「前半ちょいイラ、後半ほっこり たまにクスッと」兄を持ち運べるサイズに windploofさんの映画レビュー(感想・評価)
前半ちょいイラ、後半ほっこり たまにクスッと
試写会にて拝見いたしました。
ちゃらんぽらんな兄役はさすがオダジョー、宛て書きかと思うくらいドンピシャでした。
対する妹役が主人公となる柴咲コウさんですが、兄が濃い目のため、比較的薄味のキャラ設定。
ポスタービジュアルの感じから、もっとコメディコメディした笑える展開なのかと思ってましたが、どちらかというとハートウォーミングな感動できる作品でした。
コメディパートも適度に散らされており、感動一辺倒で疲れすぎないようにいい塩梅のバランスになっていたと思います。
劇中、「自分にとって家族とはどういう存在なのか?」という問いに対して、家族とは?で詰まってしまう主人公が印象的。
嫌ってきたはずの兄の、自分の知らなかった事や知ろうとしなかった事、遠ざけて会話をしなかった事に対する後悔。
劇中、不破万作さん演じる大家さんが、「死んじゃったら何も言えないもんな」というパートがありましたが、まさにその通りですね…
12/1修正
劇中、佐賀と滋賀を聞き間違えておりました、失礼しました
なんで新幹線移動なんだろう?って不思議だったんですが、滋賀からなら違和感ないですね
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