羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来のレビュー・感想・評価
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映画としてのスケール感
アニメーションとしての凄腕が十分伝わる前作にも、連作をまとめた故か、いわゆるダレ場もあった様に思う。しかし満を持して大作として制作されたと思われる本作はダレ場が無いどころか、アニメどうこうではない一本の劇場映画としての品格も感じさせる作品となっている(というのは言い過ぎか?)。「2」と付くことで鑑賞を躊躇う向きも一定数いるだろうことが残念。前作を見ておく必要はあまりないと思う。
複数の要素を並行で語る構成と演出も過不足なく、端役の扱いにも無理無駄はない。甲と乙にも見せ場があって良かった。悪として描かれる種(人間)の言語が英語であることに殊更意味はないだろう。
立場、育ち、縁、感謝、コミュニティ、怒り、信念、努力、そんなたくさんの要素を語る終盤のルーイエのサイレントシーンには、邦画なら何か歌を被せてしまいそうだが、そんなのなくても十分伝わる。
しかしルーイエ、立ち姿も顔も、鳥山キャラだなぁ。
中国アニメおそるべし
シャオヘイとルーイエの姉妹弟子タッグや、ナタとムゲンの最強対決など、一作目と比べても新要素満載の続編。
アクションシーンの迫力も格段に上がっており、シャオヘイの可愛さも健在で文句なしの出来。
ただ本当に少しだけ残念なのはシャオヘイとムゲンが開始早々に引き離されてしまったところ。
一作目での二人のやりとりが愛おしすぎたため、今回見れなかったのが悔やまれる。
神通力(妖精)vs近代兵器(人間)
一番強いのが…神通力を使う人間ってね😆
つか、今年の世界累計興行収入断トツ一位…20億ドル≒3200億のナタ2でお馴染みのナタも今作に登場してて、
ナタってC🇨🇳だとそんなにすげぇ存在なんだ?と思ったら漢字表記を見てビックリΣ(゚Д゚)
ナタ=哪吒だったのね。
みんな大好き《封神演義》でお馴染みの、全身宝貝(パオペイ)人間の最強兵器。
読み方表記一つでここ迄認識に差を出すとは。
つか、今作も人民パワーを発揮させて、国威発揚の為、人民のケツを叩いて一生懸命観に行かせたりしないんかね?
やっぱない袖は振れないかい?
それとも…来年の為に取ってある?つか、本国では公開したの?
何にせよ、、悔しいけど…めっさ面白かったからぁ、余計にC国🇨🇳の影がチラつく度に、キィィィってなる。
カンフーと神通力を融合させた見応え充分のエッぐいアクションと、
それとは似つかわしくない可愛いキャラクター達🥰
ほんと…あのC国が作ったん?って、つい…思ってまう😓
妖精(妖怪とかモノノ怪の類)と人類の共生…その道を頒かち違わせる為に、妖精と人類に戦争をけしかけさせようと暗躍する存在。
その陰謀に巻き込まれた主人公達の活躍劇。
これが使命…これが仕事。と割り切って、好きでもない人間を救う妖精の葛藤と、非力故に強大な力を持つ者達を畏れ…更なる力を渇望する人間の愚かさと、
その狭間で、人間と妖精の善/悪に翻弄される者達の悲哀と、
それでも前を向き、絶望に抗おうと切磋琢磨する希望と…
妖精も何だかんだで、人間とそう変わらない。
でも、決して共感しえない…越えられない一線が在る現実😢
己の抱える正義や正しさと、どう向き合うべきか…
中々に考えさせられる作品だったかなと。
吹き替え版も観るべきか考え中。
中国発人気アニメの劇場版二作目。
字幕版で観たのは固有名詞とかどんな漢字を使っているか知りたかったから。でも、無限だけはやっぱり音読みだったんですね。
日本の漫画やアニメだと鬼でも怪人でも異質な存在はやたらと排除したがるが、中国のは人間と妖精が共生する設定の作品がいくつかあり、その世界観が何だかちょっと羨ましい。
それでも相互不信から悲劇が生まれることを描いた本作。
人間側が妖精の館を襲撃する動機がやや説明不足だが、些細な理由からでも戦争が起こり得る現実の寓意と捉えるべきなのかも。
前作のキュウ爺のセリフで無限が弟子をとるのは百年振りと言っていたので、その時の弟子が本作の鹿野(ルーイエ)ということになる。
彼女が元の師匠の命を奪われた百年前の戦争が何なのか詮索したくなるが、人間はひっきりなしに戦争してるので、考えてもしょうがないか。
小黒の声が一作目で観た日本語吹き替えより幼い感じだが、見た目がせいぜい4、5歳なので、こっちが正解?
