劇場公開日 2025年6月13日

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親友かよのレビュー・感想・評価

全36件中、1~20件目を表示

3.5日本でリメイクして欲しいかも...

2025年11月11日
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鑑賞方法:映画館

友情、初恋、ものづくりへの初期衝動が盛々の、
まさに、The青春!な作品でした。
しかし、いつの時代も友情ってのは、なかなか難しいですな。

転校生のペーが、不慮の事故で亡くなった隣の席の生徒の友人だと偽り、
周囲を巻きこんで故人を偲ぶ映画を作っていく⋯
というストーリーに、もう一つどんでん返し的な展開があって⋯
というところ、なかなか面白かったです。

タイ制作の映画は、初めて観ましたが、
笑いのセンスは、かなり単純というか幼いのですね⋯
主役が高校生だから?

日本でリメイクして欲しいかも。
コメディ部分がどんな感じになるのかが気になります。

通して、監督の映画への愛をとても感じましたね。
日本のカルチャーも好きそう!
監督自身も楽しんで撮ってそうな空気が伝わってくる
ピュアさを感じる作品でした。

補足
ペーが成田凌さん、
ボーケーが若い頃の鈴木保奈美さんに見えて仕方なかったです⋯。

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hkr21

1.0タイトルに偽りあり

2025年11月9日
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鑑賞方法:映画館

カリテでやってる時、タイのA24みたいに評判なって気にしてた青春ドラマ。アップリンク、1日1回でも再演フォローありがたや。

亡くなった親友のために映画制作する話。

ごめんなさい、全然ダメだった。

まず、このあらすじみると、映画制作シーンが見せ場なんだなと思うじゃないですか。全然、映画作りに入らない。

まずここで調整のために寝ました。

やっと映画作り始めたと思ったら、思ってるのと違うハリウッドのパロディを撮り始める。こんなの不正解に決まってるじゃないですか?

ラスト、予想通り正解の完成版もみせてくれますが、それまでずっと不正解をみせられて、もういいかなって気持ちになる。

肝心の親友とは?みたいなところの描写がペラッペラだし、まあ主人公の成長ストーリーなんかなと。

タイトルに偽りありです。

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minavo

5.0人懐っこい男子生徒、周囲の思い

2025年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

驚く

斬新

ドキドキ

タイの高校生たちの物語.

人懐っこい男子生徒が,事故で急逝し.
故人を偲ぶ映画を作ろうと, 学内が盛り上がり.

周りの生徒たち:
転校して隣の席に来たばかりの男子,
中学のころに隣の席だった女子,
かつて隣の席だったが病気で休学中の男子,
想いはそれぞれに有り.

どこからが友達なのか,
知り合って日が浅いと, 親友といえないのか,
一度喧嘩別れしたら, もう二度と親友になれないのか
など.

表面的には、学園青春ドラマの体裁をとっていながら
故人をどう弔うか、愛するか忘れるか、
故人と以前にやり取りした、良い思い出、後悔、
故人を利用する? 進路のため? 良心の呵責?
生きている者たちの思い?
など、
なかなかに深い話題が散りばめられていました。

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woodstock

3.5【今作は、嘘から始まった映画作りの過程の中で、高校生達が友情や自分の生き方を見つめ直す成長物語である。あと、タイ映画のフライヤーについて少し考えるの巻。】

2025年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

■高校3年生のぺー(アンソニー・ブイサレート)は3学期になった焦りからか、ガールフレンドの裏切りが許せずに、彼女の頬をカッターで切ってしまい退学させられる。
 転校先の高校で、隣の席になったジョー(ピシットポン・エークポンピット:タイ人の名前は長い・・。)から、親密に話しかけられるが、彼は素っ気ない。
 そんなある日、ジョーが交通事故で亡くなってしまう。
 大学受験を控えたペーは、短編映画のコンテストに入賞すると、試験免除で進学できると聞き、ジョーの親友と偽り彼が書いたコンテスト入賞の短編”花火と星々”をパクリ、映画製作を始める。彼を偲ぶ映画だと言って。
 だが、その嘘を見破ったジョーの中学時代の親友ボーケーに反発されながら、ぺーは映画製作に取り組んで行く。ボーケーも徐々にカメラ担当として協力していく。
 が、ジョーも、余命一年の同級生オームが書いた短編をパクッテいる事が明らかになり、ぺーとボーケーは短編製作を迷って行くのである。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・正直に書くと、この映画は映画館で観る映画の殆どを面白く観れるおバカ脳の持ち主である私にも、余り響かなかった。
 何故だろうと考えると、脚本と演出とが多少粗い気がしたのと、死んだ筈のジョーも後半頻繁に思い出として登場するので、混乱した箇所が多かったのである。

