「全く共感できない」兄を持ち運べるサイズに aliasさんの映画レビュー(感想・評価)
全く共感できない
クリックして本文を読む
何を伝えたいのかがさっぱり分からず、共感できる部分もほとんどない作品でした。まさか幼児虐待を扱った内容だとは思わず、さらにその加害者である父親を許すような展開には不快感すら覚えました。それに加え、各キャストのコミカルな演技と物語の重たさとのバランスも悪く、ちぐはぐな印象を受けました。
原作は未読なので、原作と本作と展開が一緒なのかは不明ですが「一見ダメ人間に見える兄も、実は根はいい人だった」という展開なら分かるのですが、「やはり本物のクズでした」という展開に至るのは理解に苦しみます。少なくとも本作のコミカルなトーンとは合っていないと思います。
恐らくキャストの皆さんも演じるのが難しかったと思います。そんな中、娘役の役者さんはとても自然な演技で良かったです。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