アクションシーンがスピーディー過ぎてちょっと着いて行けなかった部分も。
一作目見た時は意味分かんなかったヘイシュウが、今回も意外なかたちで活躍。
寒波迫り小雨も降る中、字幕版でもわりと客入ってたけど、劇場の室温が低すぎたのが残念。情報番組等で夜は冷え込みが厳しいって言ってたのに…。
■追記■
吹き替え版も見てきました(11/23 MOVIX京都)。
字幕版を見たT・ジョイはポストカードだったけど、吹き替え版を見たMOVIXでは缶バッジ貰えた♡
キュウ爺の吹き替えを担当してたチョーさんの声に張りがなかったのが気になる。
お体に気をつけて、これからもご活躍が続くことを期待しています。
最高のアクション×最高のキャラ
前作映画は視聴済だが、ほぼストーリーは忘却して可愛い黒猫キャラのイメージだけ残存していたので、のっけから可愛いくなさすぎる特殊部隊VS異能者の殺伐バトルに度肝を抜かれる。だがこの血なまぐさいバトル、どちらが一方的に蹂躙するでもなく、科学VS超能力、2つの異なった力がぶつかりあうシーンとして、本作の世界観を存分に表していて、掴みとしては最高。人間を超えた速度で疾駆する異能者をドローンで攪乱し、スナイパーライフルで射殺!直後、スナイパーをあたり一帯ごと消失させる異能の一撃!…一方で、主人公を始めとしたキャラは愛らしかったりユーモラスだったりと、壮絶なアクションとハードな世界観とのギャップが際立って面白い。特に本作のヒロイン、主人公の姉弟子にでもあるルーイエの描写は秀逸で、ほぼこの子を描くための映画といっても過言ではない。ほぼ全編にわたって繰り広げられる超弩級のバトルアクションの後、ルーイエの台詞なしの長尺回想で締める構成も良い。あと一人で第三新東京市陥落させそうな(絵面がどうしようもなくエヴァ×AKIRAなのもあって)師匠が強すぎる…
膨大な世界観の断片
スピーディーなアクションと、格好いいキャラの魅力は感じたが、ストーリーに前作ほどの分かりやすさと抑揚が感じられなかった。ある程度の設定が「知ってるてい」で進み、世界観がものすごく練られている漫画の2巻あたりを読んだような印象(映画シリーズ自体がWebアニメの派生作品なので、まさにそうなんであるが…)。
人間と妖精の世界で起こる出来事を淡々とスケッチするような作品でした。
しかしながらキャクターはよく動き、哪吒の屋敷のような、ハイテクと伝統中華がうまく融合した世界観は見ているだけで楽しい。
最後の鹿野の回想に今回の作品の全ての情緒が詰まっていてよかった。
奇妙な縁で繋がった師弟の関係性は表面上何も変わらないけど、これまた奇妙な縁で繋がった小黒が参加したことで何かが変わっていく予感がする映画でした。
無限と館の長老たちのタイマン見たかったな…。
第2弾は最初から吹替版あり
前作より黒猫要素減
本作で初めて出てきた、シャオヘイの姉弟子ルーイエが良い。
子供にはちょっと長くて複雑過ぎたのか、飽きちゃってむずかる子達チラホラ(日曜日やったし)。
バトルは全体的にグレードアップ
最強同士の戦い
ナタ🆚ムゲンあり👏
アクション凄すぎる
前作は観たことなかったので、
軽く予習してから今作を鑑賞。
吹替で[絶対領界音域]という、
いかにも凄そうな音響も良かった笑
前評判通り、冒頭から圧倒されるアクションシーン。
ここまで動くともうただただ凄いの一言。
霊力?とかも使用するので、観ていて飽きもこない。
アクション以外に背景も良い味で、
ちょっとジブリ味を感じた。
キャラはシャオヘイが可愛かったのと、
真の強キャラはムゲンやナタ様みたいな、
筋骨隆々じゃないのよね笑
ネコシャオヘイも可愛すぎた🐈⬛
あと、ストーリーがめちゃくちゃ良かった。
最後のルーイエの回想は泣いた…
