劇場公開日 2025年11月28日

兄を持ち運べるサイズにのレビュー・感想・評価

全162件中、81~100件目を表示

4.5中野量太監督の家族ムービーに外れ無し。

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

やっぱり中野量太監督の家族ムービーに外れ無し。この作品もとても良かったです。
星も5個でも良かったんだけど、でも中野量太監督の傑作「湯を沸かすほどの熱い愛」の期待値があるために星5個はつけれませんでした。
亡くなった兄と柴咲コウさん演じる妹とのストーリーの軸も良かったですが、とくに泣けたのは離婚した妻と兄が引き取った息子との物語。満島ひかりさんの演技は素晴らしいな。子役もみんな良かった。
オススメです!

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光陽

3.5心がそっと包まれるような話です

2025年11月30日
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予告で気になって見てきましたが予告で想像した通りの内容です。無駄な味付けもなくただ素朴に、人間の実情をリアルになぞっていく物語です。何度か涙がこぼれました。最後は前向きになれる終わり方です。

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ことり

4.5オススメです

2025年11月30日
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久しぶりにいい映画を見たな。
やっぱり、家族っていいなと思わせてくれる。
だってあんなアニキ、家族じゃなきゃ許せないでしょ。

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emukocyan

4.0エッセイ作家さんの物語

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

癒される

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アスカシン

5.0兄を持ち運べるサイズに

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

日曜12時の回、13人。
番宣とかも、平行上映作品みたいにしてないから、仕方ない。
今月3日のライヴで言ってた「仙台に居たんですよ。」の作品。
柴崎コウさんは、ライヴも映画もマストなので、片道1時間を駆けつけました。
作品はと言うと。
大嫌いな兄の死を通して、家族とは何かに辿り着く物語。
こんな描き方があったとは、監督お見事です。
そして、「心から思っていても、約束を守れなかったら嘘つきなのか。」、なかなかの提起でした。
個人的な今年ナンバーワンは、演技の熱量で『宝島』だったんですが、この年末に入れ替わりました。
お勧めです。
柴崎さん目当てでしたが、満島さん、素晴らしい。

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映画館難民

4.0

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

出てくるみんながお互いへの愛を持っているので、どの場面を見ても心温まります。特に満里奈ちゃんがスレて無くてみんなの中心になってるのは良かったですね。

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ごっとん

4.5でも、許せない

2025年11月30日
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泣ける

笑える

斬新

最近身親類の死後整理をしました。死んだ人間にも迷惑をかけられたけど、生きてる人間にも散々振り回されました。人ひとりの人生を片付けるのがこれほど大変なのだと身にしみて思い知りました。

こんなに泥臭くて重いテーマを、実に軽やかに的確に描き出している秀作です。オダジョーは勿論、満島ひかりの繊細で自然な演技はさすがでした。ちょっと野暮ったい柴咲コウとの掛け合いも絶妙で。お姉ちゃん、良一くんの思いも丁寧にコンパクトにまとめられていたと思います。
「兄」の名前が出てこないので、オダジョーは妹から見た人物。加奈子さんやお姉ちゃん、良一くんから見た「夫」や「父」の姿を垣間見せる演出も心憎いです。

とはいえ、家族って本当我慢ならない時があります。
「あんたは冷たい子だけど、あの子は優しい」って、私は姉ですがウチの母も同じことを言います。どんなに不出来でも、不出来だからこそ息子の方が可愛いのでしょう。
母に代わって故人の死後事務を取り仕切り、頼りになるとは言われても、優しいとは決して言われません。

好き勝手に振る舞った故人も、何もしない弟も、やっぱりどうしても許せない。個人的理由で、星半分減らしますw

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ぱんだcat

4.5実話だと思うとなかなかの話

2025年11月30日
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2025年劇場鑑賞335本目。
エンドロール後映像無し。

