映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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ブラピ映画として傑作だと思いますが個人的には3つ星です
サウンドと没入感は間違いないです。
そこにブラピという説得力がドンっと存在するので、映画体験としてそりゃ楽しいです。
ただトップガンマーヴェリックを見た時の痺れた感覚はなかったかなぁ、、脚本の差ですかね。個人的にもっとベタでいいのにと思ってしまいました。
まずソニーという人物のポジションが掴みにくかったです。昔は有名なレーサーだったが事故起こしてからは評判が良くないという件はなんか一人の記者だけ騒いでる感じだったのでもう少し世間の認識をはっきりさせた方が感情移入しやすかった。
あとソニーがJPを勝たせるレース運びをするようになった理由、描写がなく唐突に感じましたね。そこは何か一つシーンがあってもよかったな。なんでもいいです昔の自分を重ねたとか。なんにもないとモヤモヤしちゃうんですよね。
そして最後ゾーンに入るのはいいとして、クライマックスのシークエンスではレジェンドとしてのドライビングテクニックを魅せてほしかったですね。この映画は基本ずっとグレーな戦術がメインなので。
とはいえこういう映画は本当のトップ俳優が演じることでしか成立し得ないと思うので、それが違和感なく見られることが嬉しいです。トムさんとブラピにはまだまだハリウッドを牽引してほしい。
PS.カーレース映画ではいまだにドリヴンがベストです
プランC
昭和時代的スポ根物語。
年を取ったけど、ブラッド・ピット、良いですね。
アップル製作の映画。
そして、ブラッド・ピット主演。
予告も見た事が無く、この二つの情報だけで見に行ってみた。
吹替での鑑賞だったが、冒頭、準主役の若手ドライバーのセリフに違和感。
話題作りのためのアイドル起用かと思って見ていたけど、途中からあまり気にならなくなった。
(違和感の通り、吹替はSixTONESの森本慎太郎だった)
ブラピの声はいつもの人で違和感はまったく無し。
映像は素晴らしかった。
迫力あるレースシーン。
コックピットからの映像は凄かったです。
そして、レース中に上がった花火が印象的でした。
エフワンの世界って、こんなにも技術進歩が進んでるんですね。
ハンドルについてるたくさんのボタン。
コンピューターでセッティング、制御されているエフワンマシン。
フジテレビで夜中にやってた頃のエフワンは少し見てたけど、最近はまったく見てなかった。
ストーリーは見ていて想像が付いちゃうベタな展開。
ブラッド・ピットはさすがの存在感で良い感じでしたけどね。
この辺のハリウッドの大俳優は、やっぱ格が違います。
でも、さすがに年を取っちゃいましたね。
なんとなく、トム・クルーズのトップガン マーヴェリックと重ねて見ていたかな。
若手の大スターが出てこないのが今のハリウッドの大問題。。
なんか、かなり評価は高いようだけど、都合の良い展開も多かったし。。
私の評価は中の上って感じだったかな。
陸上のトップガン?!
ありえない展開
最下位のマシンが最終戦で優勝する。
そんなの実際あるわけない。
年間タイトルとか意味がない表現。
F1好きなら音と映像は楽しめると思う。
セナやマンセルと戦ったドライバー(ブラットピッド)がF1ドライバーとして復帰する。
リアルさが無さ過ぎて萎える。
途中の恋愛話もいらん。
脚本がダメ過ぎてお金払って観る価値はない。
IMAXで見てきました。
久しぶりの満席に近いって感じる位、混んでました。
(実際は両端&前の方は空いていたし席もグループ間の空席も有るので、実質6割位かな?)
