映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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自動車レースを題材にした作品の中では、上位に入る傑作!音響の良い映画で少し前の席での鑑賞が吉!
近年良作を製作してるApple TV系なので資金も潤沢なのか、映像がゴージャスでストーリーも、ハリウッド映画の定番と定石のブレンドが絶妙で、155分の上映時間も意外と苦にならない傑作
大スターは基本的にブラッド・ピットのみで、架空のF1チーム「APX GP」の物語が主軸で、ライバルチームやライバルキャラなどの存在は希薄だが、おかげで焦点が絞れて徐々に最下位チームが結束して勝利を掴むまでドラマに感情移入出来つつ映画としての見せ場や映像も、高次元で撮られており満足度が高い。
監督のジョセフ・コシンスキーは、トム・クルーズの『トップガン マーヴェリック』で大ホームランを放ったて、本作も世界の興行成績は、不明だが同じ位に良質なエンターテイメント作品になっているので健闘して欲しい。
ちょっと面白いのは、『トップガン マーヴェリック』似たような作品ながら破天荒な主人公のを演じてもトム・クルーズとブラッド・ピットだとキャラクター設定が完全に陽と陰になっており、プラピは他の作品でも顕著で何処かに陰りがあり、今作もアカデミー助演男優賞を受賞した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のクリス・ブースに近い、金や名声より生き方にこだわる男(本作はcar guy)が、嫌味なく似合う。(トムとプラピ共に俳優としても映画製作者としても優れていて別に甲乙つけている訳ではないけど)
自動車レースを題材にした作品は数あれど、傑作は少ないと言われていた時期もあり、クルマやレース好きなスター俳優も過去に挑戦しているが、個人的にはジョン・フランケンハイマー監督『グラン・プリ』(1966年🇺🇸)が自分の基準になっているので、本作もこれに匹敵する作品だと思う。
トム・クルーズも30年以上前に一時は師匠と慕っていたボール・ニューマンの影響でレースに参加したり、レース映画の佳作『デイズ・オブ・サンダー』(1990年🇺🇸)を主演(原案)しているが、作品的には同じトニー・スコット監督作の『トップガン』の二番煎じとされ世評今一つな印象。
個人的にはトムが所属チームのクルーの名優ロバート・デュヴァルの存在感がやはり光るのと、製作と音楽が今作の『F1』と同じで、トニー・スコット監督が存命ならこちらにも関わっていたかも?と思う
気になる点は正直あまり無いが、悪役を捻り出す必要性があったのかな?な点や最高峰のF1レースが舞台で世界各地を転戦して飛び回る割にスケール感が弱くミニマムな印象があり、レースやサーキットや観客の姿などの臨場感(空気感?)や存在感に乏しくて背景に奥行きを感じない印象です。
ただその辺は好みなのかも知れないのと、名称や旧跡に行く観光映画ではないので、各国のサーキットの空撮とサクとしたカット挿入に留めているのだろう。
唯一劇中でイタリアのモンツァ・サーキットの有名なバンク(危険なので廃止になったコースで『グラン・プリ』にも出てくる)をジョギングする場面は良かったけどね。
総体的には155分が苦にならない作品で、ドラマもチーム内に絞っているので、クライマックスの一体感はかなりのモノで、プラピのcar guyなキャラもGOODで映画としてもかなりの傑作。
重低音が心地よいIMAXで見て良かった作品
コックピットに座る感覚、サイコー
わたし、運転下手っぴドライバー
もうクルマも手放してしまい、乗る機会が少なくなった。
わたし、80年代後半から00年代までF1観てた。
ピットインの駆け引き、タイヤ交換の戦略、スリップストリーム。
今宮純さん、川合さん、元気かなあ。
過去に観た「ラッシュ」も大満足だった。
でもあれはドライバーのドラマだったよなあ。
と、この作品を観終わって思い返している。
で、この作品。
マシンが!マシンが!マシンが!
