映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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これぞモータースポーツの醍醐味という映画なので、音響重視でシアタを選ぼう
2025.6.27 字幕 イオンシネマ久御山
2025年のアメリカ映画(156分、G)
戦列から遠ざかったF1レーサーの復帰を描いたモータースポーツ映画
監督はジョセフ・コシンスキー
脚本はアーレン・クルーガー
原題は『F1:The Movie』
物語は、デイトナ24Hに出場する元F1レーサーのソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)が描かれて始まる
チップ・ハート・レーシングに所属していた彼は、自身の持ち場をトップで終え、優勝に貢献することになった
だが、優勝には興味がなく、勝ったとわかった瞬間にチームを辞めて転々としていた
次の場所をバハ1000に定めていたソニーだったが、そこにかつての盟友ルーベン(ハビエル・バルデム)がやってきた
彼はエーペックス(APXGP)のオーナーになったと言い、そのチームのドライバーとして、ソニーをスカウトしに来ていた
ソニーは彼の申し出を受け、チームのマシンをオーディションすることになったが、とても GPで勝てるようなものではなかった
チームの代表はキャスパー(キム・ボドニア)が務め、テクニカルマネージャーのケイト(ケリー・コンドン)、チーフメカニックのドッジ(Abdul Salis)らが支えていた
若手のドライバー・ジョシュア・ピアス(サムソン・イドルス)は天才肌だったが経験が浅く、チームはいまだにポイントすら稼げていなかった
ソニーは正式にチームのドライバーとなるものの、このマシンでは勝てないと感じ、ケイトに戦闘的なマシンの開発を進言する
元より安全重視だったケイトは風流シミュにレートには限界があると感じていて、ドライバーの素の声を重要視していた
ソニーは余すところなく感触を伝え、レースで勝つための戦略を練っていく
だが、ジョシュアとの溝はなかなか埋まることはなく、チームメイトでありながら、レースでも衝突を繰り返してしまうのである
映画は、わかりやすいスポ根系の映画となっていて、レースシーンの臨場感などが売りの作品となっている
映画ならではのアングルなどもあり、ファンなら垂涎ものの本人さんご登場が死ぬほどあったりする
IMDB他のリストでも本人役と表記されているキャラクターは半数を超える勢いだった
時代設定はわからないが、イギリス GPの段階で77回と表記されているので、2026年ということになる
セナが活躍していた時期に若手だった設定なので、1990年頃が事故を起こしたスペイン GPになると思うのだが、このあたりはファンタジーなので突っ込むところではないのかもしれません
映画は、経験豊富なソニーと若手の無謀さが反発し合うという内容で、ベテランならではの反則スレスレのレース展開を迎えていく
運を待つジョシュアとは対称的で、レースを人力で支配する様子が描かれていく
フェアプレイではないところに憤りを感じる人もいるかもしれないが、これぐらいの泥臭さがあった方がリアルに感じられるのではないだろうか
いずれにせよ、難しいところは一つもなく、話の展開も読みやすいので、映像に集中できる映画だったと思った
F1の知識がほぼゼロでも問題ないが、タイヤの種類と、グランプリがどのような感じで行われているかぐらいは知っておいた方が良いと思う
映画内である程度の説明はされているので問題ないが、タイヤによって走りやすさが変わるとか、天候や気温などによってタイヤを変える必要があるとか、ひとレースで変えられるタイヤの数が決まっている、ぐらいの知識で良いと思う
個人的には「少し知っている」程度だったが問題はなかったのだが、一番わからなかったのがジョシュアの周りをうろちょろしていたキャッシュ(サムソン・カヨ)の存在だった
マネージャーなのか、友人なのか、はたまた兄弟なのかよくわからない関係で、名前も最後まで呼ばれなかったのはノイズだったので、サラッと説明セリフが入っても良かったのかな、と思った
昭和ならシネラマか70ミリ劇場で。
圧倒的臨場感にシビれ、イケオジなブラピを愛でる
未だかつて映画で味わったことのない圧倒的臨場感にシビレる。とともに、ブラピの“イケオジ”ぶりをひたすら愛でる。とにかく、この二点がすべてと言ってもいい「アトラクションムービー」、それが本作だ。
この映画は“地上版『トップガン マーヴェリック』”と喧伝されているが、他方、かつて“四輪版『トップガン』”と称された『デイズ・オブ・サンダー』(1990)の続篇がトム・クルーズによって企画進行中とも伝え聞く。これに先行する本作がいかなる映像表現をもって、どんな人間ドラマを描いてみせたのか——。