でも、若いかたも多く、存在的なF1人気を感じました。
ストーリーも映像も良く、特に音楽が嵌まりテンション高く誰でも見られる、お薦め映画です。
ただF1ファンから見たら、
60歳を過ぎてレギュラードライバーは無いだろう。とか
あそこまでトリッキー(?)なことをしたら、さすがにペナルティだろう。とか
予選最下位のマシンがトップになるか?とか
疾患を抱えたまま、BAJAに行くのか。
等々々、思うところは有りますが、
現役ドライバーほか有名人や風洞実験室なども見られるのは、なかなか興味深かったです。
熱い。映画館で観てほしい
鑑賞動機:予告8割、色々と本物使ってるらしい2割
どうしようか迷ったが…通常版を選択。いやだってIMAX混んでて中央付近座れないのだもの。まあでも観終わってみれば、音響効果に意識を割くこともなく物語に引き込まれて、素直に面白かったと言える。弱小チームが上を目指して強くなっていくお話は、やっぱりカタルシスがあって燃える。
もう名前を知っている現役ドライバーはハミルトンとフェルスタッペンくらいだけどやっぱり嬉しい。シルバーストーン、ハンガロリンク、モンツァ、鈴鹿は概ね覚えてるのだけど、今アブダビなんだ。
トリッキーなタイヤ交換作戦や反則スレスレの搦手は弱者の戦い方だけど、それではせいぜい入賞がいいところ。勝つにはマシン、ドライバー、ピットワーク、が高いレベルにあり、その上で少しの運が必要なのだ…ろう。
まあでもやっぱりブラピはカッコいい。
ハンス・ジマー御大のスコアも燃える。サントラにはエド・シーランもいるけど、耳に残るメインの主題を組み込んだLose My Mind (feat. Doja Cat)が好き。
4DX吹替にて再鑑賞。F1のGをちょっぴり体感した気分になる。雨中レースの水飛沫にシャンパンファイトそしてやっぱりハンス・ジマーのスコアで盛りあがり、最後はドラーイブ!
ハリウッドよ、これだよ!
良かった!
ブラピとクルーズは、また違うタイプのカッコよさがあるね。マックイーンとニューマン ブラピの身体作りが素晴らしい。黙々とジョギングする姿。チームも徐々に惹かれていくシーンがいいね。レースは危険極まりないが、やはりまた挑戦するんだ。金が目的ではないんだ!
ブラピ!の映画
ブラピは相変わらず格好良いね
「カリフォルニアロール」の違和感
先に謝っておきますが偏屈な人間の偏った感想です。ごめんなさい。
本作品をレビューする上で非常に大きなポイントになるのが、僕がかれこれ30年以上に渡る「筋金入りのF1ファン」であるという事だ。だからどうしても映画の感想だけでなくF1の世界を含めた偏った感想になってしまう事をあらかじめ申し上げておきたい。だいぶ話が逸れますので、モータースポーツに興味のない方はくれぐれも目を通さないようお願いしたい(笑)
ところでモータースポーツに限らずどの競技においてもその専門性を映画というエンターテインメントに落とし込む際、どこまでリアリティを追求するかは本当に難しく悩ましい問題だ。分かりやすさを優先すると競技の本質から外れた安っぽい物語になってしまうし、かと言ってマニアックに掘り下げても観客に伝わりにくい物語になってしまう。また映画である以上ドラマチックに魅せるために色々な要素を「湾曲」する必要もある。果たして本作の制作陣はそのバランスをどう取るのか?究極のF1マニアである僕としてはその「落としどころ」が最も気になる点だった。
ちなみに本作品でも多少は描かれていたが、現代のF1はスポーツとしてもビジネスとしても昔とは比較にならないほど巨大であり、その中を覗くと凄まじいほど複雑で難解な世界が広がっている。またドライバーはもちろんのこと、チーム代表やマシンデザイナーなども含めてこれ以上ないほどの天才達が世界中から集結しており、本当に冗談抜きに「とんでもない世界」なのだ。もっと踏み込んで言えば、アメリカとヨーロッパのレース文化の違いも非常に大きく、良い悪いと言うよりレースの「質」そのものが大きく異なるため単純な比較はしづらいのだが、基本的にF1を引退もしくは脱落したドライバーがアメリカで成功したケースは多数あるが、アメリカのドライバーがヨーロッパに渡ってF1で成功する例はきわめて少ないという歴史的背景も無視は出来ない。この辺も色々な見解があると思うが、個人的な考えとしてはヨーロッパは(サーキットなども含めて)どちらかと言えばテクニカルな要素が重要で、アメリカは駆け引きなどの経験が重要だと感じている。だからヨーロッパでは才能のある若手が活躍しやすいと言えるし、アメリカの方が経験豊富なベテランが活躍しやすいと言えるだろう(だいぶ端折って大雑把に書いてますが)。
