消防士 2001年、闘いの真実

劇場公開日:2025年7月4日

解説・あらすじ

2001年3月4日に韓国で発生した「弘済洞火災惨事事件」を題材に、命懸けの消火活動と人命救助にあたる消防士たちの壮絶な闘いを描いたドラマ。

ソウル市の西部消防署に配属された新人消防士チョルン。初出勤の日、火災現場に出動したチョルンは、訓練とは異なる現場の状況に戸惑い、隊員たちの足を引っ張ってしまう。落胆するチョルンだったが、厳しくも優しい隊員たちに助けられ、日々の経験を重ねて消防士として成長していく。ある日、3階建てアパートで火災が発生し、チョルンたちは現場へと向かう。しかし火の手はまたたく間に広がり、懸命な消火活動も追いつかず建物は崩壊寸前に陥ってしまう。隊長から撤収命令が下されるなか、班長のジンソプらは要救助者の捜索を続けるが……。

Netflix映画「カーター」のチュウォンが新人消防士チョルン役で主演を務め、「哭声 コクソン」のクァク・ドウォン、「劇映画 孤独のグルメ」のユ・ジェミョン、「ザ・ソウルメイト」のイ・ユヨン、「新感染半島 ファイナル・ステージ」のキム・ミンジェ、「ベテラン」のオ・デファンが共演。「友へ チング」のクァク・キョンテクが監督を務めた。

2024年製作/106分/G/韓国
原題または英題:The Firefighters
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2025年7月4日

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映画レビュー

3.0実際の事故に基づいた作品

2025年7月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

エンドロールで2020年に消防士が国家公務員になったと知った。
装備品もお粗末ながら、自らの命を賭して人を助けるのに公務員ですらなかったとは。
それだけでも腹立たしい。

この火災事件をきっかけに消防士の処遇が見直されたとしても、モヤモヤが残る。
実話に基づいた作品は考えさせられることが多い。

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tohko

3.5軍手、って…

2025年7月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

韓国の消防士待遇に驚愕。それもこれがつい数年前までの話だなんて。人命を救う強い使命感がなきゃやってられないよなー。フィクションとはいえ、救助隊や消防士たちが亡くなったのは事実だからなんともやり切れない話。火災の原因も人災なんだからいろいろ驚きばかりな展開でした。

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peanuts

4.0【今作は実話を基にした作品である。韓国消防士たちが、危険な任務故家族を想い煩悶しつつも、劣悪な装備で懸命に人命救助に当たる尊崇なる姿に不覚にも涙が込み上げた作品。】

2025年7月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

幸せ

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NOBU

3.5いいんだけど、相当なモヤモヤも残る

2025年7月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

業務が命がけだから、消防士を扱った映画は熱いものが多い。本作は、韓国で実際にあった火災事故を題材にした映画。20年以上前の設定だということを考慮しても、韓国の消防士の置かれている状況が少し異質に感じてしまう。消火と救助が分業されていたり、手袋が軍手だったり、装備を自腹で購入したり、そもそも公務員でなかったり。しかも消火活動を行うには道が狭すぎる。さらにあれだけ違法駐車されていたら消防車がなかなか現場にたどり着けないよな。そんな環境でもくさったりせず、命をかけて火災現場から救助しようとする消防士の使命感はすごいと感じた。隊員同士の関係性も相当に深い。命を懸けて任務に挑む仲間って絆が強くなるんだろうなとは思うが、あの兄弟のような関係は韓国独自の特性もあるような気がする。ただ、初出動の隊員へのお粗末な指導とか、英雄的だが自分勝手な行動とかが鼻についたのも正直な感想だ。
後半、問題の火災事故に出動する彼らの行動が、明確な時刻とともに描かれていく。なかなかの緊迫感だし、炎の描写もそこそこ迫力がある。ただ、結末がなんともやるせない。あの亡くなった消防士たちは、あの親子に殺されたようなものだ。消防士の使命感と優しさに依存したあの依頼はどうかと思う。いや、あの状況で再度救助に向かう彼らの神経のネジがぶっ飛んでいるだけかもしれない。元々スッキリする終わり方ではないが、余計にモヤモヤしてしまった。このあたりはフィクションであってほしい。
あの親子への妙な怒りがあって、素直に感動できないでいたが、それでも最後は少し感動してしまった。自分はちょろい人間だなと思う。

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kenshuchu

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