ダメな兄が亡くなって、妹と元嫁がその後始末にやってくる話。兄が亡くなったと聞いてもそっけないお母さんにドン引きな息子たちからもう面白いです。この柴崎コウ演じる主人公も結構すごい気がします。
妹の記憶にある兄は、よくある陽気なバカ兄貴という感じじゃなくて、ちょっと陰湿な部分もある兄で、これは嫌いになるよな、という感じでした。しばらくして出てくる兄はそこまででもなくて、そういう風に心の整理をつけたのかなと思うと少し都合のいい気もしましたが、物語としては救いになっていたと思います。どこまでが実話というか、エッセイの内容なのかは非常に気になりました。

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ガゾーサ

3.5愛すべきダメ兄貴

2025年11月30日
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疎遠になっていた、兄が急死した事から、妹達が後始末に奮闘する話。
オダギリジョー、愛すべきダメおじさんを演じたら日本一かもしれない笑。ナチュラルなホラ吹きおじさんですな。愛すべきキャラで良いところもあったかもしれないが、アカンです。でも憎めない、オダギリジョー。
役者さんは、満島ひかりさんはやはり上手くて、泣かされそうになりました。
ストーリーは後半部分は若干、冗長かなあと思いました。

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mz

4.0予想以上の良作

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

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フクメン

5.0ムカつくけど憎めなくて、でもやっぱりギリムカつくお兄ちゃん(笑)

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

正直そこまで期待してなかったんですよね。なんかほのぼのしててちょっと笑えるのが観たかったってだけで…。そしたらなんかもう、終盤ずっと泣いてたんですよ。

特に「ここが感動のシーンです!はいっ、泣いてください!」って感じでもなく、さりげなーく泣かされちゃった感じ。さっきまで「だらしねぇお兄ちゃんやなぁ、どうしようもねぇなぁ」なんて思ってたのに…。なんならちょっと腹立つくらい。いや、その「振り」が効いていたということでしょうね。脚本の素晴らしさにジワジワと気付かされます。

オダギリジョーが最高なんですよね。このムカつくんだけど憎めなくて、でもやっぱりギリムカつくっていう(笑)絶妙な愛されキャラを見事に演じております。

妹、元嫁の両視点からの兄を描いた点もお見事!ここから生まれる2つの価値観の違いが作品に深みを与えています。家族の幸せとは?観客が何かしら「家族」について顧みるような作品になっていました。

古くはアルベール・カミュなんかが「死を定義することは難しい。死を知らされていない者の中では、確かにその人物は生き続けているのだから」みたいなことを言ってますが、心の中で生き続けるって本当にあるんだよねって思える、素晴らしい作品でした😊

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吹雪まんじゅう

4.0心の豊かさだけでも、生活の豊かさだけでもダメよね。

2025年11月30日
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泣ける

笑える

癒される

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デブータ

3.5なかなかの良作

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

オダギリジョーが父役で憎めないキャラクターだろうとは思っていたが、そう来たかって感じで納得。
演出がかなり面白く、大味出はなく和食の様などんどん染みてくる感じが良い。
兄妹の感じも見やすくて、視えるを逆手に取った演出が凄く良い。
死んだ肉親の整理に訪れる話は結構あると思うが一線を画した今作は是非映画館で観てほしいし、こんな映画が観られると今後の映画界が期待できる。

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るい

3.5ダメ男を演じるとオダギリ・ジョーは上手い。

2025年11月30日
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最近、映画で憎みきれないダメ男を続けて演じているように思う。飄々として明るい兄役には、適任の役者だ。こんな兄を持った妹に同情してしまう。はたから見れば関わりたくない人間だけど、家族(妹)であれば、そんな訳には行かない。本人にとっては、死ぬまで付き合わざるを得ない。家族の事を考えるには良い映画だ。