(大事なことは3回言う)
本物じゃん、パイロットも本人たちが出てるよね。
どうやって撮影したと?って疑問が渦巻きながら観るパイロット目線。
こんなふうにドライバーには見えるんだ〜ってとにかくワナワナしながら観たよ。
ストーリーは超シンプルでひねりもない。笑
いいのだ、それは求めてないし。
勝者が目の当たりする景色にシビレた!激突する爆音と魂に燃える!
これ程までのF1レースの激突する熱い戦いを、ドライバ-コックピットからの視点を多く取り入れた映画を見た事は無いかも知れない。
きっと誰もがこのリアルな衝撃に興奮するだろう。
今日は「F1/エフワン」鑑賞だよ。
世間は好天気で熱いアツい暑い。 (;^ω^)
映画館で涼みながらのこの作品チョイスは 丁度いいかもね。
場内のお客様は、若いあんちゃん、ねえちゃん達が多かったが 往年のレースファンも多く来ている様だった。
昨今ゲームなどではこう言った視点物は見慣れてはいるだろうけども、
これだけのリアルな凝った映像美の中で、自分自身がF1レーサ-になった気分で参戦している気にさせてくれる作品はメッタに無いだろう。
そう言う点では 過去にない位 最高なレース映像作品と思う。
監督:ジョセフ・コシンスキー
----MC---
ソニー・ヘイズ役(主):ブラッド・ピットさん
ジョシュア・ピアス役(チームドライバ):ダムソン・イドリスさん
ケイト・マッケンナ役(メカニック):ケリー・コンドンさん
ルーベン・セルバンテス役(オーナ-):ハビエル・バルデムさん
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(流れ展開)
架空F1チーム”APX GP”での話。
チ-ムは低迷、今シーズン1勝も挙げられなければオーナ-解雇は必至の中、
かつてのチームドライバのソニ-にテストを受けるよう申し入れするルーベン。
デイトナ24時間レースで優勝した彼の経緯を見込んで依頼する。
彼には昔F1に出ていたがスペイングランプリでクラッシュにより重傷負って退いた過去があった。
もう誰にも負けられない男達!
そこから彼等の熱い戦いが始まる・・・
果たして 彼が目指す本当の目的とは。
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兎に角 レ-スは楽しかったですね。映像は凄く良かったですよ。
それにレースの駆け引きとか。今まで感じた事のない展開流れを知る事が出来ました。その点ではレース内容は斬新かと感じましたわ。
コックピットからの視点でレーススタ-トの緊張感とか とってもGooood!
ボディサイドのカメラアングルで フロント⇒回転してサイド⇒リア この流れアングルとか見せ方がイイですね。シビレますわ。
(他 思った事)
あんなけぶち当たってて走れるもんなの?
壊れたの10分で治せられんの?
激火炎の中 助けられんのかな?
確かあの燃料は あまり炎が見えない系だったと思ったのだが。
SUZUKAサーキットの戦いが出て来て メッチャ心が躍ったわ。
映画では100%再現は無理だが 本当の車体エンジン音は超爆音!
直ぐ真横隣にいる人との会話マジ無理だもんね(*´ω`*)
等々詳しい人は ガッカリなポイントが素で感じられるかもだけど、
こう言う作品を創ってやろうと思っても そう簡単に撮れるモノでも無いし
お金もメッチャかかる。
その点では挑んだ姿勢は十分に評価しても良いと思うのだけどね。
最後に彼がそっと離さず持ってたトランプのカード・・・
きっと ”キング” だったと思います。
見事な映像レースシーンを一度ご覧に
是非 ご友人、ご家族揃って
涼しい劇場へ お越し下さい!!
エンタメ作品としては面白い
F1好きの人は特に楽しめると思います
F1てこんな観る方するんですね!