もがいて、もがいて、苦しみながらも、
前に一歩踏み出す、ルーイエの描写が上手すぎて、観終わったら、ルーイエが大好きになってた。
羅小黒戦記2 、めちゃくちゃ良い映画だった。
とっても良かった
シャオヘイは可愛く、姉弟子ルーイエはCool Beautyかつ強く、ムゲンは強すぎ。アニメの出来は素晴らしく、特にアクションは全編通して見ごたえがある。
テンポも良くストーリーも勧善懲悪まではいかない、少し考えさせるところがあると思う。ルーイエの過去を最後に無声で挿入する構成も良かった。脇を固める妖精も個性があり好感が持てるが、本作品の推しはやはりルーイエかな。シャオヘイとのやりとりや最高級ホテルに泊まるくだりなんかは特に面白く、しぐさや佇まいも好み。人造人間18号に似ていると思った人は他にもいると思う。吹き替え版は声優の悠木碧がうまい。この人すごいな。先日何気なく前作を見て本作も楽しみにしていたが、期待を裏切ることなくノンストレスで非常に楽しめた。
色々考えさせられる作品だった。
「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」鑑賞。
冒頭の妖精達がやられるシーンで胸が痛くなる。
一作目と比べて、二作目はバディもの、調査ものの物語になっていた。
シャオヘイが可愛くてよかった。
色々考えさせられる作品だった。
てか、無限(ムゲン)ってあんな強いキャラなの?…
#ロシャオヘイセンキ2
入場者プレゼントが良くって太っ腹!
新しい家を建てる時の棟上げ(上棟式)の祝いの様に、
小冊子に下敷き?貰ったよ。
最近 封切り直後に見に行ってもドケチな映画が多いのに、
今作品は立派なプレゼントが二つも。 嬉しい~!!!
今日は 「羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来」見ましたよ。
見る予定は無かったんですがね。
羅小黒戦記2 (ロシャオヘイセンキ)は、2019年公開1作目の続編である。
私は1作目は拝見してませぬ。
今作初めて見ましたけど、中々な絵のキレイさに、アクション描写。
そこは色々と日本のアニメ作を研究しているなと感じました。
中国アニメって事で ハナから敬遠されてる???
折角のデカいシアタ-が お客様がガラッガラで 悲しい限り・・・
でも メゲずに上映されてましたわ。
---------スジ
子猫の妖精・小黒(シャオヘイ)が主人公。
人間達には知られてないが、ここの世界には妖精が存在し、人間から正体を隠し、あるいは人里離れて暮らしる。しかし、人間たちの自然破壊によって彼らの多くが居場所を失っていた~ そして世界では妖精と人間との戦いが行われていた。
---------
展開話的には
出来るなら前作は見ておいた方が良いと思います。
全体的には ドラゴンボ-ル的な感じを受けやすいかと感じます。
とにかく 妖精等が集まるが、仲間の誰かが裏切り者で
初っぱな仲間を殺すんだな。
一体犯人は誰なのか。 その辺の展開スジは楽しめたかも。
アクションがアベンジャ-ズ並のド派手アクションです。
繰り返しや ずっと戦闘が続くので 正直終盤飽きてました。
多分日本アニメを見慣れてる方なら さほどハマらないかも知れませんね。
携帯に新幹線にゲ-ム機器に、 その他諸々。
田舎の家と街家と、このアンバランスさは中国的かなと思います。
飛行機上のアクションが 私的には目を見張った箇所でしょうか。
そこそこなアクションだったと感じました。
決して詰まらない訳ではないのですが、
最後まで見ても何にも心に残ってませんでした。
何処となく日本アニメを真似てるかなと思った所が
色々感じてしまって そこが惜しい所ですね。
ご興味ある方は
どうぞ劇場へ!!
