劇場公開日 2025年6月27日

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価

全426件中、101~120件目を表示

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2025年7月11日
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りゃんひさ

4.0初期対応が大事

2025年7月11日
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やっぱり何事も初期対応が大事です
校長たちのその場しのぎの対応が惨事をもたらす

それに逆らえない当事者

教師、親、子供、学校、上司、世間…
これらの当時の関係性がよく表されてるし、観ていてとてもムカムカ、イライラさせられた
それだけ引き込まれてしまった演出だったと思う

でっちあげ、コワイこわい

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あひゆわ

5.0感情を揺さぶられる作品

2025年7月11日
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怖い

興奮

知的

他人事ではなく、自分の身にも起こり得るかもしれないという、理不尽に対する怖さを感じる作品だった。

社会の闇も描きつつ、諦めてはいけないという少しの希望も残る、
色々な感情を起こさせる物語なので、大勢に見て欲しい。

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近藤真彦

4.0この話にはね、現実感がないんですよ

2025年7月11日
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みる子

4.0映画レビュー『殺人教師と呼ばれた男』

2025年7月11日
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「教育」と「経営」は一見遠いようで、本質は近い。映画『殺人教師と呼ばれた男』は、学園内の腐敗と向き合った一人の教師の姿を描きながら、組織における“本当のリーダーシップ”とは何かを問いかけてくる異色の社会派ドラマだ。

物語の主人公・桐島は、暴力、いじめ、不正が蔓延る高校に赴任し、「教育は命がけで変えるものだ」と過激な指導を始める。やがて彼はメディアに「殺人教師」と報じられ、世間からは敵視される存在に。しかし、その裏には、生徒一人ひとりの未来を本気で考え抜いた“覚悟”と“責任”があった。

私は経営者として、彼の行動に強い共感を覚えた。結果を出すために嫌われ役を引き受けるリーダーは、時に誤解され、孤独にもなる。だが、長期的な視野で見れば、その厳しさが人を育て、組織を変える。短期的な人気取りに走らない桐島の姿勢は、noteに毎日理念を書き綴る自分自身の姿と重なった。

彼が生徒たちに配った“note”には、「お前の本音を書け。誰にも見せなくていい」とだけ記されていた。そこから生徒の心が少しずつほどけていく描写は、組織においても「安心して本音を出せる場所」の重要性を感じさせられた。結局、信頼は仕組みではなく、“人”と“想い”でしか築けないのだ。

結末では、彼の行動が数年後の卒業生の進路や価値観に大きな影響を与えていたことが明かされる。たとえその時理解されずとも、正しい信念は時を超えて届く——そのメッセージは、短期成果ばかりを追いがちな現代のリーダーにこそ突き刺さる。

この作品は、ただの学園ドラマではない。理念と信念を問われるすべての経営者にとっての、魂の鏡だ。

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林文臣

3.5三池崇史監督の本領が垣間見えるホラーチック作品

2025年7月11日
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alfred

4.0令和版「それでもボクはやってない」

2025年7月11日
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悲しい

怖い

よかったです。

綾野剛さんの、憔悴しきった様子や感情的になったときの演技、柴咲コウさんのサイコパスなモンスターペアレントの表情。

監督さんの強い意向からの演技ということもあったとは思いますが、熱演だったと思います。

また、事実に基づいた映画ということで、実際にあったことだと思うと、ゾッとしました。

もちろん、モンスターな親にもゾッとしましたが、社会が一体となってひとりの人間に「悪人」とレッテルを貼って潰していくことが、本当に怖かったです。

今の世の中でいうと、現状や将来に不安を抱えている人たちがSNSで「悪人」を叩くことによって「アイツよりは常識がある」「アイツよりはマシ」と思って、ひとときの「安心」を手に入れる。

「悪人」を叩いたところで、叩いた本人の現状は何も変わらないのに。

そんなことを思いました。

ただ、映画の脚色についてはちょっと気になりました。

昭和のマスコミのような取材、先生を守らない管理職…

先生を守らない管理職なんて、管理職失格です。

保護者の話を一方的に鵜呑みにして、それを事実と決めつけ、無理矢理認めさせ、謝罪させるなんてハラスメント以外の何物でもありません。

映画化するにあたって脚色するのはわかりますが、関西人風に言うと「話を盛った」という印象を受けました。

特に学校現場を映画でリアルに描くのは、なかなか難しいのでしょうね。

脚色については気になりましたが、全体的にはすごくいい映画でした。

まだ観ていない方はぜひ観てみてください。

オススメです!

