コラテラルのレビュー・感想・評価
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ヒットマン、トム・クルーズ‼️
あのトム・クルーズが、銀髪&無精髭で本格的な悪役ヴィンセントをカッコ良く演じるクライム・サスペンス・アクション‼️不幸にもプロの殺し屋を乗せてしまったタクシー運転手マックスの壮絶な悪夢の一夜を、マイケル・マン監督お得意のスタイリッシュかつ緊張感ある演出で描いた傑作ですね‼️まず冒頭、空港でヴィンセントがスーツケースを交換する男がなんとジェイソン・ステイサム‼️このシーンだけの登場がスゴく勿体無い豪華共演‼️マックスのタクシーの上に死体が叩き付けられる一人目の殺しから、クールに冷静に次々と殺しを実行していくヴィンセント‼️「60億の人間の一人がいなくなっただけだ」とのヴィンセントのセリフ‼️まるで「第三の男」のハリー・ライム‼️狂ってますね‼️殺害のターゲットである女性弁護士のアニーを連れたマックスが、地下鉄内でヴィンセントと対決するクライマックスは、凄まじいドキドキ感で観る者を圧倒‼️そして地下鉄の客席に座ったまま息絶えたヴィンセントを乗せて地下鉄が走っていくラストも、クールな余韻が残る‼️まさしく「嵐の後の静けさ」ですね‼️
夜のla
【”巻き添え運転手、悪夢の一夜。”今作は、人心を失った哀しき殺し屋を自身のタクシーに乗せてしまった人心ある男が経験する悪夢の如きスリリングな一夜を描いたクライムアクション映画である。】
■ロサンゼルスの12年の経験に基づき街の道路を知り尽くしているタクシー運転手マックス(ジェイミー・フォックス)は、ヴィンセント(トム・クルーズ)というビジネスマン風を拾い、マックスのドライバーの腕を見込んだ彼から、600ドルで一晩で5カ所を回るよう依頼される。
だがヴィンセントの正体はプロの殺し屋で、麻薬組織から検察側の証人殺害を請け負っていた。そしてマックスは彼の運転手をさせられるのである。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・マックスは夜専門の雇われタクシー運転手。漠然と独立を考えているが、12年間同じ仕事をしている。
最初に乗せたアニー・ファレル(ジェイダ・ビンケット=スミス)という女性検事を乗せた際に、どの道を行くのが早いか賭けをして、見事に勝利し彼女から”困った時は連絡して。”と名刺を貰う。
ー この最序盤の何気ない設定が、最後半に効いてくるのである。ー
・序盤の空港でヴィンセントが、男(ジェイソン・ステイサム!)とぶつかった後に、マックスのタクシーにスーツケースと共に、乗り込むシーン。
マックスはご機嫌だったが、ヴィンセントの申し出を躊躇いながらも引き受ける。
ー だが、そこから悪夢の一夜が始まるのである。-
・”ちょっと待っててくれ”と言われ、一カ所目でノンビリタクシー内で待っていると、彼のタクシーの上に突如死体が落ちて来る。
ー そして、戻って来たヴィンセントが本性を出して行くのである。”地球には60億人いる。その一人が居なくなっただけだ・・。”ー
・その後、次々に証人殺害を実行していく冷酷なヴィンセント。タクシー車内でのヴィンセントとマックスの会話。”親父から虐待を受けて、里子に出されたり戻ったり。””で?””12歳で親父を殺したよ。”
ー マックスは、ヴィンセントの心に人心がない事を悟り、彼のスーツケースを奪いハイウエーの陸橋の上から投げ捨てるのである。-
・だが、ヴィンセントはマックスに対し、殺しの依頼人のフィリックス(ハビエル・バルデム)の所に行き、スーツケースの中のデータを再度貰いに行くように脅すのである。
ー このシーンの、マックスがフィリックスからデータを貰うシーンの緊迫感が凄い。マックスが胆の据わった男である事が、分かるシーンでもある。-