面白いが
面白かった!
…けどこの先にクライマックスが待ってるのにその手前で終わってしまった、という感じ
三部作なのかな?
今作だけでは鑑賞中のボルテージが上がりきらなかった
それとあまり前作を覚えてないんだけど無限の強さってなんか理由があるんだろうか
あまりにも強すぎて…
カメラワークすんごいんだけど早すぎて空で骨と戦ってる辺り何してるのかよく分からなかったな
でも池年達が敵基地に侵入する所の映像本当にかっこよかった!
姉さん、そこ切り裂くの
すごいな。ここまでアクション描けるようになったんだ。とにかくアクションがすごい。絵が可愛いのになんかホントすごくよく動く。
例えば、序盤の軍隊対館の妖精達のアクションがあるんだけど、この時点でかなりよく動く。銃あり術ありで、すごい見応えがある。
そしてやっぱり中盤の追いかけっこ。街中追いかけっこして、敵を追い詰めていくシーン。
この走りながらのアクションもかなりすごい。ここまでできるようになってんだっていう、カメラワークもすごいし、展開もいい。
最後のムゲン対妖精達戦もルーイエ&シャオヘイ対ボス戦も言うまでもない。あれだけたくさんのキャラクターを絡ませつつ色々なアクション見せていくのって結構大変だと思うんだけどちゃんとやってた。ほんとすごいわ。
1作目の映画のみを視聴済み。シャオヘイ少年が結構強い、長髪のイケメン師匠ムゲンはさらにすげえ強い、という印象だけが残っており、色々細部を忘れていたが「今作からでも分かりますよ」な親切設計だったので助かる。あと、水色の顔じいさん、キュウ爺は見覚えがあった。
そもそもタイトルの羅小黒(ラシャオヘイ)が主人公の名前だったことすら観て思い出したレベルで自分の記憶力のなさが怖い。
今回は姉弟子にあたるルーイエ姉さんの出番が多かった。
劇場は渋谷だということもあり若い20代くらいの人が多く、ちょいちょい笑ってくれた。
ナタとムゲンがゲームしている場所にいつのまにかいるキュウ爺で笑いが起きた。
あとルーイエがあの転送のやつブッ壊しちゃってちょっと移動できません。て言われてやっちまったって言う表情になった場面も笑いが起きてた。
ムゲンが終盤で軍隊を攻めてあっという間に敵の中枢まで行って、敵がビビリまくって、「お前が伝説の執行人のナタか!」と勘違いされる場面もちょっと笑いが起きていた。
あとキュウ爺関連のどこかの場面で何か笑いが起きた気がする。結構多分原作知ってる人だと面白い場面だったんだと思う。
ルーイエ姉さんが飛行機事故の時、飛行機の中の客を助ける為に、飛行機を切り裂いたところ笑った。あれかえってあぶねーだろ!かえって落としそうだろ!と思ったが、そこ含めて演出は面白かった。
あと本当にびっくりしたのが、最後のボス戦の後にまだちょっと時間があって、あのルーイエの過去をやるんだよね。過去の回想をどんどん見せていくんだけど、これがもう全部無言で、音楽とアニメーションの絵だけで。過去にルーイエとあの師匠のムゲンの間でどういうことがあったかっていうのを、もう絵だけでひたすら見せていく。これがマジですごかった。
ああいう絵、アニメーションだけで見せていくやり方って、すごくめんどくさくて、何枚もカットを用意する必要があるし、成長過程とか、心の変化、どういう風にキャラクター同士の関係が変わっていったか、心情が変わっていったかということを、言葉は無く絵の力、動き、演出のみで見せるっていうのは、かなり力がないとできないから、相当やべえことやってるなって思った。この勇気はガチですげえわ。
終盤でムゲンが軍隊を攻めていく場面で、ムゲンはいつもの仙人の着物みたいのじゃなくてナタの名前が入ったTシャツ着てて。ナタと言う名前を強調したかったのか、ヒット映画の『ナタ』にかけたかったのかわからないがちょっともったいなく思った。あの仙人衣装がかっこよかったから、あの衣装で戦って欲しかったなと、個人的には思った。