まず、オープニングからガンガン流れるロックの音圧がたまらない。サーキッドに響き渡るエンジンの爆音もハンパない。さらに息詰まるほどのスピード、ドライバーから見える視界の狭さ、マシンにかかる風圧の苛烈さなどが、視覚/聴覚を通してびんびん伝わってくる。畳みかけられるレースシーンに思わず拳を握りしめ、前のめりでIMAXスクリーンを食い入るように凝視する。実際のF1観戦経験がない自分にとって、このコーフンを何かにたとえるなら、かつて米軍横田基地で垂直離着陸するジェット戦闘機を間近に見た時の感覚が最も近いかも。
とはいえ、前夜祭パーティーで踊り浮かれる美女たち、空軍機編隊のアクロバット飛行、特観席に群がるスーパーリッチ族、シャンパンファイトに熱狂する観衆…とそれこそバブリーな描写が続くと、FOM(フォーミュラワン・マネジメント)のあざとさを見せつけられているようでもあり…。ひがみ根性の自分とは無縁な世界(笑)にやや引き気味になる。
一方、ストーリーはいたってシンプル。物語はシーズン中の全グランプリを、リアルなゲーム感覚で片っ端から見せることによって進んでいく。そこにいわゆる「人間ドラマ」は希薄だ。『カーズ/クロスロード』のドラマ展開や『炎のランナー』のセリフ(「走るとき神の喜びを感じる」)などを一瞬思わせる箇所もあるが、決して深掘りされることはない。
そもそも、主人公チームの外に、対立する強力なライバル/敵役の存在が感じられない。ロン・ハワード監督の傑作『ラッシュ/プライドと友情』に描かれたジェームス・ハントとニキ・ラウダのように、物語を強力に牽引する対立の構図が本作には欠けている。聞くところによると、製作のジェリー・ブラッカイマーが実際のF1レースをロケ撮影するため、FIA(国際自動車連盟)や各チームを説得するにあたり、決して彼らを「不利な立場に置く」ような描き方はしないと約束したのだとか。果たしてそれが「敵役不在」に影響したのかどうか。ともあれ、ロケ映像自体は劇中ふんだんに使われ、リアル感を高めることに寄与しているのだが。
それではと、主人公のチーム内に目をやると、こちらも対立や葛藤はさらりと描かれるにとどまっている。ベテランとルーキーのつばぜり合い、監督・メカニックとドライバーとの確執、スポンサーと現場の内部抗争――これらがドラマの緊張感を高めることはない。また、友情や恋愛感情が土壇場で彼らの判断力を鈍らせることもない。その点ではジェームズ・マンゴールド監督の『フォードvsフェラーリ』やマイケル・マン監督の『フェラーリ』を観た時のような満足感は薄いかもしれない。
そもそもブラピは「元ヒーローで、賞金やトロフィーに執着しない不遜な一匹狼」として描かれ、女性からもモテモテ。だがレース中に次々とグレーゾーンの奇策を編み出すやり口は、「ルールの裏をかくアンチヒーロー」というより、むしろ『スラップ・ショット』のうらびれたポール・ニューマン、といった印象なのだ。
ついでに言うと、ルーキーが事故って火傷を負った時、自分の判断ミスが原因とは本人を含め誰も認めず、ずっと後に、やはりアレはブラピのせいじゃない、自分のミスだったとルーキーくんが気づくあたりも、なんだか釈然としない。
そんなわけで、ブラピのイケオジぶりとアトラクションムービーとしての面白さだけで2時間35分を引っ張るのはさすがにキツいが、IMAXのような巨大スクリーンと極上音響で、過去のカーレースものとは段違いの没入感を「体感」するだけでも大いに価値ありと言える。
なお前半、IMAXの前5列目から見上げたハビエル・バルデムさんの顔面クローズアップは顔圧すさまじく、網膜に焼き付けられるほどインパクトがあった。ご注意を(笑)。
以上、最速IMAXプレミアム試写会にて鑑賞。
この映画はまさに見るエナジードリンク!
「死ぬと分かっていてもその道を走る」
▼感想
ワーナー・ブラザーズ映画に招待頂きました!
ありがとうございました!
トップガンチームが本気で作ったF1映画!レースシーンの臨場感やマシンの轟音に心拍数が上がり、アドレナリンがぶち上がる...!まるでエナジードリンクをがぶ飲みしながら見ているような気分だった。特に最後のレースの没入感は凄まじく、少しだけ本物のF1レーサーが見ている世界を体感できたのかもしれない。レースのシーンは多いが一回一回の尺が長すぎず、物語のテンポも良かった!
主演のブラッド・ピットは伝説のF1レーサー「ソニー」を熱演!普通のF1映画だったら主役じゃなくてライバル役がやりそうなダーティな走りを見せる!ソニーの勝ちへの貪欲さやレースへの想いを知っていくにつれて、チームのクルーと同じく観客も彼に引き込まれていく。ブラピはレースだけでなく、走る姿やルーティンの姿、カードを投げる姿もかっこよかった。
ライバルでありチームメイトのジョシュアとの衝突や同じチームのケイトとのロマンスも物語を盛り上げた。この映画でF1のルールや戦略の奥深さも知ることができた。この映画に乗ってF1レーサーの世界を体感して、アドレナリンをぶち上げて欲しい!
