「可愛い、もどかしい」羅小黒戦記2 ぼくらが望む未来 えふいーねこさんの映画レビュー(感想・評価)
可愛い、もどかしい
満を持して、公開日にシネコン直行。
オープニングは、シャオヘイらしからぬ…いや、「戦記」らしい、のかな?
前作の牧歌的雰囲気とはかなり違う。
とはいえムゲンとシャオヘイの修行ライフはかなりほのぼの。可愛いシャオヘイの視点から見た「新しい場所」はいつも新鮮で、その楽しさは全編通して続く。
ムゲン師匠、人間には人気あったり、意外と情弱だったり、ゲームもすぐ上達したりと今回あまりバタバタしない。その分弟子たちがんばる。
シャオヘイの姉弟子ルーイエ、急に保護猫を預っても淡々としてて、超クールで出来るお姉さん。きょうだい弟子でニセ師匠の謎を追う、探偵ものみたいな展開で、館をあっちこっちするのも目に楽しい。
今回、MCUぽいといいうか、若木(ルオムー)というスーパー物質がワカンダのヴィブラニウムみたいで、強さのインフレが起きちゃってるのもスーパーヒーローもの的かな、と。
超絶アクションは健在、特に飛行機乗ると言った時から落ちるんだろうな〜と予想はついたけど、いやもう、MCUでもミッションインポッシブルでも見たことない墜落アクションでした、手に汗握った〜✊️
食べものがいちいち美味そう、とか
館長は長老じゃないのね、そいでパンさんていうのね?とか、カンセンくん出なくてちょっとショボン、とか甲乙コンビががんばるモブ感あってとてもよかった、とか色々楽しかったのですが、見終わってのトータルの感想は「2作目やっぱむつかしいな」でした。
不満とは言わないけど期待してたものと少し違ったかな〜なんか、ターミネーター2見た時のもどかしさを思いだしてました。スケールが広がり派手さは増しても、1作目のシンプルさ純粋さにはやっぱ敵わないとこがある。
執行人たちがそれぞれ面白そうで、いっぱい出てくるけどほとんど出て来るだけだったので、それももどかしかった。そこ、そこ見せてちょうだいよ〜!という気持ちになりました。
ナタさま大活躍はよかったんだけどな〜
ムゲンがチートすぎてクライマックスがブツっと終わったのも、ちょっと消化不良な感じ。
あと、シャオヘイのネコ姿をもうちょっと見たかった(猫姿で「防寒」は笑った)
不満言いましたが期待してるとこ多いからです、館に次々飛ぶ場面で世界観の広がり凄いな、もっと見たいなと思いましたし。うー、もどかしい。まだまだ見足りなかった。もう次が見たい。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