あと、人間の軍隊が英語をしゃべる人々だったんだが、なんでわざわざ英語をしゃべる人にしたんだろうとは思った。何か意図があるんだろうか。
まぁ何はともあれとにかくすごい作品である事は間違いない。1作目もかなりアクションすごかったけど、2作目は明らかにパワーアップしてて中国のアニメもここまででできるようになったんだなぁっていうのほんとに強く感じる。
今作は絵柄も結構日本人の好みに合ってるし、まだ単純に知られてはいないだけで今後また続編作るたびに知名度も上げていくんじゃないのかなとは思った。すごいわ。
Little Bouquet
5年前に1作目を観た衝撃は忘れられないものがあり、続編も楽しみに待っていました。
特典はイラストボードと簡易パンフレットでした。
前作からガラッと変わった世界観で、尚且つ広がっていくキャラクターやバトル描写も圧巻、姉弟弟子としての面白さもあったりとで盛りだくさんでど直球なエンタメを喰らえて最高でした。
シャオヘイとムゲンの旅から2年が経ち、ある会館が襲撃されたのをきっかけにムゲンが容疑者筆頭として扱われ、その容疑を晴らすためにムゲンの弟子であるルーイエと共に新たな旅に出向くという王道な続編で良きでした。
初っ端の襲撃からとんでもないクオリティでのバトルシーンが描かれ、正攻法の能力バトルにイカつい格闘シーンも含め、とにかくスピード感ありまくりで脳汁ドバドバでした。
容赦なく死んでいきますし、スマートな銃撃とばちばちの能力バトルで圧巻でした。
ムゲンがナタと共にゲーム篭りになったので、ルーイエと共に各地を巡っていく様子が描かれるのですが、各地の会館の色彩がとんでもないくらい綺麗で、一瞬一瞬しっかり残る風景が多く詰め込まれており目の保養になりました。
最初は冷たかったルーイエと徐々に距離が近づいていくのが良いですし、ムゲンに化けた敵を見てニヤリとしながらフルボッコにしていくシャオヘイを笑いながら撮影しているところが微笑ましかったです。
飯周りでたくさん世話してくれるのも良いですし、ホテルでモリモリたくさん食べててこっちまでお腹が空いてきました。
飛行機アクションは類を見ないレベルのトンデモっぷりが炸裂しており、飛行機落下という一大事なのにとんでもないくらいワクワクしてしまいました。
落下していく中での機体でってのならたくさんありましたが、まさかまさかの外に出ての空中戦や糸を用いての機体を操縦し、まさかまさかの機体をコンパクトに分解して無事に着陸させるとかいうほんまのミッションインポッシブルを観れるだなんて…ドキドキしっぱなしでした。
改めてムゲンって異常なくらい強いじゃん…というのを痛感させられました。
ずーっとゲームをしながらのんびりしていたのに、一度戦場に立つと圧倒しまくりで頭も回りまくりとかいうバケモンで多人数相手だろうと蹴散らしますし、人間の兵器なんざダメージすら与えられない無双っぷりで、そりゃこの人を全面に押し出したらシャオヘイが霞んじゃいますし、そりゃシャオヘイもボコボコにできるもんならしたくなるわなと思いました。
そのムゲンと余裕で戦うナタの底知れない最強感も異次元すぎてホクホクしました。
ラスボスとの戦いではシャオヘイとルーイエで共闘しながらの工場での縦横無尽に駆け回るハイスピードアクションはこれまでのアクションをさらに超えていくハイパークオリティで楽しすぎました。
瞬間移動はもちろん、相手を飛ばしたり、思いっきりぶん殴ったり、止まる時間が無いんじゃってくらい動き回っており、まるで少年漫画な世界に飛び込んだんじゃってくらいの没入感でした。
最後にルーイエがボソッとたまにはこっちにおいでよってセリフはめっちゃ効きます。めちゃめちゃ効きます。
クールなパイセンのちょっとしたデレは効きます。
展開的にはまだまだ作れそうですし、まだ見ぬ強いヤツに会いにいくシャオヘイをこれからも見守っていきたいです。
大好きな作品のまっすぐな続編、最高!