スポ根モノの王道を征く
カテゴリーは異なるのに、
〔トップガン〕のシリーズと引き比べてしまう。
片や『トム・クルーズ』は62歳、
対する『ブラッド・ピット』61歳。
共に齢六十を超えてなお、
鍛え上げた肉体を誇示し、
生身でアクションに挑む。
製作に関与するのも同様。
ただ前者が陸・海・空となんでもこなすものの、
後者は陸専門の印象
(あ、でも〔アド・アストラ(2019年)〕の宇宙はあったか。笑)。
元来は一匹狼なのに、
過去の縁のためならチームプレイに徹する情の厚さや、
後進を引き上げる自己犠牲の精神もあるのも共通。
終映後に「トップガンよりこっちの方が好きかも」との
女性の声が聞こえたのもむべなるかな。
主人公の『ソニー(ブラッド・ピット)』は元「F1」ドライバー。
1980年代後半から90年代初頭にかけ頂点を競った
『プロスト』『マンセル』『セナ』に次ぐ若手と期待されるも、
初優勝を目前の事故でキャリアを失ったとの設定。
その後はお定まりの転落コース。
が、レースの世界に見切りをつけられず、
今は雇われレーサーとして身一つで転戦、
日銭を稼ぐ日々。
そんな彼が嘗ての戦友『ルーベン(ハビエル・バルデム)』からのオファーを受け、
新生の「F1」チーム「APX」にジョインし
活躍するとの流れ。
『ソニー』のやり口は荒っぽく、
反則ギリギリのラインを突く。
勝つためなら常識に外れた手段も平然と取る。
が、その何れもが、
チームを思う強い信念と理屈に裏打ちされたもの。
根底には自らを殺しても仲間を生かすスタンスがある。
それにしても「F1」、今ではこんなことになっていたのね、と
認識を新たにする一本でもある。
元々、自動車メーカーの存亡を賭け、
最新技術の粋を注ぎ込む場。
マシンそのものにも各種センサーは埋め込まれ、
刻一刻と膨大なモニターで監視。
パーツさえ「ミニ四駆」のように嵌め込まれる。
求めるのは最高のスピードながら、
ドライバーの危険性は常に裏側に。
そのためのレギュレーションは日々更新され、
新たな変化は生まれる。
単に速さだけを競うなら、
AI全盛の時代、ロボットに運転させればよいが、
そうなるとこれだけの人気は保持できぬだろう。
あくまでも人間が超絶なテクニックで
モンスターマシンを駆ることに意義があり
そこにドラマが生まれる。
本作は王道の流れも、迫力で鳥肌が立つレースシーンの中に、
人間らしい相克を埋め込み観る者の胸を熱くさせる。
主人公は自堕落に見え、
レースに対する姿勢はストイック。
独自のジンクスもあり、
レース前には一枚のトランプをズボンのポケットに忍ばせ、
一位になっても「ツキが落ちる」と優勝カップに触れもしない。
「F1世界選手権第最終戦 アブダビGP決勝」での出来事は
彼がしてきたことへの集大成。
これで過去の憑き物が落ちるわけだが、
そこで立ち止まるわけではない。
何故ならこの世界にレースは幾つでもあるのだから。
ブラピの魅力が爆発!