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ぎんのすけ

4.0嘘つきはモンスターの始まり。

2025年7月10日
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ある小学校で起こった教師による体罰事件。我が子の為に戦う母親に対し教師は全てでっちあげだと反論。どちらが嘘をついているのか。全ては法定で明かされる。

誘導されるがままにテレビやマスコミを信じてしまう世間。そして一人の教師が自分の存在全てを否定されその流れの中に引きずり込まれてゆく様がテンポ良く描かれている。他の人物からの視点があっても良かったかなと思うけど、実話ベースということであくまで教師と母親の視点が軸になっている。その分ドラマ性は少し物足りなく感じたけど、それでも十分見応えのある内容だった。

薮下先生の10年後の姿がとても印象的で、50代という設定にしてはなんとも弱々しく老け込んでいる。たとえ主張が認められたとしても1度貼られたレッテルは一生付いて回る。その重荷は一体誰が背負ってくれるのだろうか。

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はるたろう

5.0何でこんな凡庸な嘘がバレなかったの?

2025年7月10日
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プライア

3.5何故…

2025年7月10日
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怖い

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しろくろぱんだ

4.5リラルホラー

2025年7月10日
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泣ける

怖い

驚く

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とうき

4.5前半のホラーに震える

2025年7月10日
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同じく教育という場で働く者の端くれとして、前半のホラー味あふれる展開は、ホントにあと少しで退席するかってくらい、気分が悪かった(良い意味で)。

なんとか踏ん張って後半に入ると、ミステリー風の法廷劇に入って、ここからはワクワクしながら見終えることができた。

作中、この事件に至るいろいろな要素が散りばめられて登場するが、それが最終的に全てのウラを明かす方向に繋がっていくワケではなく、違和感のまま終わるのもまたいい味になっているし、これが現実にあった事件をモチーフにしている以上、その方が自然だろうとも思う。

ただ、冒頭柴咲コウ演じる氷室律子の証言のクダリを終えると、そこからは悪役がいかにも悪役然として登場し、最後までやっぱり悪役というのは、観ていてもうひと展開あるかな、と期待してしまった。

所々で是枝監督の「怪物」的な箇所もあったが、ホラーとしては圧倒的にこっちのほうがゾワゾワするし、メリハリが効いていて分かりやすいのも魅力。

後は役者たちが良い。
綾野剛、柴咲コウをはじめ、周りにも実力者が揃ってるし、小林薫の安心感ったら…。

ああいう保護者との対応で苦労した経験のある方には、ホントに胸に来る映画なので、作品自体の印象としては★4.0だが、私の評価は★4.5とさせて頂いた。

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キレンジャー

3.0もう少し

2025年7月10日
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難しい

実際に行った事件からの映画ですから、おおもとは変えられ無いので仕方がないのですが。
斬新な作品にするなら、母親と先生の意見の食い違いがもっと有りそうな感じにすれば、さらに深い作品になっていた気がします。
この作品みたいに、明らかに精神病的な母親の妄想から先生が攻撃されるなら、観ている側は先生に同情しますが、母親の視点と、先生の視点が僅かに違っていてその食い違いから、母親の攻撃がエスカレートして行く、日常どこでも有りそうな話からだんだん狂って行くストーリーにすると、更に怖かった気がします。

