劇場公開日 2025年5月2日

「敵「何だよもおおぉ!またかよぉ!」」政党大会 陰謀のタイムループ Jaxさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0敵「何だよもおおぉ!またかよぉ!」

2025年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

「インド映画×タイムループ」というありそうで無かった組み合わせだが、これがなんとも面白い。

警察官ダヌシュコディの陰謀にまきこまれ、政党大会でのテロ事件の犯人に仕立て上げられ殺される主人公カーリク。が、気がつくと友人の結婚式に向かう飛行機の中。なんと時間が巻き戻っている。
なんとか最悪の事態を回避するべく動くが、何度やっても何らかの形でバッドエンドを迎え飛行機の中に巻き戻ってしまう。

このタイムループを止めるにはどうしたら良いのか、ダヌシュコディの州知事暗殺の陰謀を止めるしか無い。そう結論づけたカーリクが凄い。
ここで死んだから次はこうやってうまくやろう、死を回避しよう。失敗したらまた死んで飛行機からやり直しになるが何度もめげずに手を替え品を替え友人の力も借り戦い方を変えて挑んでいく。元のスキルが飛び抜けて高いわけでも無いが、何度も繰り返す内にゲームの主人公のようにスキルアップしていく。

この話の肝は、なんと敵のダヌシュコディもタイムループしているところだ。カーリクが死ぬたびに敵も朝ベッドで目覚めるところに戻される。こちらはせっかく暗殺計画に成功してもそのたび朝のベッドからやり直し。しかもそのトリガーはカーリクの死なのでコントロールできない。いい加減うんざりである。
目覚めるたびに「何だよもおおぉ!またかよぉ!」と進撃の巨人のジークのように叫ぶダヌシュコディになんとなく観客も共感させられる(笑)

エンタメとしても十分面白いが、宗教対立やテロなど社会派な側面も含み、140分だれるところなく最後まで駆け抜ける本作に非常に満足。もっと上映館が増えて欲しいものだが。

Jax
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