最弱F1チームを優勝に導くブラッド・ピットの型破りなやり口に、ニヤニヤしっぱなし。苦悩を乗り越える挑戦や、チームの尊さなどストーリーもエモーショナルで泣ける
ブラピの魅力が爆発だよ。61歳イケメンのクールな色気と哀愁に、時折見せる少年のような笑顔で、名優っぷりは健在。まだまだハリウッド大作の主役は譲らないぜ。ファイト・クラブやセブンを超えて、彼の最高傑作ではないだろうか。
VFX全盛の時代に、リアルに拘りまくった映像がすごい。時速300km超でぶっ飛ばすドライバー体験は、低目線のとんでもない迫力。なんとブラピが実際のマシンをドライブして、世界各国のリアルサーキットをぶっ飛ばす。
グランプリ、栄光のルマン、デイズ・オブ・サンダー、フォードvsフェラーリ、ラッシュ、グランツーリスモ...これまでもレース映画の名作はたくさんあったけど、誰も成し遂げられなかった、こんなにも究極のリアリティに拘ったレース映画を知らない。
F1は人気ドライバーやマシンばかりがクローズアップされるけど、緻密なチームワークと最先端技術の戦いだ。それが劇中でドラマティックに描かれているのが素晴らしかった。世界で最もリッチで華やかなスポーツビジネスの舞台裏も楽しい。
年齢もプライドも経験も関係ない。人はいつまでも挑戦できて、それを乗り越え自分を解放する。そんな普遍的なテーマをカッコよく伝えてくれたブラピはサイコーだぜ。自分もまだまだがんばれそう。
退屈な日常をぶっちぎってくれる、IMAXで観るべき良作です😊
オジさんの魂に火がつけられる
ブラッド・ピットより8歳年下、もうすぐアラウンド・シックスティの「オジさん」です。
さて、年間30~40回ほどは映画館に足ぶ、自称「ちょびっと映画通」です。
2025年6月27日に公開された映画「F1」です。
公開初日の2025年6月27日に、ららぽーと安城のIMAXシアターで鑑賞いたしました。
私なりに、この映画を一言で表しますと、
「オジさんの魂に火をつける」作品です。
あくまでも例えばですが、五十歳を過ぎたオジさんビジネスパーソン(実は有能)が、転職エージェントにスカウトされて、ハイスペックな若手で構成されたものの、赤字に苦悩するベンチャー企業の現場責任者に就任したとしたら…。
たぶん、最初は「何しに来たん?」とか、「パソコン壊さないでよ?!」とか、「余計な事しないで!」とか、「ポンコツかよ!!」とか部下から結構あたりがキツかったりしそうですよね。
そんなハードな環境下で、時にはクレバーに、時にはヒールとなり、時には優しく、そして大胆にリスクを取って、周囲を巻き込みながら、徐々に、でも確実に「オジさん」がチームの成果を上げる。
もし、そんな「もう一花咲かせる」的なストーリーが痛快に感じるなら、この映画を観る価値があると思います!
久々の"ハリウッド映画"らしい映画
IMAXで鑑賞したが、、、4DXの方が面白かったのではないかとも思った。。。音響と画面の圧力は確かに良かったのだが…やはりレースの映画なので揺れとかクラッシュの衝撃を感じるには4DXがより相応しいように思う。それも前よりの席で‼︎
ブラッドピット61歳、ギンギンに肉体を仕上げています。トムにも負けてません…。オジサン達の憧れの星です。だからなのかストーリー上、ほんのちょっぴりの恋もあります。そしてギンギンのスポーツムービーです。
ソニーヘイズ この男は誰よりも早く走れるコツを知っている生まれながらのレーサー。それは長年培われた経験に基づく物。そんな彼の相棒はトランプカードだけだ。一方のチームメイトは若く才能はあるが圧倒的に経験が足りていなかった…この2人は悉く(ことごとく)ぶつかり合う。しかし2人はお互いを認め合っていた……と言う物語り。単純明快で分かり易く難しく考える必要はない。久々のハリウッド映画らしい作品だ。
人生の羅針盤をくれる大傑作!
