「家族とは」兄を持ち運べるサイズに 木曜日さんの映画レビュー(感想・評価)
家族とは
親の顔色を伺う妹に対しマイペースで手のかかる兄の方が母受けが良く寂しい思いをした幼少期。
大人になっても仕事も家庭も上手くいかず作家になった妹に事あるごとに金をせびってくる兄とは疎遠になっていたが……。
家族とは何なのか、血の繋がりか、一緒に暮らすことか?育てることなのか。
泣いた。鼻が真っ赤になる程に泣いたので、すぐに映画館を出られなかったしこの映画を思い出せばいつでも泣けると思う。
満島ひかりに泣かされ子役に泣かされた。
結局さっさと死んで心に残り続けるんだからズルい兄だよなというのをオダギリジョーだからのバランスで好演。
笑わせる場面もありしみじみ良い映画だなという余韻に浸れる。
「呪縛ではなく支えである」
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