鑑賞日 11/7
鑑賞時間 16:00〜18:20
タイトルなし(ネタバレ)
前作同様、『人間と妖精の共存』をテーマに、主人公、小黒と無限の姉弟子である鹿野との交流を中心に、物語が展開していく。
ただ、今作は前作とは違い「内部抗争」のような形となっていて、前作よりもよりシリアスな雰囲気を漂わせている。ゆえに敵以外に人間がほとんど登場せず、前作のような「小黒と人間との交流」を期待している人は肩透かしを食らってしまうかもしれない。
幼さゆえの小黒の視野の狭さ(どちらか一方が正しくて、どちらか一方が間違っているという認識)が目立つものの、鹿野含めた周りの大人がそれを否定も肯定もせず、ただ彼の成長を見守っているのが印象深い。
自身を取り巻く環境がどんどん複雑化していく中で、小黒が最善を尽くそうと頑張っているのが非常によく伝わってくるので、見ている側はそんな彼を応援したくなる。主人公として、とても好感を持てるキャラクターだと思う。
その一方で、前作で感じていた「情報過多な部分」は今作でも健在していた。
特に今作は前作の倍近い数の人物が登場し、その上で「全て知っている前提」でストーリーが展開していくのでついていきづらい。羅小黒戦記自体、テンポが速い作品なのでなおさら。
実際、シアターを後にする際、他の客達が「鹿野以外のキャラの名前を覚えていない」と話しているのを聞いたので「ついていけない」と感じる人はたぶんそれなりにいるのではないかと思う。
作画は前作よりもレベルアップしていて、特に戦闘シーンはかなり見応えがあったので、それゆえにせっかくの面白い作品を、ある程度の予備知識がないと100%楽しむことができないというのは、少し残念だなと感じてしまった。
ただ、繰り返しにはなるが、作画は前作よりもレベルアップしているから、これだけでも観に行く価値は十分にある。
前作のスピーディな展開についていけた人は、観に行ってみてもいいかもしれない。
一瞬も目が離せない
吹替版と字幕版を両方観ました。
ずっと楽しみにしていた羅小黒戦記の続編。正直、一作目が本当に好きすぎて、続編が好きになれなかったら、新キャラを愛せなかったらどうしようというわずかな不安の気持ちすらあったのに、今、それが杞憂だったことが、この素晴らしい作品を観ることができた幸福で胸がいっぱいなのが嬉しいです。
前作から二年。無限師匠と小黒の関係の変化が、本当に些細な描写の端々から伺えます。
個人的に注目したのは、視線を合わせることなくごく自然に手を繋ぐシーン。何度かあるのですが、二人の関係の深まりを感じました。また、終盤のアイスの件はあまりに可愛らしい親子の会話で、お気に入りのシーンです。素直に小黒が師匠に甘えられていることが、前作の彼の境遇を思うたびに心から嬉しく思います。…それはそれとして、修行面ではフラストレーションが相当溜まっていたのか。偽無限が出てきたときの小黒の様子は今作で一番生き生きとしているように見えて笑ってしまいました。
新キャラとして出てくる姉弟子の鹿野(ルーイエ)。強く美しくかっこいい、まさに無限師匠に鍛えられた弟子という説得力があり、とても魅力的なキャラクターだと感じました。クールなキャラというのは予告から印象として待っていましたが、小黒にボコボコにされる偽無限をケラケラ笑いながら撮影していた姿にギャップを感じて大好きになりました。
本作は小黒と鹿野が対比的な主人公の役割を負っており、小黒との交流を通して彼女自身にも内面の変化が起こったことがラストシーンからも伺えます。人間に生活を破壊され、人間の無限に救われた二人。彼らの選び、導き出した答えの違いが、前作から羅小黒戦記で描かれている、複雑で根深い分断の問題に、安易に答えを描かないという真摯さとリアルさを感じます。
