でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価

全422件中、221~240件目を表示

3.0129分では窮屈

2025年7月2日
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鑑賞方法:試写会
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ももじろう

3.5可もなく不可もなく

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

実際にあった事件というのは流される人や証言の当てのなさ、マスコミの印象操作の怖さを考えさせられるし柴咲コウの演技は凄い
だけど
なんで大雨なんだろう
なんで主人公の家族は冷静なんだろう
いかにもな校長&教頭コンビはホントにあんな感じだったのか
主人公以外が淡々とし過ぎててもう一歩話に入り込めなかった

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木曜日

4.0真実とは

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

真実がこんなふうにねじ曲げられると思うととても怖く思います。
でも現実に起こっていた話であるならば、現実は常にそれぞれの心の中で真実に化けていくのかと思いました。

心揺さぶる時間でした。

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おっけ

3.5柴咲コウさんの無表情…!

2025年7月2日
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前に漫画で読んだことがあって面白かったので。
綾野剛さんもとても上手いけど柴咲コウさんの無表情とセリフも怖くてすごい…!

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はな

4.0フィクションとノンフィクションの間という難しさ

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

冒頭30分の面白さとスピード感は
観てて震えが走る。
さすが三池監督。
とんでもねぇ掴み方だ。
そして「でっちあげ」のタイトルの出し方。
ブルっと来た。

前代未聞濃度の“教師が生徒へのイジメ”
しかし言い分は真逆。
どっちが正しい?

えっとぉ、書きたい感想が全てネタバレだわ(^_^;)

でも、私はスッキリ来なかった。
これはフィクションと
ノンフィクションの狭間で
パワーバランスを決め兼ねて
こうなったのかなーって気はした。
うーむ。

それにしても綾野剛はやっぱ上手いよ。
ガーシーみてぇな
しょうもない人間の被害なんかとっとと消えて
どんどん復活して
痺れる芝居を
宜しくお願い致します。

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梶野竜太郎

5.0綾野剛が良すぎる

2025年7月2日
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泣ける

興奮

ドキドキ

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ドラゴン99

3.5タイトルなし

2025年7月2日
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0か100かで判断しがちな我々への警鐘。

予告から感じたミステリー要素は薄かったが、それなりには楽しめたかなと (過剰演出が多くて後半飽きてきたが)

情報を得るにも、判断するにもバランス感覚は大事だなと

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こち

3.5綾野剛…柴咲コウ…うまし

2025年7月2日
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驚く

斬新

ドキドキ

意外や意外、あんな展開になるとは…。まさかこの話…実話だったとは。自分なら冤罪かけられたら絶対潔白を主張する。しかし世の数々の過去の冤罪事件では当事者は冤罪掛けられっぱなしに。どぅあがいても先に抗議した者勝ちみたいな。ラストの締めくくりの後半ウトウト…ラストが解らぬまま終わってしまった。皆様のレビューを読むとしようw。

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Cinemaオタク女

4.0こっわ〜

2025年7月2日
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泣ける

悲しい

怖い

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まだに

4.0現実ってこんなものよね

2025年7月2日
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まみぃ

3.5柴咲コウの無表情が、怖かった

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

2003年に起きた冤罪事件、というより、まさにでっち上げ事件を真正面から。
教師による体罰、いじめ。
モンスターペアレント。
教頭、校長、教育委員会の事なかれ主義。
マスゴミによる無責任な煽り報道。そして裁判。
綾野剛の熱演はあるが、行く先の見当がつくだけに面白さはない。
それにしても、柴咲コウの無表情が、怖かった。

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ファランドル

3.5現在ならもっと酷いことになるかも?

