「自己を追求すると、チームになる」映画「F1(R) エフワン」 imaxmaxさんの映画レビュー(感想・評価)
自己を追求すると、チームになる
IMAX (字幕)で鑑賞
1990年代前半に数回SUZUKAに行ったことはあり、セナやアレジや右京は大好きだった。しかし2000年以降強すぎる皇帝や地上波撤退でここ20年のF1はほとんど知りません。でも映画での一瞬の赤白のマシンやmarlboroのロゴで、あのアイルトンが愛したマシンだと思うとウルウルしてしまう。
でも平日の今日だけど若い人がすごく多かった。
IMAXの大画面のレーシングシーンと迫力の音響。最近の実際のカメラ映像は知らないが、映画ではチーム2人にフォーカスを当てればいいので、長くじっくり、多分実際にはないだろうカメラワークもありすごく良かった。特にラストの無駄を省き集中するランは感動そのもの。
実在のチームやレーサーも登場するのもリアルさが増して良い。
主人公Sonnyはもはやソニーではない、ブラッド・ピット本人がマシンを操りレースをする。No CG,No stunt Double.じゃないかと思いたくなるぐらい。ブラッド・ピット60歳(撮影時)だからこそ成し得た、他の人では成り立たない映画。
クレジットでは洋画では珍しくブラピのオフロードレースが楽しめる。
ミュージックリストも出るけど一曲忘れているよね。
私の心の中で流れている曲、そう、
‘THE SQUARE’の “TRUTH” (オリジナルは改名前のTHE 〜)。