・あとは、ペーを始めとした登場人物達の描き方が浅く感じてしまったからかな。ペーの冒頭の元カノへのカッターで切りつけるシーンから、アッサリ別の学校に転校していたり、ジョーとボーケーの中学時代の親友状態からの、ボーケーの行いにより二人の仲が壊れる過程の描き方などカナ。

・劇中で、ラップで流れる著名な監督の名前の数々。クリストファー・ノーラン、J・Jエイブラハム、日本代表として是枝監督。ここは、監督の意図する映画製作愛なのかな。

■そんな過程を経て、卒業式に流されたジョーが監督した映画。そこには、ジョーがオームの短編をパクった事が分からないように、ジョーの写真をパワーポイントの様につなげた映像が流されるのである。
 それを見て、多くの生徒達は”パワポかよ!”と憤然とするのだが、オームとボーケーとジョーのお母さんだけは、感慨深げに見ているのである。
 このシーンはペーの成長を感じさせるのである。
 このシーンはナカナカだったかな。

<そして、ペーは嫌がっていた家業を継ぎ、ボーケーはカメラマンの道へ進むのである。そして、ペーも新たな夢である、映画製作者を夢見て、映画製作の場に行くとそこにはボーケーが居て、二人は笑顔で見つめ合いのである。
 今作は、嘘から始まった映画作りの中で、高校生達が友情や自分の生き方を見つめ直す物語なのである。>

■タイ映画の新作フライヤーというと、今作もそうだが「バッドジーニアス」の名前が良く出る。
 だーが、私が比較的最近観た映画では「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」(なんでこの映画を書いたか分かる人は、偉い!)や「プアン/友だちと呼ばせて」など、素敵な映画が沢山有るので、ソッチも紹介して欲しいな。

<2025年8月10日 刈谷日劇にて鑑賞>

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NOBU

2.5親友=秘密を打ちあけられる人

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

この映画における親友の定義は、秘密を打ちあけられる人・・・ということらしい。
映画が始まるやいなや亡くなったジョー。
ジョーの彼女が仲が良い人ひとりだけには教えていいよ、と言う。それは親友だろうと。

主人公ペーはきっとジョーと親友と呼べるほど仲良くしなかったことを
後悔していただろう。亡くなって初めてその人を深く知ることで、
ジョーの気持ちがわかっていく、寄り添えていく、というのは何とも切ないが
さもありなんとも思う。

ペーがジョーの親友ではなく、ペーの嘘だと見抜くボーケー(女性)もまた切ない。
彼女はきっとジョーの友達以上になりたかったのだろうと思うが、
ジョーには好きな子がいた。で、亡くなってしまうという。もう思いを告げられないのだ。

高校生の多感な時期に、
映画づくりを通して思いを通わせていくうちに、精神的に成長していく彼ら。
みんなの思いを大事にしていく様は、
なんとも瑞々しい気持ちにさせてくれる映画だ。

そしてタイという国の文化的なことも垣間見え、とても勉強になった。

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ひでちゃぴん

4.5ノーラン、高校生が撮るってよ

2025年7月22日
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鑑賞方法:映画館

映画青春まっしぐら嗚呼デンデケデケデケにのけぞった!

ポップでキャッチー、ハイスピード、ダイナミック

横道世之介⁈
フェイブルマンズ⁈
僕らのミライヘ逆回転⁈

とにかく頭空っぽにして
エモーショナルなジェットコースター
感情アトラクション!!