2025年7月2日
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実話を基にしたフィクションなのだけど、本当にこんな事件があったのかと思うと、めちゃめちゃ怖くなってしまいました。
おちおち生きてられないです。

自分もいつはめらるかもしれない。
自分の知らない事で、訴えられるかも知れないと言うことですよね。
恐怖すぎます。

2003年は、まだスマホが出始めた時期です。
現在だとSNSなどで、あっと言う間に拡散されて、炎上してしまうでしょう。

自分の事を全然知らない人から、叩かれて、
罵倒されて、
間違っていても、大勢の考えが正解とされてしまう世の中は、本当に恐怖ですね。

自分の無実を証明するために、ずっとカメラやボイスレコーダーを持ち歩いて、回し続けないといけないなんて、嫌な時代です。

最近は教師の性犯罪で教室にカメラ設置ということが話題に上がっていますが、カメラがあればこの映画のようなことは、起こらなかったのでは?とは思いますが、プライバシーもあり本当に難しい問題です。

出演者はみなさん凄く良かったです。
特に綾野剛はやっぱりカメレオン俳優ですね。優しい教師役も合ってますが、サイコパス教師も目がヤバくて(笑)もっと観たかったかも?

柴咲コウの冷めた表情の狂った頭の母親役も、ある意味素敵でした。

ずっと味方でいてくれた家族の存在は、素晴らしくて、こんな家族になれたらないいなぁと思いましたね

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イオナ

3.0がっかり

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

単純

三池崇史×綾野剛という組み合わせに期待値MAXで待ち遠しく公開初日に行ってしまったのだが、20年前に「小学教師による児童に対するいじめ」を市教委が全国初認定したという実際にあった冤罪事件をほぼそのまま描いており予告編で想像していたとおりというかあまりにもタイトルのまんまでミステリー的面白さを最初から放棄しており原告の言い分と被告の言い分を順番に見せる構成は児童と教師という設定からも「怪物」をもう一回見せられた感じでがっかり。柴咲コウの怖い演技は確かにすごいが、動機の謎を深追いすることなくちょっと不幸な少女期が作り上げたモンスターマザーで片づけており後味も悪い。綾野剛の演技も学芸会のようで弁護士事務所での小林薫との2ショット長回し、法廷での1ショットズームイン長回しも監督の手抜きとしか見えず辛かった。映画の神様が呼んだ嵐の中での亀梨との対決シーンも(前もって知識を入れていたのが悪かったのだが‥)あざとく感じられああやるせない。

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たあちゃん

5.0綾野剛ファンとして

2025年7月2日
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泣ける

悲しい

興奮

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かざまま

5.0バッシングという土砂降りの雨にさらされる恐怖

2025年7月2日
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悲しい

怖い

知的

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マルホランド

4.0何気なく観た。やっぱり事実が大事なのか。

2025年7月2日
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ある日、クラスの保護者から児童の体罰を疑われ、それに対し謝罪をしてしまった男性教師の訴えを描いた実際に起きた事件がベースになっている今作。

それぞれの立場から描かれるストーリーが対比になっている仕様で、その当事者の話になると相手が明らかに悪く見える。

まるで名作「怪物」を思い出すようなそれぞれの視点で描かれながら事実が明らかになっていく今作は、伝聞やマスコミによるバイアスを疑い、事実を明らかにしてそれを前提に話を進めることの難儀さが描かれていて、重かった。

そんなことを思っている自分もバイアスからは逃れられないんだろうな、と観ながら感じた。

そしてこの世の中には事実を訴えることを諦めた無罪の人たちがきっといて、そうした人をマスコミやニュースの情報から自分もいつのまにか周りと同調して非難しがちになっていたのかも。