また全編を通して、前作との温度感やスケール感の違いにも驚きました。特に冒頭の戦闘描写の残酷さ。血が飛び散るわけではない。けれど崩れ落ちて脱力する体や生気を失った表情など、確かに命が失われたと感じる瞬間の描写に胸が痛くなりました。前作ではそれほど描かれなかった人間側の悪意や脅威が、今作では随所に描かれ、倫理的なストレスがほとんどなかった前作との違いを感じました。
ただ、アクションシーンも劇伴もアニメーションも本当に素晴らしく、日本の最前線のアニメ映画と遜色ない、どころか、個人的には超えていると感じる部分さえあります。続編ではありますが、この作品だけ見ても楽しめる内容になっているかなと思います。
本当に本当に、制作スタッフが愛を込めて作品に携わっていることがわかる作品です。背景のモブのようなキャラまで、まるで生きているかのように自然に動き、息をしてその場にいるので、一瞬たりとも目が離せません。
是非劇場で上映されているうちに、出来れば音の良い映画館で鑑賞することをお勧めしたいです。
作品の世界観を認識するのが時間がかかる
前作を観ていたはずだが
時間がたっているのでだいぶ忘れている状態で観た
前作を観たはずなのに世界観を認識するのに時間がかかって
知らないモブが多いと思った
本作はムゲンが襲撃事件の犯人を疑われてしまっているので
シャオヘイが姉弟子のルーイエととも真犯人探しをする。
ルーイエはいろいろと非情に見える行動をするが
彼女は仲間たちを失った悲しい過去があった
実は黒幕はリンヤオだったが
動機が襲撃の動機がちょっとわかりにくかった
アクションの作画はかなりレベルが高い
最後にムゲンがミサイルやレーザーをモノともしないで
進んでいくシーンに対しては無敵すぎて逆にシュールに思える
相変わらずの高水準!中国産アニメの本気
前作鑑賞済み。
吹替版は相変わらずの豪華声優陣。今作は更に石田彰に諏訪部順一ときたもんだ!こりゃすげぇですよ、奥さん!今すぐ劇場へGO!🏃💨
まぁ、こちらも相変わらずですがシャオヘイの可愛らしいこと。今作はムゲン師匠と離れ離れですが、ムゲンの弟子ルーイエ(シャオヘイの姉弟子にあたる)との絡みもなかなか面白かったです。ルーイエが抱える辛い過去を知り、また一つ大人になっていくシャオヘイ。
「人間と妖精が戦うことになったらどっち側につく?」「僕は正しい方につく」「私は妖精の味方をする」このやりとりは凄く良かったです。前作で必ずしも人間=悪、妖精=善ではないことを知ったシャオヘイ。そして、そんなことは承知の上で、あくまで妖精の味方であると宣言するルーイエ。この価値観の対比は作品により深みを与えるものになっていたと思います。前作のメッセージ性を更に広げたものになっていたのではないでしょうか。
そしてそして!やっぱり凄いアクションシーン!もう追いつけねぇってばよ!wチートキャラ同士のバトルは目まぐるしく、スピード感に溢れ、カメラワークも含め躍動感満載です。終盤のムゲン無双はなんか笑ってしまったw「AKIRA」のSOLみたいなの撃ち込まれてたよね!?師匠!?🤣ツェー
前作から更にスケールアップしたストーリー。キャラクターが増えて覚えるのがちょっと大変(笑)入場者特典は7〜14日に描き下ろしイラストのキャンバスボード、更に3日間限定で前作のパンフの縮小版も配られてます。みんなで可愛くて強いシャオヘイを観に行こう!🤗💕
西洋科学 VS 東洋思想
1作目も「西洋文化」に「東洋思想」としての妖精たちがいかに共存していくか、共存できるか、という感じだったけれど、今回は完全に人間(西洋科学)が妖精たちに対して攻撃をしてくるというお話しになった。
