです。
感動します。涙します。

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わせい

5.0じんわり、くすっと

2025年10月10日
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鑑賞方法:試写会、映画館

思い出と想像上の兄、元夫、父はそれぞれに
なつかしく、やさしく、やはりいい加減で、
温かなエピソードは残された家族を支えてくれる。中野監督の死と残されたものへの思いは、じわじわと伝わってくる。

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まーくん

4.0つながりの回復

2025年8月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

癒される

 亡くなってからでは、遅いかもしれないけど、亡くなったからこそわかることもあるのかもしれない。
 人の死が生きてる人のつながりを回復させていくこともあるとすれば、亡くなった方も浮かばれるだろう。

満島ひかリさんが演じた母親、なんて素晴らしい。子どもとの関係をつなぎ直す満点な関わりだと思う。

 時にコミカルで、時にジーンと来て、オーバーに演出することもなく、自然としみて来る映画です。

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おっけ

5.0また11月にも鑑賞したいと思います

2025年8月7日
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泣ける

幸せ

癒される

本日、日比谷にて完成披露上映会で
鑑賞させて頂きました。

人には良い面も悪い面もある。
家族の形も想いも人それぞれ。

映画なので評価もそれぞれですが、
自分は鑑賞させて頂き本当に良かった
と思いました。

キャストの皆様、素晴らしい演技。
柴咲コウさんも流石でした。
個人的には満島ひかりさんの演技には
再度驚嘆致しました。

自分のようなレベルでも、映画には
描かれていない彼女の人生、背景を
想像ー推測させてくれる演技でした。

もう一度11月に再鑑賞させて頂き、
感動をもらいたいと思います。

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