事実は声を上げないと分からない。

そしてそれを争う裁判には証拠が必要になる。

いやー厳しいと感じた映画だったけど、結局残るのは子供たちに対する思いやりと家族の支えなのか。

記事をリアリティではないを疑うあの弁護士の眼が印象的でした。

個人的には学びを感じた、いい映画だと思った。

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てつ

4.0家族は信じて支えてくれる存在

2025年7月2日
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この映画を観て最大の教訓は、自分でやってもいない事(とりわけ対人への暴力や暴言)をその場を収める為に、取り繕うような謝罪を絶対にしてはいけない。と学んだ。
政治家や有名人も一つの失言で退場を余儀なくさせられる事もあるが、聖職である教師の場合、このように民事訴訟を起こされるリスクがある。この映画は実際に福岡で起きた事案だが、子どもの嘘と虚言癖のある親がどんどん事を大きくし、それに乗ったマスコミ(またもや文春砲か?)や正義振りかざす弁護士(500人の弁護団って何?)手にかかると1人の教師など簡単に奈落の底に突き落とされる、。
映画を観ていると主人公の気持ちに入り込むので綾野剛が可哀想だし情け無いし、保身に走る上司や教育委員会も酷いし、マスコミは相変わらず視聴率や購読の為にセンセーショナルに焚き付ける。観てて苦しくなる位だった。救いは妻の木村文乃。あんな状況でもひたすら夫を信頼し支える。泣けてきた。(うちの妻も私が窮地に陥っても信じてくれるかしら?)
あとは小林薫だね。あんな人情弁護士が本当にいるのかと思うが綾野剛にすれば地獄に仏だったことでしょう。
柴咲コウは本当にこのような怖い母親役が出来る女優になったし、日焼けした悪徳実業家然とした迫田孝也や光石研、大倉孝二、小澤征悦などの名脇役の皆さんもいい味を出していた。
多くの役者の名演技に支えられた佳作だったと思います。

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アベちゃん

3.0藪の外にいる私達は、藪の中に何を見たのか?

2025年7月2日
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 正義には、2種類あるそうです。科学的根拠に基づく正義と、感情に基づく正義です。どちらを行使するかは、皆様におまかせ…と、言いたいところですが、客観的な正義は、他者に刺さらず、感情まかせの正義に、ヒトの関心領域はあるものです。だから、判決文より、ゴシップ記事に強く惹かれる。もちろん、私もね。第一、それがなければ、私がこの映画を観ることはなかったはず。

 怪物、だ~れだ?。

 昔観た「怪物」を思い出しました。そう、怪物の正体とは、何なの。

 サイコなママ。
 サイコママを作り出したママ。
 事実確認より、体裁が重視される職場。
 都合のいい出来事だけ編集するゴシップ。
 ゴシップ好きな私。

 この原作、そして、この原作を映像化した製作者の意図は分かりかねます。ただこの映像を造り上げた三池監督は、凄いと思う。凄く刺さるから。
 そもそも、映画は、でっち上げです。作り物です。ただ、編集された報道と、興行映画として造られた映像、怪物はどちらに潜んでいる、あるいは、どちらを好むと、皆様は思います?。
 それにしても、サイコなママとその家族、今どこにいるんだろう…。この映画観て、裁判起こすかなぁ。
 何が起きてもヘンじゃない、そんな時代です。この映画観て、覚悟しましょう。

 なぜ、その正義を信じますか?。

 大阪王将裁判
 とある書き込みが発端となり、飲食チェーン店にフランチャイズ加盟していた法人が、破綻した事案。その後の裁判で、書き込みに誇大な表現が、盛り込まれていたと、裁判で認められたものの、双方の主張、どちらが完全な根拠ある正義なのか、藪の外にいる私には、ちょっと…。

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機動戦士・チャングム

3.5優しさが勝つ社会であってほしい

2025年7月2日
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一つの出来事を複数人の視点で語らせる手法かと思った。あぁ、これねと。でも、全然違う。立場や視点が変わればってどころの違いじゃない。あぁ、あれは実はこんなことだったのか…なんてこともほぼない。完全にどちらかが嘘をついているってこと。そういう意味で法廷劇にふさわしい。完全な負け裁判に思える中、どうやって挽回していくのかが見どころだ。ただし、法廷劇というくくりだけにとどまらないテーマの深さを感じる。
校長と教頭の態度、正義は我にあり!とばかりに自宅に押しかけるマスコミたち。声の大きな親に対する教育現場の弱さや、事なかれ主義でとりあえず謝罪させようとする学校側の態度は、どれも本当にありそうなシチュエーションと展開だ(そもそも実話を元にしているし)。
序盤での薮下先生の判断はことごとく悪手だ。相手がどれだけ怒っていても違うことは違うと毅然と言い返さないと泥沼にはまっていくんだよな。薮下先生の協調性や優しさ、子どもへの思いやりが逆に悪い方向に進んでいく。本当にこんなことが起こりそうだから怖い。自分は悪くないと最後まで言い切れる氷室夫妻のメンタルの強さとあまりにも対照的だった。考えさせられることの多い映画だ。
薮下先生は、事件当時何歳の設定なんだろう。ラストで10年後の姿が出てくるが、あまりにも老けすぎていないか。話し方とか佇まいが定年間近(いや、なんならもっと年取ったかのような見た目)に見えるのはちょっと違和感があった。

