「瀧内公美の存在感」ふつうの子ども クロレッツさんの映画レビュー(感想・評価)
瀧内公美の存在感
なかなか撮れない作品だと思いました。
恐らく呉美保監督だから撮れたのではないでしょうか。
徹底して今どきの小学生目線にこだわって撮っているのがヒシヒシと伝わってきます。
なんとか腐心して撮れるものではないように思えました。
そして脚本もよく出来ています。
特に終盤の大人による責任追求の場面でも『小学生ならこんな感じだよね』というのがよく描けています。
キャスティングも見事で三宅心愛の母親役に瀧内公美がスクリーンに登場した時は思わず『ずるいな~』と驚いてしまいました。
見事そのシーンを瀧内公美が全て持って行ってしまった!また、嶋田鉄太の母親役の蒼井優との対比がとても面白かったです。
でも、なぜこんなに上映館数が少ないのでしょうか?
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