コラテラルのレビュー・感想・評価
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トム・クルーズの殺し屋
タクシーの運ちゃん(ジェイミー・フォックス)が、空港で乗せた客(トム・クルーズ)が殺し屋で、一晩で5人殺すようだ。
無駄な抵抗を続けるものの、殺しは止まらない。
面白い話でテンポもよく、トム・クルーズが楽しんで演じているようだった。
う~ん▪▪▪微妙
キャラクター、シチュエーション、それぞれの設定にイマイチ感情移入出来ない状況が続き・・・キャラ設定と状況設定の妙を味わうのだろうが・・・等と思ってると急展開・・・と思ってるとあっけない幕切れ。
日本なら警察署に直行
日本なら、運転席と後部座席の間に防弾ガラスを取り付けないといけないね。
ボタン一つで客を外に飛び出す装置も欲しい。
そこかしこにカメラがある現代なら、
成立しない映画。殺し屋稼業も難しくなったもんだ。
最悪の巻き添え
珍しくトム・クルーズが悪役だったけど
悪人って感じがしないっていうか、人間味の無いキャラだったな。それと、殺し屋にしては仕事が雑。
主人公のマックスはよく頑張ったと思うし、一晩で漢に成長した。
自分の殻をぶち破り、愛する人を守る為に動く様はかっこ良かった。
少し疑問なのがクラブでの襲撃のだけど、何であんなに激しく暴れたのかね?
自分はノーマークな訳だし、もっとスマートに殺れたと思うんだが。
それまさに、役者の妙
サンフランシスコの一夜が舞台。夢と楽園の写真を生きる糧にしているタクシードライバーの主人公と、ある組織に雇われた殺し屋のストーリですね。
これはまさに、役者が良い。ストーリーだけで見れば、標的や殺し屋の謎が徐々に明かされる単調なもの。標的の人数もわかるので、大体の流れもわかります。ですが、役者がいいので永遠に見てられます。セリフにも重みがあり、キャラが立っていますね。
主人公は、きっと夢を叶えようと努力する事を生きる糧としていたんでしょうね。俺は、夢に向かって努力しているんだという一種の催眠で自分の自尊心を維持していた。彼の表情にどこか共感してしまう部分もあり、見入ってしまいました。
単調でわかりやすいストーリーとセリフ、役者の妙。そして、友情にも似た不思議な関係。どこかミッドナイトランに似たものを感じましたね。
私は、お気に入りの一作に選出確定です。バディ系ドラマアクションとしてカテゴライズしておきます。
サスペンス…? ※核心に触れるネタバレはなし。
いや、よくわからんのですが…サスペンス?の定義とは…?ハラハラしたらサスペンス??
ストーリーとしては、ただただトム・クルーズが人殺してくだけの話。Wikiを見ると「トム・クルーズが悪役を演じたことで話題になった」とあるんですが、ほんとにそれだけ。
ただ、「それだけ」ですが結構面白い。が、凄く面白いかと言われると…
見終わって、何となく面白かったな~という感想が浮かぶけど、何が面白かったかと言われると答えられない、雰囲気で乗り切った感が強い作品でした。
地上波て見たので吹き替えでしたが、特に違和感はありませんでした。
あらすじ:
真面目で正直者のマックスは、リムジンの送迎ドライバーを夢見つつ踏ん切りがつかず、タクシー運転手を続けている。ある晩、アニーという大事な裁判を控えた検事を客として乗せたマックスは、早く着く道が良いと道路を指定するアニーに「こちらの方が早い」と別の道を提案。アニーは「そちらは渋滞が凄い」と返すが、マックスは「もし渋滞だったらタダにする」と賭けを持ちかける。賭けに負けたアニーはマックスの腕を信頼し、「何か困ったことがあれば連絡を」と名刺を渡して去っていく。そして入れ違いにヴィンセントという男を乗せたマックスは、目的地に着くなり「腕の良い運転手だから一晩貸し切りにしたい」と言われる。貸し切りは規定違反だったが、ヴィンセントの強引な態度に押し切られて頷いてしまう。しかし、ヴィンセントが入っていった建物からタクシーの上に男の死体が落下、下りてきたヴィンセントが自分は殺し屋だと白状する。知らずに殺人の手助けをしたと知ったマックスは、誰にも言わないし車はやるからと「一晩の貸し切り」を断って去ろうとする。しかしマックスの腕の良さを惜しく思ったヴィンセントは運転手を続けるよう脅し、最終的に5人の人物を殺す予定だと言う。徐々にヴィンセントから話を聞き出すマックスだったが、標的の最後の1人がアニーだと知り…
…ハイ。あらすじ書いてて思ったんですが、ヴィンセントは「プロの殺し屋」なのに初っ端から失敗してます。大丈夫かよヴィンセント。もうちょっとバレないようにやんない??何で初っ端から都合良く失敗したの!?
