コラテラルのレビュー・感想・評価
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気のいいタクシーの運ちゃんが殺し屋を乗せてしまってさぁ大変。という...
気のいいタクシーの運ちゃんが殺し屋を乗せてしまってさぁ大変。という映画。
銀髪の殺し屋役のトム・クルーズはさすが安定の存在感だけど、観終わったあと印象に残るのはやっぱりタクシーの運ちゃん役のジェイミー・フォックスかな。
序盤で心底善良な彼が、追い詰められるうちに野性的な表情に変わっていく様子は一見の価値有り。
先送りにしていたことを、行動したくなる。
「多くの人々が10年後も今と同じ仕事、暮らしをしている。繰り返す変化のない日常に安心出来るから。」
そんな台詞が劇中にある。
仕事や雑事の忙しさに流されるままに生きていると、隣人の死にも生にも、もしかすると自分自身のことにも鈍感になっていくのでは?
と問いかけられたような気がした。
とりあえず、半年前からずっと気になっているのになんやかんやとタイミングが合わなくて行けていないレストランの予約を、観たあとすぐに入れてみた。
単純(笑)
でも、そんな衝動をおこさせてくれる映画。
挿入曲がオシャレでクールなものが多いのも愉しめるポイント。
ジャズバーやクラブも出てくるし、お酒片手に観るのも良さそう。
(殺し屋の話だし、、食欲は湧かなくなるけれど☆)
私はワイン飲みたい気分になりました。
すごい面白かった
クライム・サスペンス(アクション)の傑作
久しぶりの視聴
観終わった後の充実感
ヒーローではないトム
プロットはシンプルだが、よく構成されていて二人の意識変化が自然に描かれ、最後のシーンに納得感がある。
ヒーローではないトムも見所で、身長をごまかす配慮もないから、他とは違うトムが観られる。
ただ、もう少し一般受けする要素を入れても良かったのに。少し地味かも。
20151029 これは…スゴイ!
勧められて初視聴。ををを!意外なストーリー展開にドキドキ・ハラハラ☆サスペンス系の物語でした。トム・クルーズが完全悪役!というのが、またイイ!男と男の闘い、という基本コンセプトも生きていて、とにかくハラハラしました。面白かったです!
ミニレビュー
よくできたスリリングな映画
LAの夜。タクシードライバーが1人のスーツの男を拾う。大金を渡され「今夜はオレのドライバーになってくれ」と頼まれるが、男は一晩で5人殺すように仕事を依頼されているコントラクト・キラーだった。タクシーの運転手は不毛ながらその男とLAを回ることになる。2人の運命がこの一夜で変わるとも知らず…。
このトム・クルーズが怖いのなんのって。普段あんなに爽やかな人なのに、この映画ではあまり笑わないし、敵に回すと瞬殺されるような危険さがある。ところが力になってくれた時の心強さも半端ない。タクシー運転主と殺し屋がほんの一夜、一緒に時間を過ごすだけなのだが、そこにスリリングなストーリーとキャラの変化が観れて、観客を放さないものになっている。2人の人生に対する哲学も対照的で、到底同じ立場と思えない2人が最後には対等にやりあう様子は見応えあり。
悪役・トム
若きトム・クルーズが、珍しく悪役を務めた、クライム・サスペンス。トムのカッコよさや強い姿は封印し、冷酷なわりに泥臭さのある殺し屋・ヴィンセントを演じている。
その殺し屋の片棒を、不本意ながらも担がされる羽目になるのが、ジェイミー・フォックス演じる真面目なタクシードライバー・マックス。
マックスのタクシーに、美しい女性検事を乗せた後、続けて乗ってきたビジネスマン風の男がヴィンセント。ヴィンセントは、タクシーを一晩貸し切りにして、5か所の知人の所を回るように持ちかける。しかし、それは標的とする暗殺する為だった。
マックスは、ヴィンセントに脅迫されながらも、暗殺のドライバーを務め,ロスの夜の街を疾走する。その中で、弱腰だったマックスは、5人目の標的が、あの女性検事と知ると、彼女を助ける為に、勇気を振り絞りヴィンセントと渡り合っていく。
本作の見どころは、やはり悪役としてのトム。髪の毛もグレーに染めて,髭を生やし、風貌からもワイルドな殺し屋の演技に徹している。
そして、もう一つ目を引くのが、マックス役のジェイミー・フォックスの演技。彼の素直に喜怒哀楽を表現する演技が、トムの冷酷さをより際立たせている。また、女性検事役のジェイダ・ピンケット=スミスも、クライマックスで、重要な役柄を演じている。
化け物トム
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