コラテラルのレビュー・感想・評価
全100件中、61~80件目を表示
悪役のトムクルーズ。
トムクルーズの悪役と白髪が新鮮。
暗く静かで重苦しいような雰囲気が好みな作品でした。
彼に巻き込まれてしまうマックスを演じるジェイミーフォックスの演技も光っていた。
最初は普通のタクシー運転手なのに、フェニックスと対峙した後からは印象ががらりと変わった。別人にすら見える。
トムクルーズ演じるヴィンセント。
何事にも無関心でありながら、マックスの母に花を買って行ったり、女に電話しろと言ったり、君は本気になってないと説教のようなことをしたり、ただの悪人でないような面も見せる。不思議な魅力を感じた。
しかし心がない。トランペット奏者との場面が顕著。冷徹で殺人に対しても関心がない、仕事だからやる、からっぽでどこかかわいそうな人物に思えた。
ヴィンセントは60億人の内の1人知らないやつがいなくなっても…と言う。
でも奥さんや子供が…とマックスは言う。
ものの見方が主観客観で全く対極的なのがおもしろい。
作品全体のセリフに重みというか含みがある感じで好きでした。
終盤でマックスが検事の女性と逃げるシーンでは、ヴィンセントがあまりにも正確に追って行くのでちょっと違和感があった。
マークラファロは私の中でなんとなくほんわりしたイメージだったが、今作ではイカつい見た目で出演していた。警察だとは思えないイカつさ。潜入捜査とかしてたんだろうか。でもいい役でした。
ヴィンセントの最期は彼の言葉通りで哀愁漂う。余韻の残るいい終幕だった。bgmも雰囲気に合ってて良かった。
渋いトム
コラテラル:そのまま6時間死人だと気付かれなかった
【コラテラル:おすすめトレビア】
・「Collateral」というのは"〔不運な〕巻き添え【名】、付随的な【形】"というような意味で、この映画では従犯を意味している。主犯を助ける意図はまったくなかったのに、ある状況から共犯になってしまう。
【コラテラル:おすすめポイント】
1.ヴィンセント役トム・クルーズの殺人シーンがめちゃくちゃCOOL!!!
2.マックス役ジェイミー・フォックスがだんだんかっこ好くなっていく!!
3.マックス役ジェイミー・フォックスとアニー役ジェイダ・ピンケット=スミスとの絡みやセリフがいいなあ!
【コラテラル:名言名セリフ】
1.ヴィンセント役トム・クルーズの名言名セリフ
→「8分でも6分でもなく7分?」
→「ロスの地下鉄で男が死に そのまま6時間死人だと気付かれなかった」
→「気にするな ”しゃべらず 直接 行動に出る” それが男だ」
2.マックス役ジェイミー・フォックスの名言名セリフ
→「今夜は一度賭けてしまった」
→「話したくない ちょっとしたビジネスでね」
3.アニー役ジェイダ・ピンケット=スミスの名言名セリフ
→「吐く人もいるけど 私は胃が丈夫なので涙を流すだけ」
トム・クルーズ版ターミネーター。 トム演じる殺し屋、目的遂行の為な...
斬新だな〜
何故マックスは一緒に行動させられたのか
総合65点 ( ストーリー:40点|キャスト:80点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
邪魔者は躊躇無く排除する冷酷な殺し屋ビンセントが、見知らぬタクシー運転手マックスを引き連れて一緒に連続殺人に挑むという馬鹿げた物語。殺し屋は邪魔になっていそうな運転手を殺しもしないどころか彼に自由に行動させ、さらに傷だらけで目立つ車を変えもせずに任務遂行に挑み続ける。
何故ビンセントはマックスと彼の車にこだわり続けるのだろうか、そしてマックスをずっと生かし続けて母親の見舞いにまでいくのだろうか。それがこの作品の基盤となる最重要な部分である。しかしとにかくそれがずっと謎だった。
最初にマックスの車に乗ったときに彼が有能であって気に入ったのはわかる。だがビンセントの正体がばれて彼の最初の計画はすぐに破綻し、普通ならばこんなに面倒なことになるならばさっさと目撃者であるマックスを始末して車も変える。どんな特別な理由があるのか、どんな理由があって彼を気に入ったのか、もしそれがないならばどんなにくだらない物語なのかが観ている間ずっと気になり続けていた。
そしてその回答がないままに映画が終わってそのくだらない物語だけが残り、ただただがっかりした。結局ビンセントは理由もなくマックスと彼の車を使い続け、それが原因で任務に重大な支障をきたした。なんて馬鹿な殺し屋であり馬鹿な脚本であるのか。偶然入れ違いで殺し屋と標的を乗客として乗せたという偶然にもひいた。
L.A.の夜の街の撮影は上手くて演出も洗練されていている。冷たい雰囲気の中にも都会の闇を映したお洒落さすら感じさせる。主演2人の演技も良かった。ひたすら脚本が駄目。
気のいいタクシーの運ちゃんが殺し屋を乗せてしまってさぁ大変。という...
先送りにしていたことを、行動したくなる。
「多くの人々が10年後も今と同じ仕事、暮らしをしている。繰り返す変化のない日常に安心出来るから。」
そんな台詞が劇中にある。
仕事や雑事の忙しさに流されるままに生きていると、隣人の死にも生にも、もしかすると自分自身のことにも鈍感になっていくのでは?
と問いかけられたような気がした。
とりあえず、半年前からずっと気になっているのになんやかんやとタイミングが合わなくて行けていないレストランの予約を、観たあとすぐに入れてみた。
単純(笑)
でも、そんな衝動をおこさせてくれる映画。
挿入曲がオシャレでクールなものが多いのも愉しめるポイント。
ジャズバーやクラブも出てくるし、お酒片手に観るのも良さそう。
(殺し屋の話だし、、食欲は湧かなくなるけれど☆)
私はワイン飲みたい気分になりました。
すごい面白かった
クライム・サスペンス(アクション)の傑作
久しぶりの視聴
観終わった後の充実感
タイトルなし(ネタバレ)
トム・クルーズの悪役を見られる珍しい機会。冒頭でジェイソン・ステイサムが出てて「おっ?」となったが彼はそのシーンだけのほぼカメオ。全く覚えてないけど以前に見たことあるようで筋は見てて思い出した。トム扮する銀髪の殺し屋がジェレミー・フォックス扮するタクシードライバーを巻き込むというもの。トム・クルーズは普段がネタにされるほどのキザな笑顔だったりするので、むしろその後ろにあるような狂気がすごく合っていた。一晩で5人片づけるなんてプロっぽい割に裏通りとはいえ街中で発砲音響かせたり、ジェイミーにしてやられたりみるとややプロ感には欠ける。けれどもジェイミーの変化が感じられてよかった。画がたまに特典映像っぽくみえるのはなんでだろう。
悪役トム・クルーズ!
悪役ヒットマン役にトム・クルーズ。5人のターゲットの射殺を遂げようとする。たまたま乗り合わせたタクシーの運転手が良心から殺人を妨害しようとする。ロスの夜の街中が舞台だが、5人目のターゲットの女性検事と運転手は一緒に地下鉄に乗って逃げる。果して二人は逃走出来るのか!?トム・クルーズは冷酷だが、非情な悪人とも言えない・・2004年のハリウッドのアクション映画。
全100件中、61~80件目を表示