しかもタクシーのフロント割れて血ついたまま運転とか、ありえねーから!職質受けるに決まってんだろ!何で1回しか警察に止められないんだよ!
あと、すっげぇ遠くのビルの窓から、誰がいるか見えます??マックス、結構距離のあるビルの屋上から「あいつがいる!」みたいなこと言ってるんですが、いや見えねーだろそんなん…目に双眼鏡装備してんの???
突っ込みどころは色々ありますが、脚本家が大学生の時に書いたものだそうだからヨシ!そっから監督が大幅に書き換えちゃったらしいけどヨシ!
監督のマイケル・マンは骨太な映画を撮ることに定評があるらしいが、殺し屋役がトム・クルーズの時点でちょっとなぁ…悪役が似合わないというより、この映画に合ってないというか、「骨太」のイメージじゃないというか。骨太っていうより、裏でちゃっかり生き残るタイプじゃない?この人…笑
役作りのためか、見た目が白髪交じりのオッサンなんですけど、この時点で違和感ありました。いつも映画に出てる時みたいな容姿で冷酷な殺し屋…の方がインパクト強かったんじゃないかと思います。
もちろん演技も動きも凄く良かったんですが、その割に初っ端からヘマするし、最終的に一般人のマックスに殺されるし。何なん????
最初、ヴィンセント役はラッセル・クロウにほぼ決まっていたんだとか。正直、自分もラッセルの方がこの役に合っていた気がします。冷酷な殺し屋と言われて想像できるし、作品の雰囲気がもっと引き締まったかなと。
トムだと何となく人の好さがあって、そんなに悪い人なんかな??と最後の方まであまり悪者!って感じが飲み込めませんでした。実は良い人でした的なエンドでも違和感ないくらい、作品の雰囲気がユルい。
何かトムだと愛嬌があるんですよね。殺し屋って言っても実は優しいところもありそうな。ラッセルが後部座席に座って銃向けてきたら普通に怖くてチビりそうですが(笑)、トムだと銃向けられても「またまた~笑」ってなりそうな気がします。カット入った瞬間銃向けてた相手とエヘヘって笑い合ってそうな感じが想像できるというか…
いや、実際動きはかなり機敏で、銃の扱いも洗練されてて凄腕っぽさはちゃんと出てたんですけどね。でも、やっぱりその人の持つ雰囲気ってありますよね…
ちなみにR15+らしいけど、どの辺でR15+と判断されたのかなー。別にグロくもなく、オッサン2人がワタワタしてるだけでエロも一切ありません。
確か『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』というティム・バートン監督・ジョニー・デップ主演の血みどろ満載映画が、同じR15+だった気がするんですけど。『スウィーニー・トッド』は血がドバドバ出るわ、身内ブチ殺すわ、子供が大人殺すわ、切った首の断面まで見せてましたけど。
本作は頭撃ち抜いても出血しないし、体の断面も出ないし、子殺しや大量殺戮もない。どういう理由でR15+???
それとも地上波だからどっかカットされてただけで、ノーカットだとグロかったのか…?
「夜のLAの暗い街並みを捕らえるため、ほぼ全編をデジタルで撮影した」とのことですが、他の作品と映像の違いは(素人には)わかりませんでした。特筆すべき点は(素人には)ない気がします。
ストーリーの構成はとても良くて、飽きさせません。最初に話してたことが後になって出てきて、最初のその台詞が出てきた時点で「ラストこうなるんだろうな…」って先が見えてはいるんだけど、オシャレな感じで自分は好きです。
あっ、あとこれだけは触れておきますが、自分は マーク・ラファロ 目当てで見たのに!活躍が!ほとんど!ありませんでした!!!!(大声)
あの流れで何でマークもっと活躍しないんだよぉぉぉぉ!!!!
日本ではハルク役で知名度上げまくったマークですが、元々アメリカでは受賞も多くて、演技力は認められてたんですよね。本作では見た目がめちゃくちゃ悪役っぽい刑事役(笑)で、良い人なんですが…途中退場。
しかしマークは格好で雰囲気が全く変わるので、いつも一瞬誰だかわかりません。し、良い役なのか悪役なのかも一目でわかりません!笑
色んな映画に出演してて、演技も相当上手いのに、あまり(日本で)話題にならないのはそのせいもあるかも。わざとらしくない演技だけど舞台出身なんですよね、この人。日本で舞台出身というと、おしなべて仰々しい演技のイメージ強いですが…
もっと日本でも取り上げて欲しいなぁ。美男美女じゃないと推されない風潮何とかならんのか…
とにかく自分にはもっとマークの出番が欲しかった作品でした…あれで終わりなんて悲しすぎる…。
トム・クルーズ版『ターミネーター』(笑)
オープニングのジェイソン・ステイサムはどういう経緯でカメオ出演したんでしょうね(笑) 白髪のトム・クルーズもいいなあ、スーツも似合ってました(^-^)
不自然な設定で共感しにくいなぁ
殺し屋に雇われたタクシードライバーが、その運転手となって挑戦的な方向へ変化する話し。
リアリティがないので、入り込めなかった。殺し屋が派手に動き過ぎて、これはすぐ捕まるでしょう、と思うし、なぜ、タクシードライバーを雇うのか?もっと、静かに殺しを実行していくはずでしょう、と思います。
ちょっと、そもそもの設定に無理があったのではないか?と思うので、クライマックスシーンの盛り上がりがいまひとつに思えた。トム・クルーズだからこそまだ鑑賞できたのかもしれない。
主演二人がハマり役!!