この監督の大傑作との評判も高い前作「トップガン・マーヴェリック」。すごく好きなタイプの映画のはずなのに、なぜか入り込めなかった。
そして、今回のこの一作も。ドルビーシネマの映画館で、大迫力の映像と音響の中、前日の不眠もあってウトウトしながら、観てしまった。
しかし、それでも最高評価です。2ヶ月後に定年を迎える、これからの僕を支えてくれる大切な一本になりました。
どうも集中できなかったのに、一気に引き込まれたのは、もう終盤の最後のレースの場面。そのレースでも、スリリングな展開が大迫力の映像と音響で表現された後、突如、映像も音響も静かなものに変わる。
演出が急に変わるので「え、なんで」という感じ。それで僕も集中力が戻ったのだ。
この演出は、ブラピのパフォーマンスが神がかったレベルにまで上がったことの表現だった。それはぶつかり合った上で盟友的存在になったチームの設計者の女性の「飛んでるのよ」というような言葉で示される。ブラピが覚醒し、完全集中の世界に入り込んことの表現だったのだ。
設計者の女性は、それまで一緒に戦った何回ものレースを見て、ブラピは怒っている時が一番速いことを知っていた。怒りをエネルギーとして、限界を超える無謀な走りを可能にするのがブラピだった。だから、わざと怒らせたままにしておくような場面もあった。
僕も怒りのエネルギーで集中力を起動させて、怒りが静まったら、それは満足いく仕上がりだということは結構多いから共感した。
でもそれはブラピにとっては、最高の状態ではなかった。
彼女とブラピは「なぜこの仕事をしているのか」を語り合ったことがあった。(こういう話を本音ですることが、同じ仕事を共にする人同士の結びつきを強めるのだと思う。)
彼女の答えは、「この仕事を選んだことが正解だったことをかつての知り合いたち、過去の同僚や恩師たちに証明したい」というようなことだったと思う。つまり自分の有能性を示し成功することで、自分を納得させたいのだ。承認欲求と自己実現欲求を満たしたいということだと思う。
それに対してブラピは「空を飛びたいんだ」。車で走っている時に、その感覚になることがあって、それを求めているんだというようなことを言っていた。
これは「フロー=完全集中の世界」に入ることこそが最大の報酬だという認識をブラピが持っているということだ。ミハイのフロー理論と完全に一致する。
僕もフローになっている感じは、好きというか、できるなら毎日でもそうなりたい。でもなかなか組織で働いていると難しかった。
ToDoリストはいっぱいで、マルチタスクで、急なアサインが多かったり、そんな中ではフローの瞬間はまずやってこない。でも、確かに自分がいい仕事できたな、能力出せたなという過去の思い出には、フローの感覚が伴っている。
挫折と失敗だらけのブラピの人生最大の栄光がこの後訪れる。最大の賞賛と承認、苦労は報われ栄光が訪れたという映画的カタルシス。
しかし、ブラピはこの栄光に無頓着である。トロフィーは自分で受け取らず、レース後のインタビューも祝勝パーティーにも参加しない。大金が得られる次へのオファーにも心が揺れない。
そして、チームを離れ一人の旅人に戻り、「あの感覚」を得られる場所を探しに出る。
そこでは「金は安いぞ」という相手にブラピは「金は目的じゃない」というようなセリフで返す。彼の目的は、ふたたび「あの感覚」つまりフローを得ることなのだ。
ただし、チームでの経験を経て「あの感覚」にはもう一つの要素が加わったことが暗示されていると思う。それは「一つの目的に、新たな仲間と一緒に向かう」それでしか得られない感覚が最高の報酬に加わったのではないか。
仕事の目的として、お金と承認以外のものを一つ持つことができたら、もうそれで成功だと思う。それなのに、ブラピは、「フローの感覚を得ること」そして「仲間と共に何かを成し遂げる」この2つの目的を、人生後半の目的としたことが示される。
僕も、あと2ヶ月後に定年を迎える。先週、雇用延長を断り、業務委託も断った。それで、売上利益を目的にしない一人法人を立ち上げようと思いついた。そこでは、ブラピのような最高の報酬を得られるだろうか。
このタイミングでこの映画に出会えて良かった。ウトウトしながら観てごめんなさい。大事な一作になりました。
F1ファンならより楽しめる 4Dの限界を感じる
ポイント
・ジェリーブラッカイマープロデュース
・現役F1ドライバー多数、関係者登場
・F1の政治的な裏部分も描くリアル
・ホンダがF1復帰するタイミング
マイナスポイント
・F1ドライバーに60歳(ブラピ)は非現実的
と先入観を持たれる
・4D(X)の表現に限界を感じる
・ハイブリッド以前の時代の方が音に迫力があった
監督は良く知りませんがプロデュースは
ジェリーブラッカイマー
ドン・シンプソンとのゴールデンコンビが好きで
「ビバリーヒルズコップ」「ザ・ロック」は青春です何れもフェラーリなど登場しカーアクションも定評がありましたが現在、年齢は80歳と恐れいります
F1のお話なのですが初心者には全く優しくなく、
DRSなんて専門用語が飛び交う
タイヤのマネージメント、ピットストップ回数の作戦の重要性に触れず映画内では
当たり前の様にこの件で揉めます
知らない人は終始?が浮かんでいたと思いますし
環境問題の配慮、SDGSの観点
ハイブリッドエンジンでレース中、電気を貯めてパワーに変える技術が今の車のにも応用されてる!