主人公が、男女2:1は黄金比率
いやあわかってるねー
そこにBLや恋愛は不要

あくまでもfriendship、清く楽しく美しく!

暫定2025年のマイベストワン

なぜなら、じぶんも同じことをしてきたから
知識も技術も経験も
わけもわからずバンドを組んで試行錯誤しながら
突き進むスパイナルタップ精神よ!

主題歌もよかった

胸がいっぱいになりました

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青樹礼門

3.0脚本と配役はかなり良い

2025年7月19日
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紆余曲折を経てパワポ作品に至る、複雑な方程式を解くような脚本で素晴らしい。当事者達以外には作品の真意は分からない、というのもテーマと響き合っている。関係の薄い取り巻きの学生達の勝手な思い込みと期待で盛り上がったり、批判されるのも現代的で好感が持てた。

ただ、過去の挿入で?とミスリードを修正していく「伏線回収」業務が過ぎていて、終盤少し長いと感じた。音楽ちょっと鳴らし過ぎ。

でも俳優達が適切に配置された作品に悪いものはないし、監督は一作目だから今後に期待したい。

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ジャパニーズ先住民

4.0映画愛

2025年7月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

最近時間に追われているので手短に

・”アジアのA24と称されるタイの映画スタジオ「GDH 559」が製作した
 青春映画”というのに興味を持った。そうでなくてもタイの映画っていう
 だけで鑑賞動機になる。

・ある目的のために短編映画を製作する高校生の話

・少しでも楽をして何かを得ようとする現代人気質

・時にコミカルに、時に情緒的な描写。メリハリがあって見ていて楽しい。

・集まった製作チームのメンバーの個性、映画への思いがよく描けていた

・尊敬する映画監督の名前や作品名がポンポン出てくる。これは本作を
 製作したチームの映画への思いが反映していると思われる。
 オマージュ場面あり。

・素人が限られた予算で撮るならこうするよね、という創意工夫の描写が良い

・楽しく鑑賞して、最後は温かい気持ちになれる

・自分は頭が悪いせいか理解が追い付かない箇所があったけど観て良かった

・ペー(アンソニー・ブイサレート)とボーケー(ティティヤー・ジラポーンシン)
 の顔が小島よしおと今田美桜に見える瞬間があった

・主要な登場人物が事故死する設定の映画は好きではないが、本作は
 それ以外の描写が良かったのでチャラ

・タイ語題:เพื่อน(ไม่)สนิท
 เพื่อนสนิทは親友。そこに否定形のไม่を挟むと親しくない友人になる。
 この題を思いつく洒落た感覚が好き。英語や日本語に訳しにくい表現。

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toshijp

3.55万バーツって言われても…

2025年7月3日
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鑑賞方法:映画館

ピンとこないから字幕に(≒22万円)とか書いてもらえたらよかったなー

前半の映画作りをする高校生たちの青春を描いている様は見ていてとっても面白い。
最後に判明するジョーの最後の日にみんながどのように絡んでいたのかもいい感じ。
でもあいだのワチャワチャした感じが苦手。
ボーケーちゃんのお肌が綺麗すぎる🌀

ジョーは成宮寛貴に、ペーは北村匠海か満島真之介にしか見えなかったw

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らまんば

2.0人の死や気持ちの扱いが軽く、青春で片付けてよいのか?

2025年6月28日
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鑑賞方法:映画館

親友ではないジョーの死から始まる物語。
いくら親友では無くても、扱いが軽すぎないだろうか。
湿っぽくなく、青春物の軽やかなタッチで描くことに異論はないが、「軽やか」と「軽く」は別物だ。
監督の才気も感じるが、ストーリーもキャラクター造形も表面的で、内から溢れ出てくるエモーショナルな部分が無いと映画の嘘は成立しない。

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ケージ

3.5自主制作短編映画作製

2025年6月27日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ひねり力強くライトにコミカルで面白かった

