でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男のレビュー・感想・評価
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木村文乃
綾野剛が演じてた教師が自暴自棄になり
「離婚しようか」の返しが木村文乃演じる奥さんの
「離婚はしない私と息子は味方だから」的なセリフがとても感動した。めちゃくちゃありきたりなセリフだけど木村文乃の美貌と演技力がリアル感をもたらした。
綾野剛の演技も素晴らしかった。
家族が最初から最後まで妻も息子も良い人でそこは安心して観れた。とにかく妻が良い人すぎた。
木村文乃可愛すぎた。
それでもボクはやってない‼️
体罰やいじめ、差別発言、自殺の強要などで「殺人教師」として、児童の両親から告訴された小学校教師。そんな教師の冤罪を晴らすための闘い・・・‼️最初は児童の母親に扮した柴咲コウと、教師役・綾野剛の供述が食い違って真実が見えなくなる「羅生門」のような展開なのかなと思ったのですが、柴咲コウの母親の得体の知れなさが徐々に出てきて、綾野剛が被害者だと判明‼️ここからはフツーの冤罪を扱った裁判映画となってしまう‼️柴咲コウの息子の悪童ぶりからダミアンかなぁと思いきや、そこは母への恐怖感が根底にあったり、ラストにひと捻りあるかなと思いきや、冤罪が晴れてのメデタシメデタシ‼️柴咲コウの人格形成には子供の頃の母親からほったらかされたトラウマがあるみたいだけど、そこまで深掘りされず得体の知れなさだけが残る‼️裁判映画として、教師の家族の苦悩、事態を大きくしたくない学校側の対応、いい加減なメディアなど、偏見や思い込み、ネットの声に煽動される現代社会の恐怖を描いた作品ですね‼️三池監督にしては、チョットおとなしめな感じはするんですが、かなり面白く出来てます‼️柴咲コウの不気味なヴィランぶりは強烈でした‼️
役者様様です!
貴方、優しすぎる!!(ハモりたい)
弁護士の湯上谷先生とハモりたいくらいでした。
藪下先生(綾野剛 )が家庭訪問のお茶菓子(大判焼き×4件)を断れずに、お腹いっぱいになっちゃって家族にからかわれてる所は見てほしい。
体罰をした教師(綾野剛さん)と子供を守りたい母親(柴咲コウさん)の苦悩と狂気が凄まじい程に描かれる、見事な作品でしたー。そしてこの物語も現実に起こった実際の出来事。
2025年劇場鑑賞9本目は「でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男〜」
2003年、日本で初めて教師による児童への体罰、いじめが認定された事件。マスコミは実名報道に踏み切り、彼を殺人教師と呼び世間の関心を煽る。
被害児童の母親(柴咲コウさん)は、体罰教師(綾野剛さん)を被告に賠償責任を問う裁判に。
被害者感情と世論を味方にした550人もの大弁護団(弁護団長、北村一輝さん)とたったひとりで立ち向かう被告弁護士(小林薫さん)。
裁判の冒頭陳述で被告(綾野剛)は、この事件は原告(柴咲コウ)と被害児童による「でっちあげ!」だと主張する‼️
体裁を守りたい学校、教育委員会。過熱するマスコミ報道。この裁判の行方は! 真実は一体どこに。
冒頭15分であっという間に引き込まれました。立場の違いによって、全く異なる見え方がするこの事件の表裏。
出演する俳優陣の演技が素晴らしく、原告(柴咲コウ)と被告(綾野剛)の苦悩と狂気がすさまじい程に映し出されます。😱
そう、そしてこの物語も、実際に起こった真実の出来事なのです。
教師という仕事に敬意を表します
冒頭から告訴した親子側の視点での描写、続いて訴えられた教師視点での描写を時間軸に沿って映像が流れます。
以前見た『怪物』と同じ手法で、あれ?同じ監督だった?と一瞬戸惑いますが、ドキュメンタリー要素を強くさせた海外映画でもよくある手法ですから、ああこういう映画の流れね、とすぐに合点がいきます。
怪物では子供の狂気、でっちあげでは親の方の狂気を取り上げられていて、どうにもならない感じは子供の方が強い。一方で親(大人)の狂気は攻撃の矛先も熱量も独善的な論理構成によって支配され、時にしつこく完全なる屈服を要求される。
このような最悪の理不尽に落としめられた教師の方、そしてご家族にはよくぞ耐えしのがれたと敬意を表します。
今はSNS全盛の時代。同様のことが起きたらもっとひどい仕打ちを受けるかもしれません。
私たち一般人は相変わらずです、いや決して無くならないでしょう誹謗中傷は。いつまでも大人扱いしない方がよいのかもしれません。政府が大好きなマイナンバーカードにSNSも紐づけした如何でしょうか?