・そして、マックスはヴィンセントを乗せたまま、猛スピードでタクシーを走らせ大クラッシュをした際に、彼の最後の殺害対象が、アニー・ファレルという女性検事である事を知るのである。
■ここからの、マックスの人心ある行動が凄い。
逃げれば良いのに、彼はアニー・ファレルに電話し逃げるように指示しながらも、自らもアニーのいるビルに侵入したヴィンセントを止めようと、彼を追って行くのである。
そして、最終盤の地下鉄で逃げるマックスとアニーを追うヴィンセントのシーンは、スリリングでハラハラドキドキである。
<今作は、人心無き殺し屋を自身のタクシーに乗せてしまった、人心ある男が経験するスリリングクライムアクション映画なのである。>
骨太オシャレ映画。文学性の高いアクション作品。
オシャレ映画って雰囲気だけのものが多いが、これはシナリオが本当にすばらしい。表層的な美でなく土台の屈強さを感じる作品だった。
冒頭から「お、これは良い映画になる」予感。主人公マックスがタクシーに乗り込んだ途端に自動車整備の音が止み、静寂の中でマックスは車内を清掃して自分の世界へ没入していく。画もカッコイイし、これだけで優良ドライバーであることが推察できる。個人的には、後半の方で2匹のオオカミ?が道を横切っていくシーンが好き。
マックスと乗客の会話の展開もウィットに富み、期待通りだったと確信した。「地下鉄で死んだ男」の伏線回収は本当に見事だった!!!脚本家の方、かなり知性の高い方なんだろうなあ…。
ただ知的レベルが高い上に異文化面もあるので、やや難しい部分もあった。欧米では妊娠期間を9カ月で計算するのだと初めて知った。字幕は原音通り9カ月を採用していた。
そして音楽も効果的に使われている。真逆の性格のマックスとヴィンセントを、クラシック派とジャズ派で描き分けていた。車内音楽のクラシック→ジャズバー→韓国系クラブと、場面展開もナチュラルである。Kのクラブ音楽に乗せたガンアクションシーンは、残虐なのについノッてしまう見事な対位法だ。(それにしても、ここで韓国が入るのは2000年初頭ゆえだろうか?ワイスピやバックストリートボーイズのような、人種ごちゃまぜ編成ブームが彷彿される。)
殺し屋のヴィンセントがトム・クルーズだと後半になってから気づいた…。トム様ってこんな演技もできるのか。殺しのアクションシーンは相変わらず豪快だが。
この作品はタクシーというアイテムが存分に活かされ、爽快なスピード感で進んでいく。隙間時間で細切れで観るの良くなかったな~。
コラテラルダメージじゃないんですな。トムの悪役。珍しい
いきなりステイサム出るし、結局あれだけだったからまだ売れてない時?と思ったがトランスポーターの後だからそんなこともなく。スペゲスさんだった。これは期待出来るかなと思ったが至極退屈。オサレ映画系?それっぽいセリフ言ったり。とにかく間が長い。ヘマしっぱなしなのにクールを崩さないトム。30分もカットしてるけど間が長いだけで本筋に関係なさそう
トムクルーズが悪役
でも誰も気づかない
こないだレンタルで観ました💿
トム・クルーズの冷酷な殺し屋ヴィンセント役はなかなか似合ってましたね😎
人の心を見透かしたような一面と、トチる面をあわせ持つ男を演じてました🙂
マックスを演じたジェイミー・フォックスも、巻き込まれ運転手を好演🙂
有名人専門のリムジン運転手になるという夢を持ちながら、具体的な行動に移せない男を等身大に表現しています🤔
他にも刑事役にマーク・ラファロ、ヒロインっぽい検事役アニーにジェイダ・ピンケット=スミス、そして数十秒の出演ながらジェイソン・ステイサムも出ていて私は嬉しくなりました😀
トムとジェイミーのファンの方は楽しめるでしょう❗
登場人物の魅力がない
ハリウッドなのに、陰キャのセカイ系ラブコメ臭が漂うのは何故なんでしょう。スパイダーマンとかもそうだけど、、これはなんか違う。
登場人物の魅力がまるで無い。トム・クルーズが初悪役に挑戦!という触れ込みだが……悪役としてのカッコ良さ、とか人間らしさ、とかもっと引き出せたのでは?