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褐色の猪

2.5一蘭ラーメン

2025年6月26日
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鑑賞方法:映画館

「友達なんだから」で済ませてしまう、若い頃の人間関係に対する楽観的な視線がちょっと気持ちよかったり羨ましかったりするんだけど、もう一捻り欲しかったかな。

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ひろちゃんのカレシ

4.5ボーケー

2025年6月25日
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鑑賞方法:映画館

死んだジョー(HANAKOの岡部似)の幼馴染のボーケー役の娘、金八シリーズの生徒にいそうな顔でいい味

青春は二度と帰らない、かけがいのない時間ということを痛感させらせられた、現在アラフイフオジサン

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たれぞう

3.5ひねりのある青春映画

2025年6月23日
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成田凌さんと北村匠海くんを混ぜたような顔の主人公と、駿河太郎氏にしか見えない女の子と、雑魚キャラの4人が、それぞれの思惑で映画を作る話。

何気ないシーンの数々が、ラストの種明かしによって意味が判るというタイプの映画でカタルシスもあり、表面上はサラッとしているように見えていて、その実胸熱だったりする友情関係が、ひねりのある展開によって表現されている良作でした。

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ただの映画好き

4.5前半と後半で違う印象に

2025年6月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

カワイイ

2023年のタイの映画、2年越しで日本で公開されるんだから良い映画なのだろうと新宿遠征です。

始まっていきなり、
えっ!?主人公が死んだ!?
となる。この後の展開がまったく予想できない。

前半はちょっと変な青春映画、主人公が死んでるのに悲しくない。そりゃ、どんな人間か分からないからね。

後半はある事実から違う展開に、予想できない展開になる。

共通して、友情、親友、友人の死など、よくあるテーマではあるのだけど、ストーリーと展開が予想以上でとても良かった。

主演のぺーとボーケー、見たことあるぞ。
ストーリーふたごのユーとミーか。
またみれて嬉しいよ。
年齢見ると、撮影時は本当に高校生かな?

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だるまん

3.5途中では疑問だらけのシーンも、 全部終わると意味がわかる 切なくて...

2025年6月21日
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途中では疑問だらけのシーンも、

全部終わると意味がわかる

切なくて優しい、良い映画でした

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jung

5.0焦がれる日本が続きますように。

2025年6月20日
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タイの青春映画はよいですね。

韓国のノワール映画がよいのと同様に。
日本で観れるタイ映画は年間数本しかないわけですが、秀作の映画が多い気がします。
他も作っているのかも知れませんが、日本に持ち込まれるのはある程度需要が見込まれるものだとは思います。そういう意味では、各国とも良い作品は作られているわけで、タイ映画は王様のブランチとかで紹介されて、もっと注目を浴びてもよいかと思います。バッドジーニアスは米国でリメイクされていることですし。
量産される、原作+話題のアイドル+タイアップ曲形式の日本の青春映画では太刀打ちできませんよ。

本作を理解するのは、日本に似た学校制度、アジア的な同調圧力やいじめの構造、家制度などの感覚が必要で、これらはすべて、日本的のある意味悪いところなので、まったく違和感なく観賞することが出来ます。国の体制が違っても、個人としては、韓国・中国・台湾・タイなどはまったく同じ感情を持っていることを認識できます。そういう意味において、未だに日本だけが優秀でその他のアジアの発展途上国を思っている人たちには困ったものです。彼らは、こういった国のことなんかちっとも知ろうとしないのでしょう。

本作は、Super 8, Single 8, 桐島部活…, I like moviesのような映画に関する映画でもあります。タイにおいても、ミッションインポシブルとかテネットとか僕らと全く同様の映画を楽しんでいます。その中で、スビルバーグやノーランとならんで、是枝裕和をあげて頂いたのはありがたいです。いわんや、一蘭やワンピースや日の丸さえも取り上げられていること、をや。いいじゃないですが、彼らのうち優秀な方をわれわれの税金で留学させたって。(私の某国立大学にはタイの留学生は実際に沢山いましたよ。)これからも、あこがれの日本でありたいですよ。

あ、映画の中身。恋愛、受験、友情、喪失、嘘など誰でも経験することが、特別なすごい事件とは関係なく描かれています。若干の中だるみがありますが、終わりかと思ったら、まだ終わりがあり、終わりがあり、終わりだと思って泣けてきたのに、さっきの涙を帰して欲しいです。

