「青春!熱い映画愛と苦悩!友情とは、親友とは 映画製作・上映の苦難を乗り越えたとき ただのクラスメイトが親友になった」親友かよ ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
青春!熱い映画愛と苦悩!友情とは、親友とは 映画製作・上映の苦難を乗り越えたとき ただのクラスメイトが親友になった
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転校生ペーの隣りの席の生徒ジョーが、突然事故で亡くなった。
ペーは、特に親しくなかったジョーを「親友」ということにして、仲間を集めて彼を偲ぶ短編映画を撮ることにする。
クラスメイト達も出演し、映画の撮影は順調に進む中、ジョーの意外な秘密を知ることになる。
名作「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のバズ・プーンピリヤ監督が製作!
「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」のアンソニー・ブイサレートとティティヤー・ジラポーンシンが再共演ということで、超期待しておりました!
特に「ふたご~」での圧倒的な演技のティティヤー・ジラポーンシンが、再び好演。
本作でも特に表情が輝いてます。
親友でないことを隠しながらも、映画撮影をみんなで楽しむ前半はキラキラ青春コメディ。
しかし、そのままストレートに話が進まないところが本作の肝ですね。
話の中盤、新たな事実が発覚してから、事態は一転。
よく知ることのなかったジョーの様々な面を知ることになる。
そして、「送る会」で全校生徒に公開する日。
友人の名誉を守るため、精魂傾けてできた傑作映画が皆に公開できない苦しさ。
自分を制して大学をあきらめて秘密を守ったことで、彼が死んだ後で、本当の親友になった。
実に切ない。
せめて、一緒に作ったスタッフには見せてほしかった。
(病気の少年と母親、ボーケーしか見てなかったですよね?)
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