夜間撮影がとても綺麗で、深夜の映画鑑賞に向いていると思います。殺し屋の銃がサイレンサー付きでは無く、いちいち仕事が雑だったり、数々のピンチもご都合主義で乗り越えてしまう所に不満はありますが、主演二人のキャラ設定と、冴えない運転手が一晩の出来事で男をアゲるというストーリーは達成していると思います。この手の映画でありがちな、下品な台詞の応酬が無いのも、静かで好みでした。
★今日は不運な日なんだ…
夢追い人は、ただの夢老い人になる。
言ってるだけで動かないのはもったいないよな。というメッセージも貰っちゃいました。
『Collateral』不運な巻き添え。
でも、マックスはそれがあったからこそ最終的に肚を決め覚醒した。(現実的にあそこまで刺激をもらわなくてもいいけれど…😅)
エンドロール流れだ時に、
信じてくれた刑事さん、
どうか生きててくれ!と願ってしまいました。
マックスは真面目やし、
短時間で、人の心を開かせれるし、
殺し屋でさえも生い立ちを聞き出した才能があると思うから、カウンセラーでもええんやないかな?とも思いました。
最後に、トムクルーズの悪役も好き。
タクシーの赤と黄色、んで、黒人さんが運転、しかも、LA!!!バチくそかっちょええ!
無表情のトム・クルーズさん
なんとなく録画してたんだけど、なかなか見れないトム・クルーズの一面が見れました。
■一瞬誰か分からなかった
トム・クルーズがグレイヘアーで無表情。
ん・・・?キャスト知らずに見た映画だったので最初はそっくりさんかと思った(;´∀`)
爽やかイケメンのトムクルーズも、この作品は冷酷な殺し屋さん。
また違ったトムが見れて良かった。
■チョイ役が豪華
冒頭でジェイソン・ステイサムが出てて(・∀・)ゎぉ!!
一瞬しか出てこないので見逃さないで♡
【トランスポーター】でお届けもの?!w
■なんとなく中途半端でスッキリしない。
ヴィンセントがマックスを説教するシーンとか
一瞬だけマックスを助けるシーンもあったり・・
少しマックス(ジェイミー・フォックス)に感情移入してるようにも見えました。
プロの殺し屋のわりには、プロっぽさが無いです。
2流の殺し屋やんw
■ジェイミー・フォックスの演技が光る作品!
今作においてはトム・クルーズを完全に食っている!
演技が光ってましたね。いい味出してました(≧∇≦)b
ただめっちゃ面白いわけでもなく、つまらないわけでもなく・・
可もなく負荷もなく・・・
特に私の心には何も刺さらなかった映画でした(´・ω・`)
キャラクター設定が絶妙。
アクションやサスペンスを楽しむというよりは、ヴィンセント(トム・クルーズ)とマックス(ジェイミー・フォックス)の駆け引きや彼ら二人のの性格を楽しむ映画なのかもしれない。最初は殺し屋の客の言いなりになっていたマックスは、元々客に対して自分の夢や生き方について語るというフレンドリーな性格の持ち主であった。親しみやすいが煮え切らない性格に苛立ちを覚えたのであろうか、ヴィンセントは脅かしたり詰ったり、そして実践的にと、それとなく彼にアドバイスするほどになるのだ。“仕事”という言葉がキーワードとなるくらい、殺し屋に徹する冷酷なヴィンセント。どことなく殺し屋版ターミネーターといった性格さえうかがわせるキャラクターであり、対するマックスは優柔不断ではあるが、日本人受けしそうな性格だ。
ストーリーは、一晩で5人を殺すという仕事も一つ一つが派手な展開で、証拠を残しまくっているところがちょっと興ざめ。3人目の暗殺はジャズ・バーにてマイルス・デイヴィスをモチーフにして音楽的にも面白いエピソードだったが、その後の展開がイマイチ。やりすぎ感のある銃撃戦では引いてしまうし、5人目は?・・・という展開は読まれてしまうのだ(その直後に席を立った人もいたくらいだ)。
笑いの要素も何箇所かあり、飽きさせない作り。耳を撃たれたトム・クルーズの特殊メイクも良かった。そして、ハングル文字、タイ(?)の文字などアジアン・テイストとロスの風景を上手く絡めた描写は綺麗だった。
〈2004年10月映画館にて〉
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