なんてF1を擁護のお話も一切無し
逆にF1ファンにとっては土臭くて嬉しい映画です
マイナスポイント
アロンソですら40歳程で現役なのが驚きなのに
ブラピ60歳がF1ドライバーは流石に無いだろう
と思ってしまう所と作中でも長らくF1を離れていたブラピが現代F1の空力設計に口を出したり
その後、担当の女性とお決まりの夜の関係に発展と
他のハリウッド映画と同じでチープに見える
座席が動く4DでF1ドライバー視点でレースも楽しめるのですがかなり4Dを多用するので
左に曲がっているのに違う方向に動いたり
シーンの切り替えの動きもぎこちないのが
目立ってしまった、映像と動きがリンクして
いたらF1の知見が無い人でもアトラクション
として十二分に楽しめたと思う
担当者が駄目なのか現在の4Dの限界なのか
分かりませんがそこは残念
音に関しても現役F1ドライバー、ハミルトンの
アドバイスでリアルに作られた様子ですが
現代マシンなのでエンジン音と言うよりハイブリッド特有の機械音、音が美しいと言われたアイルトン・セナでお馴染みホンダのマシンも
登場するのでやはりハイブリッド前の時代設計の方が音の迫力は確実にあったと思います
映画館でも耳栓を配る必要になりますが
それはそれで話題になったかなと
マイナスポイントを吹き飛ばす、ブっ飛び度
ピットストップで同じチームが5秒以上遅れる、しかもドライバーが陣営のタイヤ選択が気に食わないからなんて理由は大事件です
スピードの遅い競馬ですら5秒遅れたらレースに出られないペナルティありますし、相手より1周でコンマ何秒縮めて10周目に追い付く様な世界で
さらにその後、同じチームでやりあって両方リタイア、故意に度々クラッシュして仲間を優勢にするのもやり過ぎ越えて笑うしかない
F1ファン必見
現役ドライバーは頻繁に登場
フェルスタッペン、ハミルトンは勿論、
ブラピがアロンソとブラピ陣営がザック・ブラウンと話したり合成だとしても面白い
日本のホンダも露出大
劇中にマルボロカラーでお馴染みMP4/4も度々登場し劇中の上位チームもホンダがエンジンを提供するレッドブルでマシンやレーシングスーツに
HONDAやHRCの文字もホンダファンにも嬉しい
(現役F1ドライバーの角田選手は残念ながら掲示板でのみ確認ができた)
本当にあったF1の出来事をオマージュ?
ブラピが若い時の事故シーンですが相手がアイルトン・セナの様子でその事故シーンが実際にアイルトン・セナ亡くなったシーンと重なり知っている人は胸が痛くなるかもしれません、恐らく意識的、故意に描いている様に思えました
その一方でF1最終レース、アブダビGPのシーンは
残り周回が僅かな所で奇跡的なセーフティカー、しかもブラピチームはこちらも奇跡的に有利なタイヤを持っているという2021年のホンダが30年振りの総合優勝を果たした胸熱オマージュもあります
(本作は実際のレースで抗議したメルセデスが勝つのも笑える)
まとめ
・60歳のブラピがF1なんてと言う先入観をぶち壊す、面白さがある
・商業的な一面、勝ってほしいチームが有利になる様な運営体制とF1のリアルな裏も描かれ実際にあったレースのオマージュも有り
・他映画で過去のF1レース設定は多く
現代設定だからこそ現役ドライバーと共演
新鮮な一面でマイナス面を払拭
・来年、日本のホンダがF1に復帰する
タイミングの上映もナイスです
・メルセデス提供のマシンを使用
(F1に詳しく無い方は4Dでアトラクションとして鑑賞を推奨します)
タイヤが溶けるのも知らなかったが…ついていける!