あくまでも、「妖精は、人間と共存を図っていく」という姿勢ではあるものの、強引な自分本位の人間たちの行動に反感を持つ妖精も増えて、という状況も描かれていて、挙句にはその妖精のトップ陣営の中に黒幕が存在していたというお話になっていた。
単純に「西洋」と「東洋」という言葉で書いているけれど、やはりそこには一神教と多神教という信仰的なモノも加わると思う。ちなみに「西洋」の妖精と、羅小黒戦記つまり「東洋」の妖精とでは、意味合いが全く違っている。
そこを果たしてどう受け取られるか。
特記すべきは、哪吒(ナタ)はどれだけ愛されキャラ(神さまに失礼)なんだろうと思ったし、昔「ナージャと竜王」というアニメがあって、哪吒(ナタ)のアルファベット表記が「NAZA」だったからだとムゲンが着ていたシャツで気が付いた。
人類全員観て。と、思った。
前作では、電車で人間達を助けた時、バケモノと言われて(人間に対し)諦めたような目を向けたシャオヘイが、今作では必死で旅客機を救おうとする姿に、无限(ムゲン)と過ごした時間の豊かさを感じた。
すごい好きなのが最後のシーンで、
アイスを買って欲しがるシーン、「不味かったら帰りにもう一個買って」には駄目というのに(一個なら良いよと約束したから)、「じゃあ不味かったら師匠にあげるからもう一個買って」に无限が「いいよ」というシーン。
僕はあの「いいよ」に全てがつまってたと思う。
みんな聴いて欲しい。
すごい優しい声してるの。
シャオヘイが「正しい方の味方」と言うのも、
姉弟子を守ろうとする子になったのも、
旅客機一機分の人間を囮にした(命を利用した)のを「悪い」と判断出来る子になったのも、
无限と過ごした時間が満たされて豊かなものだったからだと思う。(そしてそれはこれからも続く)
優しさってどこからくるの。という話だと思った。
僕は。
そんでもって、
旅客機、
戦争、
爆撃、ドローン、ミサイル(軍用武器に詳しく無いから名前がよくわからないけど无限を攻撃してた武器色々)、
軍事基地、
どうしたってガザやツインタワー、ウクライナとかさ、昨今の戦争と名のつくものやそのきっかけを思い出してしまった。
日本だって改憲しようって政治家の人達がいて(戦争に参加しやすくしようとしてる様子で)、
ひとごとじゃない。
こんな事が本当に起こるかも、起こってる場所があるんだよな、とか。
それで現実には无限がいないんだ、とか。
ルーイエは戦争が起こったら妖精につく、って言ったけど、
戦争が起こらない為にリンヤオを倒したわけで。
戦争起こって欲しくない。
ってすごく思った。
これからの未来があるシャオヘイみたいな子ども達に、
戦争の無い未来を渡したい。
ってすごく思った。
すごく良い映画だな、って思いました。
最後ダーッて泣いてしまって、
パンフレット買う時レジのお兄さんに心配そうな顔をさせてしまった。すみません。
シャオヘイがね、无限師匠と暮らしてて、これからも暮らしていくんだっていうのが嬉しかった。
リンヤオにさ、戦争しないで豊かになるとこ見せてやろうぜ。って思ったよ。
あと、アクションシーンがこれでもかとカッコよくて、沢山あってすごい良かったです!大満足‼︎
壁走ったり屋根走ったり空中戦があったり鉄工所の鉄を武器使用したり!オープニングも良かった…
それぞれのアクションシーン、どれもかっこよかったです!贅沢だった〜‼︎✨
あ、あとメインキャラクターのルーイエが、かっこいい女性で良かったです。さみしさと優しさと強さと自立の力を感じて良かった。
全28件中、1~20件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。













