「吹き替え版も観るべきか考え中。」羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 TRINITY:The Righthanded Devilさんの映画レビュー(感想・評価)
吹き替え版も観るべきか考え中。
中国発人気アニメの劇場版二作目。
字幕版で観たのは固有名詞とかどんな漢字を使っているか知りたかったから。でも、無限だけはやっぱり音読みだったんですね。
日本の漫画やアニメだと鬼でも怪人でも異質な存在はやたらと排除したがるが、中国のは人間と妖精が共生する設定の作品がいくつかあり、その世界観が何だかちょっと羨ましい。
それでも相互不信から悲劇が生まれることを描いた本作。
人間側が妖精の館を襲撃する動機がやや説明不足だが、些細な理由からでも戦争が起こり得る現実の寓意と捉えるべきなのかも。
前作のキュウ爺のセリフで無限が弟子をとるのは百年振りと言っていたので、その時の弟子が本作の鹿野(ルーイエ)ということになる。
彼女が元の師匠の命を奪われた百年前の戦争が何なのか詮索したくなるが、人間はひっきりなしに戦争してるので、考えてもしょうがないか。
小黒の声が一作目で観た日本語吹き替えより幼い感じだが、見た目がせいぜい4、5歳なので、こっちが正解?
アクションシーンがスピーディー過ぎてちょっと着いて行けなかった部分も。
一作目見た時は意味分かんなかったヘイシュウが、今回も意外なかたちで活躍。
寒波迫り小雨も降る中、字幕版でもわりと客入ってたけど、劇場の室温が低すぎたのが残念。情報番組等で夜は冷え込みが厳しいって言ってたのに…。
■追記■
吹き替え版も見てきました(11/23 MOVIX京都)。
字幕版を見たT・ジョイはポストカードだったけど、吹き替え版を見たMOVIXでは缶バッジ貰えた♡
キュウ爺の吹き替えを担当してたチョーさんの声に張りがなかったのが気になる。
お体に気をつけて、これからもご活躍が続くことを期待しています。
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