タクシーに乗せたら殺人犯で〜って設定は面白い。トム・クルーズの死に方も好み。惜しいなあ
あまりにもお粗末
うん、おもしろかった、
60点
映画評価:60点
この作品は興味深いです。
この作品を観た方へ
殺し屋とタクシー運転手の変な友情劇だと
勘違いされた方いませんか?
それは違うと思います。
この殺し屋は良くも悪くも仕事以外は
意外と正常で、とても紳士。
それに対して、このタクシー運転手は
いつまでも言い訳や嘘を繰り返し、
自分で自分の夢を遠ざけている。
そんな一歩踏み出せなかったタクシー運転手を変えたのは、紛れもなく殺し屋。
そして、その変化によって
死んでしまったのも殺し屋。
そこに変化(お節介)を見出だした事によって、
自分の首を絞めてしまった
男の物語。
そこが興味深く、儚いですね。
【2024.7.21観賞】
夜のジャズ
この映画に新しさを感じた。 映画 100年の歴史でいろんなものが作られてきた中、素晴らしいことだ。 これからも人間は ずっと 永久に新しいものを作っていくのだろうか・・?
低予算の 物足りなさと一晩での出来事という制約からくる窮屈観を サウンドの面白さとワイルドさがカバーした。 よくある感じのクライマックスのようだが トムクルーズが演じるキャラクターの独自性によって全てがプラスに転じた。どこか壊れているこの男・・しかし 全部壊れてるわけではなく、 壊れているなりにいい人であろうし 一生懸命生きている。
特筆すべきなのは トムクルーズのこの時の実年齢だ。42歳ぐらいのはずだが 映画の中ではもう10歳年上の年齢を演じている 。そこんところが面白いと思った。 殺し屋は運転手に向かって「お前はある日 気がつくのさ、年食ってしまった自分にな」って言う。彼、自身が50歳の役をやっているからこそ、そのセリフがより効いてきてるように思った。
トムクルーズの銃の構えとか、所作が綺麗だなと改めて思った。
トムクルーズ好きのわたしとしては、彼にいい人役を求めてしまいがちだけれど、冷徹な役もかっこいい。
ロスの地下鉄…の話しが最後の結末になっていて、地下鉄で1人冷たくなっている彼の姿がすごく物悲しさを感じさせる。
殺し屋として実践能力は高いけど、色々ドジ踏みすぎてて、ありえない感じだけど、そこはトムのカッコ良さを観る感じで気にならなければ楽しめる。
名作
自分に課したルールを守り、そのルールに生かされてきた殺し屋。
その作法は厳密で、2ボディ1ヘッドが基本スタイル。
銃声が立て続けに鳴っても誰も警察を呼ばないような町で、淡々と仕事をこなす
でも、即興で生き物のように変化していくジャズが好きで
ロサンゼルスのように他人に関心がない冷たい町は嫌い
トムクルの悪役は新鮮なだけでなく、この綱引きみたいな自己矛盾がとにかく上手く演出されています。
一番嫌いな場所で、一番性に合わない仕事をする男の話です。
最後は、プロとして2ボディ1ヘッドに徹したことでドア枠を弾が抜けず、マックスが即興で滅多撃ちした弾を受けて死ぬ。
自分をそれまで生かしてきたルールが、自分を殺す。
ひと晩の追いかけっこでは語りきれない、深みのある映画だと思います。
マイケル・マン監督
トムが悪役珍しいやん けどこの手の映画はジェイミー側が主演だろう ...
トムが悪役珍しいやん
けどこの手の映画はジェイミー側が主演だろう
それともジェイミー主演?
だとしたらトム目立ちすぎ
主演より目立って主演っぽい悪役っておかしいわ
やっぱトムが出ると必ずトムの接待映画になっている
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