マスコミはどれだけ変わったんでしょうか?出版社は誤った報道で訂正記事一つだけ。廃刊にすらしませんが、そもそも存在価値はあるのでしょうか?
教育委員会は、変わらなけばその地で教師になろうとする人はいなくなるでしょうから、変わるでしょう?そう期待するしかありませんが。
三池監督、是枝監督は今度はこちら側の映画を作っていただきたいです。スポンサーつかないでしょうが、両監督ならクラウドファンディングで資金は集められると思います。
今あの子は…?
内容を知らずに観に行き、ホラーサスペンスかとも思っていたものだから、冤罪ものだったとは!汗
最初のあちら側の主張のシーンの綾野剛が怖すぎた。
ある程度知って観に行くべき?
亀梨と綾野剛の豪雨の中のシーンは印象的ではあったけど、その後何かあるのかと期待してしまったが、何もなし。
その後亀梨出てきてた?
あそこまで激しくやり合う意味がいまいちわからなかったな〜。
裏取りせずに書いて出すマスコミはホント嫌だ。
綾野剛の優しすぎる、裏を返せば煮え切らない態度にはイライラしたが、ああいう性格だからこそ、やってもいないことを謝罪させられたわけか。
校長達は謝罪謝罪とホントひどいな。
こんなことがあったとは知らなかったので、観てよかった。
綾野剛の老け役…50歳くらい?
全く老けて見えなかったけどね。
あの子はどんな大人になったんだろうか。
社会派
にわかには信じられない…。
にわかには信じられないことばかりだが、韓国ともめている、慰安婦問題と全く同じ構造だと思えば、すごく納得できる。
この経験は、日本の外交に活かされていることを望ばかりだが、教育の現場ではどうなのだろうか?
昔は、先生が権威のうえに胡坐をかいていた。その反動が今になってでているのだろうけど、なにごとにも、適正な位置関係というものがあると思う。
その位置決めには、やはり、面倒でも、難しそうでも、きちんと向き合って、意見を交わすことが大事だということだろう。
小林薫の演じる弁護士のアドバイスで、決して感情的になってはいけない、とあったけど、すべてに通じることであると思う。
それにしても、柴咲コウの演技の恐ろしいこと。
なぜ北村一輝がでているのだろう。もったいないでしょう。
綾野剛の演技はどんどんうまくなっているよね。とってもよかった。
表情で伝える、ということ
綾野さん柴咲さんはもう言うまでもないが、全体を通して表情の印象というものに凄くこだわりが見えた。そしてそれ自体が「表面的な情報」であることもこの作品においては大きな意味を持つ。
地味なところでは亀梨くん演じる記者の正義感は持った上での悪辣さや軽薄さ、迫田さん(氷室父)の特に説明も台詞も必要ないアレな雰囲気も
作中世界のかたちを伝える意味でよく効いていたと思う。
そんな中で綾野さんの演じる「根は誠実だがそれが印象として伝わりにくい男」の匙加減が……もうなんか、すごかった()。
高嶋さん必要だったか?とか教育委員会の人のビジュちょっとベタ過ぎない?とか
マスコミに追われ始めてからの家の状況なんかアバウトだなとか思うところはいくらか有るが
見せたい物とその見せ方がはっきりクッキリした
(ノンフィクションという点を抜きしても)良作だったと思う。
追記)一番大事なことを書き忘れてた。
三浦くんなんなのあの子。エグすぎるやろ。
理不尽な社会派ドラマ