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いなかびと

3.5「支えであり、呪縛ではない」家族の関係性について考えさせられる

2025年11月30日
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ちゃらんぽらんでだらしがないのに、どこか憎めない兄のキャラクターが強烈で、オダギリジョーの個性が、ピタリとそれにはまっている。
エッセイストである主人公が、その時々に思ったり、感じたりしたことが、画面のあちこちに、ワープロで入力された文章となって表示されるという手法も、分かりやすくて面白い。
兄のことをダメ人間だと思っていた妹が、兄の元妻や娘と一緒に、突然死した兄のアパートを片付ける中で、彼のことを見直していくという物語だが、同一人物でも、妹と妻では捉え方が違うということには、「確かにそうだろうな」と納得することができた。
実際、妹は、嘘ばかりついて金の無心をしてくる兄のことを疎ましく思い、はっきりと嫌っていたのだが、元妻は、必ずしも彼のことを嫌いになって別れたのではなく、借金癖のある彼から家庭を守るために、やむなく離婚したのだということが分かってくる。妻と暮らしている娘も、父親のことを嫌っていないし、父(主人公の兄)と暮していた息子の方も、貧乏暮らしはしていたものの、虐待を受けていた訳ではなく、父親のことを「好きか?」という質問には、はっきりそうだと頷くのである。
妹と元妻では、兄の「嘘」についての見解も異なっていて、「彼には人を騙すつもりはなく、結果的に嘘になってしまっただけだ」という元妻の指摘からは、兄の人間性が垣間見えるし、妹が嘘だと思っていた息子のピアノのレッスンや給湯器の爆発が、本当のことだったと分かる展開には、兄の正体が明らかになる面白さが感じられた。
そうした兄に対する認識の違いからは、生まれながらに血のつながっている親子や兄弟という関係性と、血のつながりはないものの愛情で結ばれている夫婦という関係性の違いのようなものも感じられるのだが、どちらの関係性にしても「家族」であるということには違いがない。
それは、切っても切れない「腐れ縁」のようなものなのかもしれないが、オープニングとエンディングで示される「支えであり、呪縛てはない」という関係性こそが望ましいということには疑いの余地はないだろう。
その点、死してなお、幻覚(脳内現象)となって家族の前に姿を現す、兄のとぼけた様子を見るにつけ、確かに、この男は、妹や、元妻や、息子にとって、「支えにはなるかもしれないが、呪縛にはならないだろう」と思われる。
その一方で、終盤の、新幹線の車内での分骨というギャグのようなシーンでは、兄が「突っ込み」を入れに出て来てもよさそうなのに、ここでも、あるいは、それ以降も、彼が姿を現さないところを見ると、妹たちは、空っぽになったアパートで、兄としっかり「お別れ」することができたのだろう。
おそらく、それこそが、呪縛からの開放ということなのだろうし、そのことが窺われるエンディングからは、後味の良さを感じ取ることができた。

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tomato

3.5憎み切れないロクデナシ

2025年11月30日
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ゆり。

2.5いなくなりますよーに

2025年11月30日
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楽しい

幸せ

疎遠だった兄が亡くなり、兄の元妻とその娘と3人で、兄の自宅を片付け気持ちを整理する妹の話。

滋賀で暮らしている作家の妹に宮城県多賀城市で暮らしていた兄が亡くなったので遺体を引き取りに来るようにと連絡が入り巻き起こって行く。

エッセイストということで、モノローグ的に状況や心情を説明する様なシーンを散りばめつつ、時に元兄の妻やその娘と対話し、時に自信の脳内の兄と向き合い、兄に抱いていた感情を整理していく展開に、兄と暮らしていた息子との交流を絡めてみせて行くストーリーで、はっきりさばさばし過ぎな自分には、ちょっと理解できない結びつきや後悔なんかもあったけれど、全体的にはわかりやすくて面白かった。

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Bacchus

5.0ダメ男オダギリジョーの当て書きかッ!

2025年11月30日
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泣ける

笑える

楽しい

と思わせるほど、ハマり役。
「湯を沸かすほどの熱い愛」、「浅田家」に続き、家族を温かくユーモラスに描く中野監督。柴咲コウ、満島ひかりも心情の変化を好演。
家族とは「支えであり、呪縛ではない」

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rikakkuma

4.5今は亡き兄の本質

2025年11月29日
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ひでちゃぴん

5.0今年一番

2025年11月29日
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家族について。名作です。

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ヤスヒコ
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