「原作に忠実、柴咲コウの怪演っぷりが凄い」でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男 みきさんの映画レビュー(感想・評価)
原作に忠実、柴咲コウの怪演っぷりが凄い
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映画の前に原作を読みました。
恐ろしくて恐ろしくて震えました。
これを実写化、監督が三池崇史とくれば
大人から子供への容赦ないイジメ描写を
期待していましたが、
綾野剛を嫌いになりそうなくらい
見事に映像化されていました。
子役の男の子(三浦綺羅)のケアがしっかり
行き届いているのか心配になるくらいです。
ふー、とてもしんどいところです。
マスコミの世間を煽り楽しむかのような
扇情的な報道の数々や
本来、平等な立場であるべき弁護士が
よく調べもせず片方の言い分だけを真に受けた
550名もの大弁護団の無能っぷり。
自分の名前を広めるためにこの事件に
乗っかったかのような医師
これらがすべて真実と言う恐ろしい現実
10年もの長い時をかけて不服申立てが
やっと認められた事がせめてもの救い。
柴咲コウの怪演っぷりがすごいです。
怖いです、震えますまじで見事です。
綾野剛の演じ分けも圧巻でした。
優柔不断な気弱さを感じさせる教師
絶望する姿、怯える姿、いやぁ見応えあります。
こんな恐ろしい事件が本当にあったのだと
もっと詳しく知りたい方はぜひ原作も
読んでみてほしいです。胸糞悪さ半端ありませんから。
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