2003年に起こった実話を元に教師の体罰事件を題材にして描いた社会派ドラマ。理不尽なことが多くて何が真実なのか、誰を信用してよいのか、分からなくなる作品でした。綾野剛を中心にキャスト陣の演技も素晴らしくて引き込まれた。
2025-99
始業式の日にあの背面掲示は…
己の職業柄、こういう映画のリアリティーラインにはうるさいタイプですが、実話をもとにしてることが全てで、柴咲コウみたいなモンスターに遭遇する現実があるので、恐ろしかったし、面白い仕上がりになってます。ああいう保護者と出会ってしまうのはもう時の運としか言いようがないんです。元々『あの家とは関わりたくない』と言われてる保護者ということは、若手より主任クラスが担当させられるのは仕方のないことで、綾野剛目線の物語を信じるとするならば、本当に力のある先生だから回ってきた担任なんだろうと。そして潰れてしまう。もしくは今回のように潰されてしまう。教員は立場の弱い仕事なんですよね。逆も然りで、担任と合わないと子どもが感じたとしても、1年間は逃げられない。保護者側もね。
学校の解像度について、強いて言うならラストの始業式の日にあの背面掲示はないです。前担任が新しいクラスに持って行くために自画像を描かせて掲示するということはほぼないです。
綾野剛が裁判中も家の前だけはマスコミがいて、それ以外のところは自由に動ける設定のガバガバさはあります。あの家にい続けて良いのか、それこそ被害者側から報復がないのかは気になります。相変わらず家には落書きさせる描写はあるんだな〜ど思います。
そうした粗も気にならなくなるほど、綾野剛や柴咲コウの瞬き一つ簡単に許さない演技は本当に素晴らしかったです。結局母親は母親だけど、ショットの写し方的には父親なのかもな〜と思ったり。
責任を取れない管理職はゴミ。あの若い女の先生の若干の関与は何だったんだ。もう一回見てみたい。
迷っているあなた!!ぜひ見てほしいです
公開前から予告など拝見してすごく楽しみにしていて、原作の小説も見させて頂きモデルとなった事件も一通り見させて頂きました。
もう始まってすぐから柴咲コウ演じる氷室律子の目が怖すぎて背筋が凍ります。「え...ずっとパキってるやん...」と思ってしまいました。
そして綾野剛さん演じる薮下誠一がもう最初怖すぎて怖すぎて。「え時間間に合わなかっただけで罰??」とビックリしました。が、実はすべて氷室一家の【でっちあげ】だった。もう人間不信になっちゃいますよね。やってもない事をやった。そして謝罪をしたら火に油を注ぐかたちになってしまった。味方なのは家族そして弁護士。終盤に近づき薮下(綾野剛)の精神がどんどん崩れていくのが見ているこっちも辛くて特に豪雨のシーンが辛かったです。
少し観るのを躊躇していました。小さい子供に体罰を与えるシーンは私的には苦しいので迷ったのですが、好奇心に負けてしまい公開初日の朝に観にいったのですが行って正解でした。鬼ごっこを見ている薮下の表情に涙が溢れてきて、鳥肌とドキドキが止まりませんでした。
見るか迷っている人へ。必ず見てほしいです。自分が知らない間にモンペになっていた。知らない間に加害者になっていた。そうならないように見て頂きたいです。
あと五回は行く予定です☺️
上司の悪魔の囁きには要注意
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