「レビュータイトルは冒頭に書きます!!」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 HEBE1010さんの映画レビュー(感想・評価)
レビュータイトルは冒頭に書きます!!
タイトル=結論部分はネタバレになるのでここで書きます。
観たくない方はここで閉じておいて下さい。
結論
①薮下先生みたいな先生が増えて欲しい!!
②言葉は時に凶器になる!取扱う際は
十分に注意しなければならない!!
③マイノリティの中、真実を伝える難しさの
怖さを痛感した!!
以上
観ようとしたきっかけ
どこかで「地面師たち」のようだと書かれていたので、どの様なものなのかを確認したく拝聴した。
あらすじ
映画の流れとしては、最初に原告側の律子の主張が映像として表現される。
次に被告側の薮下の主張が映像として表現される。
その上で、前半は原告と被告がどちらが真実を述べているのかを観賞者側に考えさせるような流れでストーリーは進んでいく。
そして、起承転結の承の部分で薮下がマスコミ、教育機関及び世論からバッシングを受け家族諸々被害に遭うところが描かれる。
心折れかける薮下であったが、妻の支えもあり一念発起し無実を訴えるために戦う事を決意する事によりストーリーは転換していく。
そして、薮下や律子の過去を交えながらストーリーは結末に向かっていく。
果たして、真実とは一体なんなのか。この辺りが監督の観賞者に問いかけたかった事だと感じた。
感想
薮下先生は優しい。本当に子供が好きで子供を良くしたいと言う思いがとても伝わってきた!!だから①のようになれば日本の未来も明るくなると感じた。
②でも述べたとおり、言葉は時に暴力にもなる。取扱う人が正しく使わなければ、それは時に凶器となる。
だから言葉を発する時は、吟味して発する必要があると感じた。
③マイノリティの言葉は届かないと言うことが、このストーリーの根底の部分だと思われる。
③は特に日本では起こりやすいように思う。
真実も曲がり通されマジョリティの意見が通る。日本人の持つ協調性が悪い方向に出てしまった結果であると感じた。
以上の事からとても考えされられる映画であり、ポップコーン片手に観るような映画ではない!!と言うことは伝えておきたい。(とは言え僕はポップコーンとドリンクセツトを頼みました。)
映画の見せ方もキャストの演技も素晴らしいので皆さんも映画館で是非!!
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