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頑張れ福浦

5.0期待以上でした

2025年7月10日
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悲しい

怖い

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ひまわり

3.5フロントラインの後に見ると面白い

2025年7月10日
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怖い

ドキドキ

メディアが日本を動かしていると誰かが言っていたのを思い出しました。結局、母親の話は?本当に生徒の家族はどうなったのかしら(笑)

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イ・ジア

4.0当たりの方

2025年7月10日
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面白かった。当たりの方の三池崇史監督作品。
まぁそもそも元の事件が面白いのですが、原作未読のためどのくらい忠実なのかは不明…
しかし、モンスター・ペアレント、無責任…というか責任回避の校長・教頭、煽るマスコミ、乗っかる弁護士団と相手方の布陣も役者もうまく出来てるし、こっちの良心派弁護士に父兄、理解ある家族というのも良い。
裁判で形勢逆転するきっかけ辺りもリアルとは思えないくらい良く出来てる。当時の結審内容も良いし、エピローグ部分も良い。
ただマスコミ回りだけが無責任状態のままになってるのが腹落ちしないが、実際もそうなんでしょうね…

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ぱんちょ

3.5ノンフィクションだったのだ

2025年7月10日
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法廷劇が苦手なので、やや退屈であった。しかし綾野剛と柴崎コウは良い演技だった。

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hanataro2

4.5職人監督による非常によくできたノンフィクション映画

2025年7月10日
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知的

この映画の原作は福田ますみの同名本(2007年)である
といっても原作はあくまでノンフィクション、ルポルタージュであって小説ではない
本映画も名前こそ仮名になっているがあくまでノンフィクションであって、フィクション的展開はないし、ラストも事実通りであってカタルシスを得られるようなものではない
原作を読んでいる者からすると新しい感想は生まれてこないが、逆に言うとこの映画を見れば原作を読む必要はない、それくらいよくできている

今の目で見ると学校やマスコミの対応がひどいと見えるかもしれない
しかし、事件のあった約20年前は教師の体罰や不祥事が問題となる一方、モンスターペアレントなどの考え方はまだほとんどなかった時代である
実際本件は初めて公的に教師によるいじめが認定された事件だ
教師がとんでもないことをしたということで学校はビビり、マスコミは飛びつき、人権派の弁護士が糾弾する
それがすべて保護者の虚言で行われたという恐怖がよく描かれている
こういった事件をいくつか経ることによってモンスターペアレントやカスタマーハラスメントの問題が世間に知られることとなった
そういう意味でも重要な意味を持つ事件である

本作は、同じような題材を扱っている是枝監督の「怪物」と比較すると、芸術性は乏しいかもしれない
しかしノンフィクションとしての重みはある
三池監督の映画職人としての腕前がよく発揮された作品である
綾野剛、柴崎コウら主要キャストが素晴らしいのはもちろんだが、木村文乃、安藤玉恵、光石研など共演者もよい演技をしている
特に木村文乃は事件前はどこにでもいそうなごく普通の夫婦であったのに事件後は最後まで夫を信じ励まし続けた妻を好演しており印象深かった(その意味で最後は残念だった)

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Kaz

4.5生きていくのに大切な事を教えられた

2025年7月9日
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悲しい

怖い

ドキドキ

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マル

4.5あともう一押しで大傑作になったかも惜しい!

2025年7月9日
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泣ける

悲しい

怖い

私の大嫌いな
ことなかれ校長&超モンペとその子供
週刊◯春とマスゴミレポーター
が暴れる冒頭30分は胸糞悪すぎて退場しようかなと考えてました。
それでも綾野剛さんはじめ俳優陣の素晴らしい演技に引き込まれ最後まで食い入るように鑑賞できました。現代社会の問題をしっかり描いており三池監督らしくない仕上がりだと思いますが、ラスボス担当となるあのキャラクターにもう一捻りあれば大傑作と呼べる作品になったと思います。
来週からは劇場は鬼滅一色となりこのような良作はひっそり終映になると思いますので早く劇場で観てほしい特に教育関係の方におすすめ!

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虎太郎