「普遍的なテーマ」兄を持ち運べるサイズに Rubyさんの映画レビュー(感想・評価)
普遍的なテーマ
人はいずれ死ぬ、という普遍的なテーマを感じた。
クズ兄に振り回された妹と妻や子達。
オダギリ・ジョーさんのクズっぷりが実に板についている。
「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じ中野量太監督。
コメディタッチであるにも関わらず、あちこちで笑いと涙が交錯するような作りにも関わらず、私はこうやってジタバタしていても人はいずれ皆死ぬし、人生って短いとか、その儚さとか悲しさを感じてしまった。
結果、人の一生はその人だけのものだし、だとしたらやはり今日を精一杯生きねばならないだろうとは思えた。
精一杯は無理だとしても、死ぬまでは生きるしかないし。
役者さん達は皆さん適役だと思った。
子役さんも上手。
ラストシーンは特に印象に残った。
突っ込みどころは沢山ある。
でもあえて突っ込まないで、流していい作品なんだと思う。
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