コレは音が凄い重要であろうとドルビー追加料金ので鑑賞。
封切り翌日の土曜夜、結構なお客さんの数が居た!
F1知らないし、時間も長い映画だけど、ブラビが格好良いだけでも良いじゃない!と決めた。
全く無駄な時間の無い映画。いやむしろ、そこもっと詳しく!とか、そこカットしない!とか言いたいのもある。
今ちょうどEQの本読んでるんで(これがゾーンかぁ…)と、最後は安心して見てた。空を飛ぶ、って死ぬことでは無かったのだ。。ベランダで語ってた時は、命懸けで走って空を飛びたい(=その時は死んでても良い)のもあるかと感じた。語るブラビの腕にしがみつく彼女も可愛かったね!
JPは小生意気だが見どころのあるやつ。素直そうな顔付きでだいぶ得をしている。
F1てこんなスタイリッシュですか
最後のアブダビのレースは夜景に花火で美しかった。
惜しい映画
ブラピ主演、カッコいいアメリカオヤジ
でも田舎のオッさんに見えなくもない(笑)
宣伝文句の 地上のトップガン って何よ(笑)
トップガンの戦闘機と違って F-1はオンボードカメラが昔からあり、臨場感のあるレース映像が観れるのでやはり演出に目が行ってしまう。
主役のブラピが無双するような天才レーサーでは無く、泥臭く闘うレーサーだったのは良かった。もしキムタクあたりだったらどうだろうね。
数年前の フューリー あたりからか、泥臭いオッさんが似合いますね。男が惚れる漢みたい。
最近のF-1はかなり制約がありレースの戦略の難しさが良く描かれていた。
ブラピ演じるソニーの昔の事故映像は91年頃の実際の事故でマーチン・ドネリー選手ではなかったかと。フジテレビ中継してたころを思い出します。
劇中のセリフの中でセナ、プロスト、マンセルが出ましたし、チームのファクトリーには何故かマクラーレンホンダMP4/5Bが飾られていて私のような昔のF-1ファンは心をくすぐられる演出も。
最後に優勝するシーンもF-1や昨今のレースを熟知してないと分からない部分もあるだけに惜しいと言わざる得ません。
でもかっこいい映画です。ブラピ最高(笑)
スーパーアグリを思い出す
シンプルだが最高
王道のスター映画
映画館でのCMを見ていて、封切りしたら絶対に観に行こうと思っていました
トップガンマーヴェリックの製作陣という事で、更に期待値も高まって✨
観た感想は王道のスター映画🌟
いやスーパースターだったプラピが…
プラピ演じるソニー、レースのスイも甘いも知っているベテランドライバーが故意に巧みにレースを展開を掌握!
初めはみんなに煙たがられていたが、次第にチームスタッフ達からも一目置く存在に
自信過剰の若手ドライバーへの、お前が勝つんだ!って言うのも凄いカッコ良かった
最終コーナーでの熱いバトル、ゾーンに入ったソニーカッコ良かった
もうカッコいいとしか言いようない、そんな映画
観るならIMAX
作品の性質から迫力あるもので見るのがおすすめです。
また、当たり前ながらブラピの声がカッコいいので、字幕をお勧めします。
内容については、大団円に向かうソニーのサクセスストーリーで、マシンやピットの音、レース映像の迫力は流石のハリウッド映画
展開が分かっていても手に汗握らされる感じで、楽しめました。
反面、本筋の脇を固める構成が王道というかチープというか、大味だなぁと感じました。
音や映像を目的として楽しめる作品ではありますが、まぁ1回でいいかなと。
全861件中、681~700件目を表示











