劇場公開日 2025年11月28日

「でも、許せない」兄を持ち運べるサイズに ぱんだcatさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 でも、許せない

2025年11月30日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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斬新

最近身親類の死後整理をしました。死んだ人間にも迷惑をかけられたけど、生きてる人間にも散々振り回されました。人ひとりの人生を片付けるのがこれほど大変なのだと身にしみて思い知りました。

こんなに泥臭くて重いテーマを、実に軽やかに的確に描き出している秀作です。オダジョーは勿論、満島ひかりの繊細で自然な演技はさすがでした。ちょっと野暮ったい柴咲コウとの掛け合いも絶妙で。お姉ちゃん、良一くんの思いも丁寧にコンパクトにまとめられていたと思います。
「兄」の名前が出てこないので、オダジョーは妹から見た人物。加奈子さんやお姉ちゃん、良一くんから見た「夫」や「父」の姿を垣間見せる演出も心憎いです。

とはいえ、家族って本当我慢ならない時があります。
「あんたは冷たい子だけど、あの子は優しい」って、私は姉ですがウチの母も同じことを言います。どんなに不出来でも、不出来だからこそ息子の方が可愛いのでしょう。
母に代わって故人の死後事務を取り仕切り、頼りになるとは言われても、優しいとは決して言われません。

好き勝手に振る舞った故人も、何もしない弟も、やっぱりどうしても許せない。個人的理由で、星半分減らしますw

ぱんだcat
ゆきさんのコメント
2025年12月6日

こんばんは。
コメント失礼しますm(__)m
心中お察し致します。
何も知らないくせに。。と思わないでね言わせて下さい。

ぱんだcatさんは優しいです!
そして立派です!

私ももっと頑張れそうです。
ありがとうございます♪

ゆき
ぱんだcatさんのコメント
2025年12月3日

大吉さん、そうなんですよ!ありがとうと素直に言ってくれるだけでも気持ちの重さが全然違うんです!

ぱんだcat
ぱんだcatさんのコメント
2025年12月3日

すけちゃんさん、ありがとうございます。赤の他人の弟さんでも嬉しかったです。

映画の理子ちゃんのまとまらない思いに共感しまくりでした。呪縛ではないと信じたいなあ…。

ぱんだcat
大吉さんのコメント
2025年12月3日

感謝は素直に伝えてほしいですよね。

大吉
すけちゃんさんのコメント
2025年12月2日

いつも迷惑かけてる末っ子な私ですが兄姉にはうまく伝えられないけど常日頃『感謝』の気持ちを忘れていません。
なかなか近しいと………ねぇ。照れというか甘えというか。
でもホントに有り難く思ってますよ。
よっぽどひねくれていない限り。
まったくの赤の他人の弟のひとりごとでした。すみません。

すけちゃん
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