そういう背景からもシンプルにソニー・ヘイズのような訳ありおっさんドライバーがアメリカからフラッと現れてF1界を引っかき回すという、まるで西部劇みたいな物語そのものがF1というヨーロッパの文化には上手くフィットしないというか何とも収まりが悪く感じられてしまうのだ。これが例えば最初から最後までアメリカが舞台で、田舎の草レースで活躍して最終的にインディ500で優勝する、みたいなアメリカだけで完結するヒーロー劇であれば何の抵抗もなく受け入れられると思うのだが、本作品はあえてF1というヨーロッパを主戦場にしているにも関わらずアメリカ人によるアメリカ流を貫いているため違和感を感じてしまうのだ。どうせF1を描くならもう少しヨーロッパ流に合わせるか、もしくはアメリカ味を薄めるかして調整して欲しかったなと思ってしまった。でないと単純にF1のプロモーション映画として考えてもアメリカ味が濃すぎて全然本場の味になってないぞ、となってしまう。
ただこれも実は根深い話で、そもそもアメリカにおける現在のF1人気も僅かここ数年の話であり、そのきっかけはリバティ・メディアというアメリカ企業が2017年にF1を買収した所から始まるのだ。つまり現在のF1の「オーナー」は実はアメリカ企業なのだ。ここが非常に重要なポイントで、そこから一気にF1のエンタメ化が加速し、NetfrixのF1ドキュメンタリーが始まり、アメリカにおけるF1人気が本格的に爆発し、アメリカ開催のF1GPの数が増え、サーキットはセレブとパリピが集まってお祭り騒ぎ。こうしてF1は単なるレースでなくエンタメとして(良くも悪くも)大きく成長していく事になるのだ。その流れ着いた先に本作品「エフワン」があると言える。つまり本作品はアメリカ目線でF1を見るとこうなる、という言い方が一番正しいのかも知れない。もちろんエンタメ重視にも良さはあると思う。ただF1の魅力が本来とは違う形で伝わって行くことにある種の寂しさは感じるし、何より僕が一番危惧しているのは今のアメリカでのF1人気が落ちた時に果たしてどんな代償を払う事になるのか、それを考えると恐ろしいものがある。ちょっと話がネガティブ過ぎるか(笑)
まあいずれにせよF1の映画が製作されるのは間違いなく素晴らしい事だし、それによって間口が広がってファンが増えるのは喜ぶべき話だ。例え一過性のブームで終わったとしても、ブームが「起きない」よりは絶対に良い。だから本作品を観て「F1ってカッコいい」と少しでも興味を持ってもらえたらそれで十分ではないか、と自分に言い聞かせている。
とは言えストーリーはもうちょっと何とかならなかったのか?という気持ちも正直ある。映像は非常に良く出来ているし迫力もあるが、長年F1を観ている僕からすればちょっと気になる部分が多く見つかってしまう(早回しとか)。それを差し引いてもストーリーが良ければ見逃せるのだが、ドラマとしての見応えがあまりに薄くて正直終盤はちょっとしんどかったのが本音だ。レース中の印象的なシーンも実際のF1で起きた様々な出来事を参考にしたとの事で、マニアからすれば「あれの事だよな」と思い当たるものがいくつもあったが、そのグレーさを描くならもうちょっと忠実にやってもらいたかった。さらにマシン性能やドライビング、ルール無視やペナルティのあり方、レースの組み立てやタイヤ戦略など全てが現実離れし過ぎでいかにもフィクションという感じもキツかった。何だか中途半端にリアルさを追求して逆におかしな話になってしまったように感じる。
極めつけはテクニカルディレクターとの恋バナ。これ絶対に要らんだろ、と一気に気持ちが冷え切ってしまった。付け加えるなら、テクニカルディレクターの仕事の役割すら全然違うんだ、現実とは。だから余計にイラっとしてしまう。恋バナが物語的にどうしても重要なら強引にでも入れ込むのは理解できるし文句も言わないが、僕にはただの薄っぺらく安っぽいドラマになり下がっただけとしか思えなかった。
色々文句を並べたが、結局のところ何も知らない方が絶対に純粋に楽しめるのだ。考えてみれば自分だって「トップガン」を観て単純にカッコいいと思うし、それの何が悪い?とも思う。だから面倒臭い話は抜きにしてただカッコ良ければそれで良しに出来るのだ。何も知らなければね。ああ、映画って本当に難しい。例えばもし自分が日本人でなければ、お寿司の歴史や伝統など何も知らずにカリフォルニアロールを何の抵抗もなく普通に食べて美味しいと感じるだろう。何かそういう「気持ち悪さ」なのだ。この文章でそれがちゃんと伝わるか自信がないですが(笑)
映画の存在に4.0。
映画の出来に2.0。
その結果トータル3.0という事です。
でも多くの方が高評価してくれているのはF1マニアとして嬉しく感じます。
言ってる事がバラバラ過ぎてすみません。
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