鬼才の道

劇場公開日:2025年9月19日

解説・あらすじ

「返校 言葉が消えた日」のジョン・スー監督が、不慮の事故で幽霊となった主人公が死後の世界で奮闘する姿を描いたオカルトエンタテインメント。

倒れてきた棚の下敷きになって命を落とした不運な少女。現世に未練たらたらな彼女は幽霊となるが、30日以内に「恐怖の芸」を会得し、人々の記憶に残る怖い幽霊として名をあげなければ完全に消滅してしまうという。現世の人々に自分のことを忘れさせないため、心霊ショービジネス界でナンバーワンの“女幽”を目指すが、空回りばかりしてしまう。そんな彼女は、怖がらせ屋の元カリスマ女王キャサリンと、そのマネージャーのマコトと出会う。

台湾で大ヒットを記録し、台湾版アカデミー賞と称される第61回金馬奨では歌曲賞、美術賞、視覚効果賞、アクション設計賞、メイクアップ・衣装デザイン賞の5部門で最優秀賞を受賞し、同年度最多の受賞を果たした。ジョン・スー監督と「返校 言葉が消えた日」でもタッグを組んだワン・ジンが、死後の世界で自分を表現しようと奮闘するヒロインを演じる。マコト役は「藍色夏恋」「最後の恋、初めての恋」の人気俳優チェン・ボーリン、キャサリン役は「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」のチャン・ロンロン。

2024年製作/110分/PG12/台湾
原題または英題:鬼才之道 Dead Talents Society
配給:JAIHO
劇場公開日:2025年9月19日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0 台湾映画キテますね!? 面白冥界を描かせたら世界一なのではないでし...

2025年9月26日
Androidアプリから投稿

台湾映画キテますね!?
面白冥界を描かせたら世界一なのではないでしょうか!?
『赤い糸 輪廻のひみつ』への目配せもビシビシ感じつつ、ワン・ジン×冥界三部作として『赤い糸〜』『僕と幽霊が家族になった件』『鬼才の道』はこれから台湾映画を語る上では鑑賞必須ですね!

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めい

4.0 いかれた設定と意外と熱い展開

2025年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生きている人間を怖がらせることが幽霊のステータスになるという死後の世界の設定が面白い。その年に一番怖がらせた女幽が表彰されるなんて、なかなかいかれている。その女幽だけでなく、プロデューサーや周りのスタッフも存在しているところも、映画やドラマの世界っぽい。
怖がらせたいのか、笑わせたいのかはわからないが、私は基本的にコメディとして笑いながら観ていた。一人の幽霊が、存在が消えないよう女幽としての活躍を目指す流れが実は王道の青春映画っぽい。主人公の彼女が何かを乗り越え、成長していく姿は、こんな世界観なのに意外と感動的だったりする。さらにはチームものとしての面白さも感じる内容だった。なんかあの結束力は悪くなかった。
でも、所詮は幽霊が人間を怖がらせる話。しょーもないなと思うが、意外と楽しく鑑賞してしまった。まだまだ映画のアイデアってあるんだなと感じる。深みなんか全然ないが、楽しんでしまったからには評価をそれなりにせざるを得ない。

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kenshuchu

2.5 ちょっとふざけ過ぎかな〜

2025年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

カワイイ映画だし嫌いじゃないけど、ちょっとふざけ過ぎかな〜。
中3から高2ぐらいの感性で作られた笑いのレベルだが、それを振り切ってやる姿勢は悪くない。
ただ設定やテーマをもう少し固めた中での悪ふざけなら楽しめたと思うが、これではさすがに厳しい。
もう少し上手いやれれば、愛しいカルト作になれたと思えるので惜しく感じる。

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ケージ

4.5 台湾映画界の新星!

2025年9月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ジョン・スー監督は、前作「返校」で白色テロという台湾の暗い歴史をホラーというエンタメに昇華してすごい才能だと思いましたが、今作は同じくホラー(?)でありながらコメディであり純粋にエンタメとして楽しめました。
ストーリーはオーソドックスでありながらも、テンポもよく120分弱まったく飽きさせないこの監督はやはりただ者ではありません。

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仮面貴族