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kenshuchu

4.0表面的な情報に踊らされる社会の怖さ

2025年7月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

予告を観たときは、「どちらが真実?」と観るものに問うような展開を想像したが、そうではなかった。冒頭に「事実に基づく・・・」と掲げられたので鑑賞後に調べたら、福岡で起きた実在の事件に基づくものらしい。20年以上前の事件で、基本的には既に白黒はっきりしているので、曖昧な終わり方はしないので、ご安心を。

【物語】
薮下誠一(綾野剛)は小学校教諭。2003年のある日、クラスの生徒氷室拓翔(三浦綺羅)の母親律子(紫咲コウ)が学校を訪れ、薮下が拓翔にいじめ同然の体罰や差別的発言を行ったとして校長・教頭に詰め寄る。苦情を受けた校長と教頭は薮下に「面倒なこと起こしやがって」と言わんばかりの態度で、ろくに事実を確認しようともせず、ただただ騒ぎを丸く収めることだけしか考えない。 薮下には「親のいうことに反論するな。ただ謝れ」と迫る。言うことを聞かなければ担任を外すとまで言われた薮下は不服ながらも言われたとおりにする。

しかし、校長・教頭の意図に反して騒ぎは拡大。週刊誌が実名報道したため薮下は世間から猛烈なバッシングを受ける。騒動の収拾に終始する県教育委員会から停職処分を受け、さらには律子が民事訴訟を起こし、5800万円の賠償請求を受ける。世論の風を受けて律子には550人もの大弁護団が結成されるのに対し、弁護を引き受けてくれる弁護士が見つからない。

身に覚えの無いことで一方的に責め立てられ、学校・世間からも見放された薮下は絶望の淵に突き落とされる。

【感想】
法廷ものを観ると、いつも真実の追求の難しさを感じる。
今作の場合、客観的に見れば律子側には小学生の息子の証言以外に根拠はなく、明らかに主張はお粗末なのなのだが、その場を収めるためだけの謝罪や処分が根拠になってしまうという恐ろしさ。やはり声の大きい奴が勝つのかという絶望感、はたまたすぐ安易に盛り上がってしまう世間の無責任で野次馬的非難が、もう真実を主張することさえ封じ込めてしまいそうになるのが怖い。 今だったら、週刊誌が取り上げなくてもSNSの存在でより容易に炎上してしまうだろう。

そんな情報の怖さを考えさせられる。様々な情報が溢れかえる現代に生きている我々は、いつも「この情報は正しいのか?」と慎重な考えを常に持つことが必要なのだろう。 匿名ネット情報はもちろんだが、テレビ・新聞の情報だって慎重に扱うべきなのだと思う。実際この事件ではTVのワイドショーはこぞって「教師のいじめ」を報道したらしい。人間は誰しも個人の経験・願望・都合等で物事を観てしまう生き物だから、意識して多面的な情報を集めることが必要なのだと思う。

そういう意味で不満だったのは、理不尽に思える言動を続けた母親側の深堀が無かったこと。母親がなぜここまで一方的に薮下を責めたのか、息子の言葉を妄信したのか。何か理由があったのでは? 「そう思い込むのも分かる」と思える何かが。原作がそこまで書いていなかったということかも知れないが、藪下側の「謝罪してしまった」の裏側が十分描かれているのに対して、律子側は表面的な主張しか描かれていないのは残念。

役者では、ちょっと情けない薮下の戸惑い、焦り、絶望、憔悴をリアルに演じた綾野剛はさすが。柴咲コウは可愛さを完全に封印して、薮下を常に冷たい視線で責め立てる怖い女を好演している。 その他の役者の好演もあり、社会の怖さを垣間見ることができる本作は一見の価値があると思う。

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泣き虫オヤジ