「いなくなりますよーに」兄を持ち運べるサイズに Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
いなくなりますよーに
疎遠だった兄が亡くなり、兄の元妻とその娘と3人で、兄の自宅を片付け気持ちを整理する妹の話。
滋賀で暮らしている作家の妹に宮城県多賀城市で暮らしていた兄が亡くなったので遺体を引き取りに来るようにと連絡が入り巻き起こって行く。
エッセイストということで、モノローグ的に状況や心情を説明する様なシーンを散りばめつつ、時に元兄の妻やその娘と対話し、時に自信の脳内の兄と向き合い、兄に抱いていた感情を整理していく展開に、兄と暮らしていた息子との交流を絡めてみせて行くストーリーで、はっきりさばさばし過ぎな自分には、ちょっと理解できない結びつきや後悔なんかもあったけれど、全体的にはわかりやすくて面白かった。
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ファランドルさんのコメント
2025年12月3日
脳内思考を、ワープロみたいに文字にしてくれるのは、たしかに分かりやすかったですね。
でも、これ、一般人にとっては大事件でも、映画の題材としては、物足りなかったです。
おつろくさんのコメント
2025年11月30日
共感ありがとうございます!
他では美人役をしている柴咲コウと満島ひかりが、格段に地味になって普通の主婦役をしているのが、物語の内容にマッチしていて良かったと思いました。あの姿で街中を歩いていたら気付かないでしょうね。
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