▼トリビア
なんとこの映画のために本物のレーシングカーを6台購入して撮影用に改造!
▼お気に入りのシーン
最後のレースのシーン!
スクリーンいっぱいに広がるF1の世界に大興奮した!
劇場での音響の迫力を改めて感じさせられた
本当にIMAXでの観覧がお勧め‼️
F1の興奮がリアルに突き刺さるのに
映画でしか出来ないカメラワーク!
コースからドライバーへ回転するカメラ!
これ予告編の時から「カッケー!」って思ってた!
リアルの追求だけなら絶対ないのに
エンタメを熟してるからこその興奮!
ブラッド・ピットが主役なのに
全員主役的なチームワーク!
ピットクルーをあそこまで
応援したのは初めてだよ!!
ブラピを中心にみんなで作り上げた感が熱い!
ワーナー・ブラザース映画からご招待頂きました!
でも実は
「試写会来ても、これはIMAXじゃないと…」
って思ってたのにIMAX試写会!!??
そんなんあるの!!???
しかも日本一大きいグラシネ池袋!
ガチで大興奮!!!
これはもう“観覧”ではなく“体験”である!!
物語も、お約束の連続なんだけど
それが、またか…ではなく、
待ってました\(´ω`)/の方。
こりゃたまらんよ\(´ω`)/
F1詳しくなくても全然大丈夫!!
万人にお勧め!!特に男子!!!
心で泣きに行っといで!!!!
いろいろと残念な作品…
SchreenXで鑑賞
この夏の一番楽しみにしていた作品だったが残念な内容だった。
1988年からF1を観てきた身としては似て非なるもの、この残念な感じは日本のマンガをアメリカで映画にしたら全然おかしなものに仕上がった時のようだ。
ドラマパートはまあブラッカイマーだから現代版アルマゲドン張りにロートルが頑張る筋だろうと予想はしていたが、肝心のレースがF1じゃなくてアメリカのNASCARのような不死身のマシン、胸熱系チームメイト戦略、最下位チームが突然トップ争い参加というご都合主義満載の異世界ルールで進行していて、中盤には違和感で集中出来なくなってしまい、また意識が飛んだ。。先日のMI8に続いてSchreenXは鬼門か。
映像は綺麗だったので星1、音楽がハンスジマーで星1、奇跡の63歳ブラピが格好良かったのと実際のF1関係者が出演で星半分。脚本は最悪。アメリカ人にはこれでいいんだろうが、残念ながら2度目の視聴はないだろう。
あと作品中、主人公の過去の事故直後のドライバーが投げ出され倒れているシーンはマーチン・ドネリーの事故映像そのままかほとんど丸パクリの画像。こういう形で当時のあのショッキングな記憶を呼び起こされるのは非常に心外だし実在のドライバーを冒涜しているように感じた。なので星マイナス2
金目当てじゃない
映画「F1(R) エフワン」
さすらいのレースドライバー
それだけで いいじゃないの♠️7
^_^
映画「F1(R) エフワン」
モータースポーツの最高峰である「F1(R)」に挑むレーサーたちの姿を、ブラッド・ピット主演で描いたエンタテインメント大作。
監督のジョセフ・コシンスキー、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、脚本のアーレン・クルーガーら「トップガン マーヴェリック」を手がけたスタッフが集い、F1(R)の全面協力を得て、グランプリ開催中の本物のサーキットコースを使って撮影を敢行。
世界チャンピオンにも輝いた現役F1(R)ドライバーのルイス・ハミルトンもプロデューサーとして参加している。
かつて世界にその名をとどろかせた伝説的なカリスマF1(R)ドライバーのソニーは、最下位に沈むF1(R)チーム「エイペックス」の代表であり、かつてのチームメイトでもあるルーベンの誘いを受け、現役復帰を果たす。
常識破りなソニーの振る舞いに、チームメイトである新人ドライバーのジョシュアやチームメンバーは困惑し、たびたび衝突を繰り返すが、次第にソニーの圧倒的な才能と実力に導かれていく。
ソニーはチームとともに過酷な試練を乗り越え、並み居る強敵を相手に命懸けで頂点を目指していく。
主人公ソニーをブラッド・ピットが演じ、
ドラマ「スノーフォール」で注目を集め、プラダのブランドアンバサダーも務める若手俳優のダムソン・イドリスが、
ソニーのチームメイトでルーキーF1(R)レーサーのジョシュア役を担当。
チームを支えるピットクルーのリーダー、ケイト役を「イニシェリン島の精霊」のケリー・コンドン、
ソニーをF1(R)の世界に呼び戻すチームの代表ルーベン役はハビエル・バルデムが務めた。
映画「F1(R) エフワン」
F1: The Movie
2025/アメリカ
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