キャスト。主役のぺーは若い時の妻夫木さんのようです。ジョーはちょうどよく、正直バカっぽい(失礼)役どころがぴったりです。Ricky Stanickyのようです。ボーケー役のティティヤー・ジラポーンシンは、『ミーとユー』にも出てて居ました。前作では一卵性双生児を演じ分け、本作でも友情と恋愛の中間の状態をうまく表現していました。

5月の連休から有名アニメのロングラン、その後ぼちぼち有名フランチャイズやアカデミー賞受賞作のロングランとなり、小粒でいい作品が埋もれがちです。上映館は少ないですが、わざわざ出かけてみる価値は十分あるでしょう。

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Lhowon

3.5同学年、知り合い、クラスメート、友達、親友 そういやどこからが?っ...

2025年6月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

癒される

同学年、知り合い、クラスメート、友達、親友
そういやどこからが?ってあんまり考えたことなかったし
それも淡く、脆く、かけがえないものだとも思った。
人間の空気抵抗の無い世界、境地。
年齢関係なくそれは確実にあるなと。
イタさ、痛さも描きながら心の行き着く先を見た気がする。

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とりから

3.0ちょっと残念

2025年6月18日
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鑑賞方法:映画館

雰囲気は良かったんだけどなー。
脚本がイマイチでした。
微妙に感動できそうでしない内容。
最後も良さげだったけど泣けない。
残念。

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ノブ様

3.5キャッチー且つ絶妙な邦題『親友かよ』

2025年6月18日
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鑑賞方法:映画館

狙ったわけではないのですが、気づけば二日続けてタイ映画です。ちなみに本作、IMDbではレビュー数こそ未だ1000を僅かに切りますが、評価は7.4(6/18現在)と高いこともあり、そこに期待をして「今週の4本目」に選出。サービスデイの109シネマズ木場にて鑑賞です。
「卒業まで残り1か月」の高校3年、ペー(アンソニー・ブイサレート)はあることをきっかけに事件を起こしてしまい、高校を退学処分となります。父は呆れながらも「ラストチャンス」としてペーを別の高校に編入させるのですが、既に「諦めムード」のペーは教室でも無気力。ところが、そこから思いもよらぬことが「立て続け」に起こり、本人もまさかの「ペー主導」による映画制作プロジェクトが始動します。
関わり合う友人たちのキャラクターを掘り下げつつ、物語の方向性を理解させる前半は所々にコミカルな要素強め。特にペーをコントロールしようとするボーケーを演じるティティヤー・ジラポーンシンは、『ユー&ミー&ミー』に続いてのアンソニー・ブイサレートと再共演ということもあり、確かに二人の相性の良さを感じます。
そして中盤、新たな登場人物によって明らかになる事実をきっかけに、雰囲気は一変してシリアスになっていき、後半に至ってはこれでもかと言わんばかりの怒涛の展開に。そして、前半では語られなかった「(それぞれの)二人」を回想するシーンの数々は、第三者には知る由もない「バイブス」まで感じて、若者たちの間に生じる「エモい」感情が際立ちます。なお、邦題『親友かよ』についても、そのフレーズとしてキャッチーさだけに納まらず、この年頃特有の「距離感」や「温度感」が現れていて、実に絶妙だと思います。素晴らしい。
ただ、本作もまた「伏線回収」という技法を過度に頼りすぎな点は否めません。特に全容を隠しながら伏線を張り続ける前半パートはかなりテンポが悪く、熱帯夜で寝不足気味のオジサンは眠気を振り払うのに必死。或いは、後半パートでの回収劇だけみればそれなりに感動もあるし、ストーリーそのものは充分に優れていると思います。それだけに、作品全体の出来としてはスムーズさに欠けて勿体ない。或いは、「盛り込み過ぎ」な要素をもう少し絞り込んでもいいような気もしますが、出来れば次はもっとシンプルな作品を観てみたいな。まことに僭越ですが、アッター・ヘムワディー監督(脚本)、今後に期待しています!

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TWDera