親友かよ

劇場公開日:2025年6月13日

解説・あらすじ

映画づくりを通して成長していく高校生たちのかけがえのない日々をつづったタイ発の青春ドラマ。

高校3年生のペーは転校先の学校で人懐っこいジョーと隣の席になるが、ジョーは不慮の事故で亡くなってしまう。ペーはジョーの遺品の中に彼が書いたエッセイを見つけ、それがコンテストで受賞していたことを知る。ある日、短編映画のコンテストに入賞すれば学科試験なしで大学の映画学科に入学できると知ったペーは、自分はジョーの親友だと偽り、ジョーのエッセイを利用して彼を偲ぶ短編映画を制作することに。ジョーの本当の親友であるボーケーや映画オタクたちも加わり、学校全体を巻き込んで映画撮影が進んでいくが、やがてペーはジョーの思いがけない秘密を知る。

「ふたごのユーとミー 忘れられない夏」のアンソニー・ブイサレートとティティヤー・ジラポーンシンが再共演を果たした。「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」のバズ・プーンピリヤ監督が製作を手がけ、CMやMVを手がけてきたアッター・ヘムワディー監督が長編映画初メガホンをとった。

2023年製作/130分/タイ
原題または英題:Not Friends
配給:インターフィルム
劇場公開日:2025年6月13日

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映画レビュー

2.5親友=秘密を打ちあけられる人

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画における親友の定義は、秘密を打ちあけられる人・・・ということらしい。
映画が始まるやいなや亡くなったジョー。
ジョーの彼女が仲が良い人ひとりだけには教えていいよ、と言う。それは親友だろうと。

主人公ペーはきっとジョーと親友と呼べるほど仲良くしなかったことを
後悔していただろう。亡くなって初めてその人を深く知ることで、
ジョーの気持ちがわかっていく、寄り添えていく、というのは何とも切ないが
さもありなんとも思う。

ペーがジョーの親友ではなく、ペーの嘘だと見抜くボーケー(女性)もまた切ない。
彼女はきっとジョーの友達以上になりたかったのだろうと思うが、
ジョーには好きな子がいた。で、亡くなってしまうという。もう思いを告げられないのだ。

高校生の多感な時期に、
映画づくりを通して思いを通わせていくうちに、精神的に成長していく彼ら。
みんなの思いを大事にしていく様は、
なんとも瑞々しい気持ちにさせてくれる映画だ。

そしてタイという国の文化的なことも垣間見え、とても勉強になった。

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ひでちゃぴん

3.5「親友」ってわざわざ言わない

2025年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 9件)
かばこ

4.5ノーラン、高校生が撮るってよ

2025年7月22日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

映画青春まっしぐら嗚呼デンデケデケデケにのけぞった!

ポップでキャッチー、ハイスピード、ダイナミック

横道世之介⁈
フェイブルマンズ⁈
僕らのミライヘ逆回転⁈

とにかく頭空っぽにして
エモーショナルなジェットコースター
感情アトラクション!!

主人公が、男女2:1は黄金比率
いやあわかってるねー
そこにBLや恋愛は不要

あくまでもfriendship、清く楽しく美しく!

暫定2025年のマイベストワン

なぜなら、じぶんも同じことをしてきたから
知識も技術も経験も
わけもわからずバンドを組んで試行錯誤しながら
突き進むスパイナルタップ精神よ!

主題歌もよかった

胸がいっぱいになりました

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青樹礼門

3.0脚本と配役はかなり良い

2025年7月19日
iPhoneアプリから投稿

紆余曲折を経てパワポ作品に至る、複雑な方程式を解くような脚本で素晴らしい。当事者達以外には作品の真意は分からない、というのもテーマと響き合っている。関係の薄い取り巻きの学生達の勝手な思い込みと期待で盛り上がったり、批判されるのも現代的で好感が持てた。

ただ、過去の挿入で?とミスリードを修正していく「伏線回収」業務が過ぎていて、終盤少し長いと感じた。音楽ちょっと鳴らし過ぎ。

でも俳優達が適切に配置された作品に悪いものはないし、監督は一作目だから今後に期待したい。

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ジャパニーズ先住民