「子どもたちの疾走感がハンパない」ふつうの子ども ONIさんの映画レビュー(感想・評価)
子どもたちの疾走感がハンパない
のっけから地球温暖化の話でまったく何の話か知らなかったけど、なるほど現代の子どものちょっと上をいく同級生ネタはそれか、となり、あとは子どもたちの冒険だった。
内容もキャストもそれを捉える演出もカメラも音楽もすべてがピタッと掛け算されていて素晴らしい。こんなにもイキイキと現代の少年少女の日々、それだけでなく親たちの日々を見れる喜びをありがとう、みたいな気持ちになる。子どもが主役だと当然ながらオーディションなのだろうからいい子たちが出てきます。
とにかく興味のあるものに動く、走る、それを追う、というアクションが楽しい。そして終盤に出てくる瀧内公美の己の役割を熟知しているかき回しっぷりの面白さ。愛すべき小品。
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